平成30年度第3回柏市産業振興会議会議録

1 開催日時

平成31年1月10日(木曜日)午前10時から正午

2 開催場所

柏市役所 本庁舎3階 庁議室

3 出席者

(1)委員

森委員(会長)、吉田委員(副会長)、荒木委員、石戸委員、後藤委員、染谷委員、小澤委員、中屋委員、原田委員、藤井委員、伏野委員

(2)市・事務局

染谷経済産業部長、小島商工振興課長、他3名

4 傍聴者

0人

5 会長及び副会長選出

柏市産業振興基本条例施行規則第3条第1項に基づき、委員の互選によって、会長に森委員、副会長に吉田委員が選出された。

6 議題

 柏市産業振興戦略ビジョンの策定について

7 配布資料

01第2回産業振興会議_次第(PDF形式 49キロバイト)

02前回会議指摘事項と対応(案)(PDF形式 282キロバイト)

03柏市産業振興戦略ビジョン案(PDF形式 8,664キロバイト)

04柏市産業振興戦略ビジョン案当日配布資料(p.33-34部分)(PDF形式 649キロバイト)

8 議事要旨(主な意見)

  • AI研究拠点の本格稼働について、本ビジョンにおいて、今後5年間に何が起こるのかというところを書き込んだほうが良い。AIで止まるのではなく、東京大学のイノベーションコリドー構想、国立がん研究センターの医工連携事業等、関係機関が今後5年間に何をやろうとしているのかというところを入れると、この時期の魅力が動態的に理解されるのではないか。そうした中で、柏市としてどういうことに取り組んでいくのかということを示すと深掘りができる。また、これらの動きをいかに地元の企業に還元していくかといった発想が必要ではないか。
  • 柏セントラルグランドデザインや柏の葉キャンパス新産業創造ビジョンについて、本ビジョンとどういう位置関係にあるのか整理が必要である。
  • 先端技術の導入にあたって人材育成をするというイメージが出てくるとよい。人材育成分野の記載を見ると、就労支援や事業の継続性が主であるため、新しい技術を市内事業者によく知ってもらうための講習会の開催等の記載があるとより良い。
  • 人材育成について、創業支援が主となっているが、既存の産業、ものづくりとか農業においてAIを導入して若い人も関心を持ちやすい状況ができてくる中で、それをどう若い人たちに伝えていくかが重要であり、それをバックアップするような施策があると良い。
  • 目標3.の雇用者数はどんなことをイメージしているのか分かりづらいが、就労支援とかシルバー人材センターで新たに就労した人の数、新しいフローの部分だけを捉えようとしているのか、それともストックで全体の就労者数、柏で働く人が増えているのかいないのかが見える数値にするのか、その辺りのことは考える必要がある。
  • 3つの目標と戦略の関係性、どの目標にどの戦略にぶら下がっているのかというのを明確にすると良い。また、36ページ以降に書いてある事業を実施することで何の数値が上がるのかというのがこの指標の部分に出てくると、事業の評価がしっかりできることになると思う。
  • できれば今までやってきた事業に加え、今後ますます重要な課題である女性やシニア層が働きやすい環境や機会の創出というのをもう少し追加してほしい。AI技術等の進展だけでなく、高齢者や女性にも働きやすい環境や機会を整備し、いろんなところで活躍していただくといった視点が入ると良い。
  • インキュベーションマネージャーをはじめ、一般の方に分かりづらい用語が多いため、わかりやすい説明が必要である。