平成20年度第3回柏市開発審査会

1 開催日時

平成20年9月3日(水曜日) 午後2時00分~午後3時15分

2 開催場所

柏市五丁目10番1号

柏市役所第2庁舎5階第3委員会室

3 出席者

(開発審査会委員)

小野会長、保田職務代理者、芦部委員、清家委員、伊藤委員

(事務局)

日暮部長、猪野宅地課長、谷口宅地課副参事、横山宅地課主幹、松田宅地課副主幹、荒木宅地課副主幹、大竹宅地課主査

4 議題

(1) 議案番号第1号 開発行為の許可について

提案基準8番 屋外施設等の付帯施設を建築する目的で行う建築行為等(資材置場管理棟)

(2) 議案番号第2号 開発行為の許可について

提案基準5番 公益的施設を建築する目的で行う開発行為(集会所)

5 議事(要旨)

(1)事務局より議案番号第1号について説明を行い、審議の結果全員一致で許可相当の結論を得た。主な質疑応答審議内容は以下のとおり。

委 員 井戸水の許可、管理について

事務局 井戸水の基準について、大規模な施設的なものは環境保全の観点から許可制度になっています。今回は小規模(ポンプの大きさ・管の口径)なため、該当となっていない。

水質について、保健所が事業者に年1回程度公的機関の水質検査をお願いしている。

委 員 県立手賀自然公園の区域内ではなかったかと思われるが。

事務局 印旛手賀自然公園の区域で、規制区域は手賀沼の土手部分までであり、区域界道路から土手までは届出の区域であるが、今回の管理棟は小規模なため届出の必要がない。(届出の対象は建物の高さ13m超えるもの、延べ面積1000平方メートルを越えるもの、土地形状変更200平方メートルを超えるもの)

委 員 柏市の開発基準で敷地内の緑化について指導はあるのか。

事務局 市街化区域に多いが、都市計画法の政令では、3000平方メートル以上の開発については一定の決まりがあるが、今回の面積では指導する範囲ではない。

委 員 今後これに類似した開発は起り得るのか。

事務局 当該手賀沼近辺は農振農用地区域が多いが、今回の申請地は農用地ではない。近隣にも数箇所外れている場所があり、開発行為が行われる可能性がある。

(2) 事務局より議案番号第2号について説明を行い、審議の結果全員一致で許可相当の結論を得た。主な質疑応答審議内容は以下のとおり

委 員 当該調整区域の線引きについて及び当該調整区域は公共公益施設が多いが、このように市街化区域に近接した小学校・病院等で下水道が整備されていないことについて。

事務局 昭和45年7月の線引き当時、申請地周辺は、山林や農地等が多く存在していたことから市街化調整区域になったと担当部署から聞いている。下水道整備について、市内86%まで完了しており市街化区域を優先に整備し、いずれ調整区域も整備していく予定です。

委 員 下水道の全体計画区域に入っているか。道路に本管が入っていれば調整区域でも下水道区域外流入として使用できるのでは。

事務局 旧柏市域は全体計画に入っており、市街化区域について、事業認可を取り進めています。幹線については全域整備完了。ただし、調整区域については90%を超えなければ事業認可を取れない。区域外流入については、千葉県の基準があり、隣接地のみ一定のルールの中で可能。

委 員 どういう地域にしていくか計画がないまま、公共公益施設が立地してしまった、当該区域の開発についてどのように考えるのか。

事務局 提案基準5(1)の充足性 これについては、担当課からも立地場所も公益性の観点から止むを得ない旨、書面が提出されております。

6 傍聴

傍聴者 0人