平成21年度第1回柏市緑の基本計画策定委員会会議録
1 開催日時
平成21年4月10日(金曜日) 午前10時~正午
2 開催場所
介護予防センターいきいきプラザ研究室(1)
3 出席者
(委員)
阿久津委員、大久保委員、落合委員、海保委員、木村委員、郡司委員、小林(辰)委員、日野原委員、広瀬委員、森委員、森市委員、山本委員、横張委員
(事務局)
公園緑政課:課長 南條、副参事 岡田、副参事 古賀、主幹 酒井、副主幹 今井、田村、吉岡、小池、細江
公園管理課:課長 奥山
財団法人みどりの基金:事務局長 寺田
株式会社LAU公共施設研究所:牧野、渡辺
東京大学大学院:宮本・古木
4 内容
(1)柏市緑の基本計画(案)について
5 議事(要旨)
(1)基本計画(案)について
委員) ページ数のずれがある。○ページ参照というのが2ページずれている。また、施策の名称に「~の支援」「~の創設」など、言い切り型のものと、「~の検討」となっているものもある。その違いはなんなのか。
事務局) まだ実現性が薄く検討段階のものは正直に「検討」と記載した。将来の可能性として載せているものもあるので、本文の中でグラデーションをつけている。
委員長) 法制度なども「やる」「たぶんやる」「やりたい」という読み方があるようである。
委員) 長期的とはどのくらいの期間をいうのか。
事務局) 10年を目安と考えている。
委員) この計画は約20年という長い期間をかけて推進する中で、「検討する」という表現はなるべく避けてほしい。また、「施策68 トラスト運動を支援する仕組みづくり」では、トラスト運動の定義と今の法律の不備のことしか書いていない。施策名のとおり市民のトラスト運動に対する市の支援の具体的な内容がほしい。今後の課題であるのかもしれないが、市が市民の基金を受け入れる体制や今あるみどりの基金の3つの関係がわかりにくい。
事務局) 施策68では、トラスト運動の定義が人によってばらばらなので、定義をはっきりさせ問題提起を含めて載せている。トラスト運動については国の法制度が整っておらず仕組みを作ることが難しいため、今後の課題としたい。また、今の柏市みどりの基金は、緑化の推進も行っているので、土地を買い取ることだけを業務としているわけではない。今は土地取得のための寄付金については都市整備基金に入っており、緑地の買取に特化した基金がないということを課題として載せている。
委員) 3つのことを指摘したい。1つ目は言葉使いが気になる。実施するのか分からないのがたくさんある。2つ目は3つの目標の関係で、図中の矢印が何を意味するのか分かりづらい。3つ目は、宿連寺湧水の写真が掲載されているがこの湧水は大変汚い。それを写真として載せる必要があるのか。
事務局) 3つの目標の関係はどう見るかによっていいろいろな見方が出来る。ソフトとハードがあるので、それを1つにするのは難しくこのような形になった。木が育っていくのにひっかけた。見る人によってとらえ方が変わってしまうので再考したい。
委員) 裸地とは何か。
事務局) 区画整理地内等の用途改変中の土地、耕作放棄地などを含めて裸地といっている。開発中の所が北部にあるので、裸地の割合が増えている。P114には裸地の説明を入れている。
委員) 裸地にはグラウンド・耕作放棄地・荒地・造成途中と様々な種類のものが入っているので、「裸地・荒地」のような表現にしたらどうか。
委員) P16にも P115の緑地現況図等の元データの日付や※を円グラフに入れて説明を加えた方がよいのではないか。
委員) 「再掲」と記載されている施策で、参照ページがあるものとないものがある。記載されている位置が左に寄っているので、どれが再掲でどれが再掲でないか分かりづらい。また、P87などに施策75の「パターン3参照」など、何のことかよくわからないので、最初の方に読み方があるとよいのではないか。初めて手に取った方が読みやすいようにして欲しい。
事務局) 検討したい。
委員) P3の都市計画マスタープランは、策定年次を記載すべきである。また、P126の広域からの課題はタイトルが課題となっているが文章では何が課題なのかがよくわからない。何が課題なのか分かるようにしたほうが良い。
事務局) これは位置づけについて記載したものなので、書き方は修正したい。
委員) P128の文中で「河川が冷涼な風の通り道となります」と言い切るのではなくぼやかした方がよいのではないか。P129の図にもあるように、風の通り道のイメージであると思うので、表現方法を修正したほうがよいのではないか。
事務局) 「通り道となることが期待されます」といった表現になるように検討したい。
委員) 総合的な緑地の評価は、総合点によるランク付けなのか。そうであれば点数を教えてほしい。
事務局) 資料は今持ち合わせていないが、これらは合計点によるランク付けである。計画書の中に記載するようにしたい。
6 傍聴
傍聴者 なし