平成29年度第2回柏市産業振興会議会議録
平成29年度 第2回 柏市産業振興会議 会議録
1 開催日時
平成30年2月20日(火曜日)午前10時~正午
2 開催場所
柏市役所 本庁舎5階 第5・6委員会室
3 出席者
(1)委員
荒木委員、石澤委員、石戸委員、後藤委員、染谷委員、中田委員(会長)、中屋委員、原田委員、伏野委員、吉田委員(副会長)(10人/14人)
(2)市・事務局
染谷経済産業部長、村越経済産業部次長、小島商工振興課長、他6名
4 傍聴者
1人
5 議題(柏市産業振興戦略ビジョンの策定について)
- 前回議事内容の確認
- 柏市産業振興戦略ビジョン策定までの流れについて
- 目次案の検討
6 配布資料
04_次年度以降の産業振興会議の流れについて(PDF形式 19キロバイト)
05_柏市産業振興戦略ビジョンの目次案(PDF形式 29キロバイト)
06_参考1_前回議事録まとめ(PDF形式 805キロバイト)
7 議事要旨(主な意見)
- 沼南地区は多くが調整区域であり、農商工連携や第6次産業を進めるような地区にするのが望ましい。
- 柏の葉の特徴として、企業誘致するための大学や研究所との連携、千葉県と柏市で地域未来投資促進法に係る基本計画等、インフラが整っていると思う。
- AI・IoT、医工連携、観光、農業でのプロジェクトを立ち上げ、企業間で連携し、補助金をつけ、企業を大きく成長させる等、環境に合わせた、また、強みを活かした方策をとるのがいいのではないか。
- ドローンで稲の成長状況を把握し、追肥を成長状況にあわせて調整しながら撒いていくという試験を行っている。また、ロボットトラクターを1人で4台動かそうという試験も行っている。しかし、農家の人が実用化できるかというとまだ先だと思う。
- 柏の農業は、生産地であり消費地であるという地の利を活用していくことが大事だと思う。
- 柏市は、地域特性がそれぞれにあり、現状と課題を語るにあたって、地域ごとの分析が入っているといいのではないかと思う。
- AIを柏の葉だけで終わらせるのではなく、農業や観光に活かし、地域横断的な話が分野ごとの分析で出てくると思う。
- 中心市街地の活性化について、柏駅周辺のグランドデザインとの関連というのも考えていく必要があると思う。
- 中心市街地の課題として、来街者の吸引力が減っていることは商業調査で出ているが、そのことに対する対策を組み込んでいくことも重要である。
- 人手不足については、生産性の向上が問題解決の1つであると思う。
- 事業を継続していくだけではなく、新しい分野への進出や、新しく創業していく人を育てていくことを行うといいのではないか。
- いかに産学官を結び付けていくか、また、その連携を誰がどのようにして結び付けていくかが大事。
- 観光について、公共交通機関で行けるのか等、施設を作るだけではなく、そこへ行く方法を確立することも重要であると思う。
- AIの街としていくということを前提としていくのならば、AI×○○というところを具体的に示していくことで街が発展していくと思う。
- 駅前に人が増えて活気が出ることはいいことだと思うが、駅から離れた戸建が空き家になっていることも考えなければならないと思う。
- 今後労働力が足りなくなれば、外国人労働者も必要となってくると思う。
- 後継者をどのように育てていくかは、全ての産業で課題となってくるかと思う。
- AI・IoTを柏で行うと利便性が高いと思えるような街をつくるのがいいのではないかと思う。
- データを街や人から取るなど、様々な方法でデータ収集を行い、AIによる解析価値を見出すことが必要。また、そのデータを提供する仕組みを街でできると柏市にAIセンターがある意義が出てくると思う。
- 最終的には、AI・IoTを活用する企業を増やしていくことが1つの目標になってくるのでないかと思う。