平成29年度第1回柏市産業振興会議会議録
平成29年度 第1回 柏市産業振興会議 会議録
1 開催日時
平成29年11月22日(水曜日)午前10時~正午
2 開催場所
柏市役所 本庁舎5階 第5・6委員会室
3 出席者
(1)委員
荒木委員、石澤委員、石戸委員、後藤委員、染谷委員、中田委員(会長)、中屋委員、原田委員、坂内委員、藤井委員、伏野委員、吉田委員(副会長)(12人/14人)
(2)市・事務局
染谷経済産業部長、村越経済産業部次長、小島商工振興課長、他11名
4 傍聴者
なし
5 議題(柏市産業振興戦略プランの改訂について)
- 「柏市産業振興戦略プラン」の概要
- 関連計画の概要
- 関連計画と新ビジョンの位置づけ
- 新ビジョンの策定スケジュール
6 配布資料
03_資料1_柏市産業振興戦略プラン(PDF形式 7,280キロバイト)
04_資料2_柏市産業構造分析調査報告書(PDF形式 9,265キロバイト)
05_資料3_柏市商業実態調査報告書(PDF形式 2,309キロバイト)
06_資料4_柏市観光基本計画(概要版)(PDF形式 920キロバイト)
07_資料5_柏市都市農業活性化計画(PDF形式 4,420キロバイト)
08_資料6_柏市公設市場経営展望(概要版)(PDF形式 2,134キロバイト)
09_資料7_柏市産業振興ビジョンの位置付け(PDF形式 130キロバイト)
10_参考1_柏市商業実態調査(PDF形式 1,800キロバイト)
11_参考2_柏市観光基本計画(PDF形式 1,431キロバイト)
12_参考3_地域未来投資促進法に基づく柏市の地域経済牽引事業計画(PDF形式 609キロバイト)
7 柏市経済産業部長挨拶(要旨)
旧「産業振興戦略プラン」策定後、国によるAI研究開発拠点の建設決定や、大型商業施設の進出と撤退、また手賀沼を地域資源とする農商工連携の取り組みなど、注目、検討すべき題材が目白押しとなっている。今、こうした社会情勢の変化を受け止め、現状分析のみならず、本市産業の将来像を描く見取り図として、旧「産業振興戦略プラン」を改訂し、新たに「産業振興ビジョン」を策定する時を迎えた。
8 議事要旨(主な意見)
- 観光、商業、工業、農業と、いろいろな分野から「産業振興ビジョン」を検討するということは非常に良い。
- 柏の資産である農業や観光や市場等、あらゆる分野のコンテンツが一緒に「産業振興ビジョン」を考えるという視点は、非常にすばらしい。
- これからは商業や農業、単独では考えられない時代である。6次産業という言葉は、1+2+3では無く、1×2×3であり、3つの産業が融合していかなければならない。
- 柏市の施策について、各課をいかに連携させるかが重要である。
- 子供達が将来安心して暮らせるような、働けるような街づくりの「ビジョン」を明確にして頂きたい。
- 交通アクセスの問題として、どのように人が動いていくか、どのように動けるようになるか、という視点で検討頂きたい。
- 新分野に進出するに当たって、何をすればよいか「ビジョン」の中に盛り込んで頂ければ良い。
- 今後、人口が減るので、属人的な仕事が出来なくなる。また、高齢化によって経験値がない人が仕事に就く場合、ネットワークの中で連携してみるのが一番良いと感じている。
- 出来るだけ地元企業とのネットワークを構築して頂きたい。
- 自社だけでは出来ないことは、ネットワークを活用する必要があると感じた。
- 柏エリアに、どのような技術や製品があるか、内容がわかるような媒体があれば良い。
- 経験の無い若い方は、農業を知らない。しかしAI技術を機械に応用すれば、誰でも米作りができるということになる。
- 農業も非常に大事なコンテンツ。それを活かす為の文脈を作らなければならない。つまり、センスをもって街づくりを行うことが大事である。
- 都市近郊で、商業、工業、住宅地に恵まれた柏市が、農業にも一生懸命取り組んでいる姿勢は、外から見ても良いイメージがある。
- AI拠点は柏の葉に出来るが、単独で何かが出来る訳では無い。AI技術を柏市全体で実証実験し、コンテンツを提供していく必要がある。
- AI拠点が出来るので、研究だけでなく、技術を利用した農業や工業など、色々な分野に採用していければ、柏にとって1つのブランドになるのではないか。
- AIやIoTの取り組みは、ものづくりの現場だけではなく、観光についても応用の利くところだと思う。
- 全ての産業に、観光は結びつくと思う。