平成28年度第1回柏市産業振興会議会議録
平成28年度第1回柏市産業振興会議会議録
1 開催日時
平成28年12月19日(月曜日)午前10時~正午
2 開催場所
柏市役所 別館4階 第5会議室
3 出席者
(1)委員
荒木委員、石澤委員、石戸委員、後藤委員、染谷委員、高野山委員、中田委員(会長)、中屋委員、原田委員、坂内委員、藤井委員、伏野委員、吉田委員(副会長)(13人/14人)
(2)市・事務局
平島経済産業部長、染谷経済産業部次長、小島商工振興課長、他4名
4 傍聴者
なし
5 議題(柏市産業構造分析調査)
- 調査趣旨および調査手法について
- 国内における産業動向
- 海外における産業動向
- 市内における産業動向
- 統計データに基づく市内における産業構造(中間報告)
- 調査の進捗(まとめ)
6 配布資料
03_資料1 調査趣旨および調査手法について(PDF形式 953キロバイト)
04_資料2 国内における産業動向(PDF形式 4,501キロバイト)
05_資料3 海外における産業動向(PDF形式 1,000キロバイト)
06_資料4 市内における産業動向(PDF形式 2,026キロバイト)
07_資料5 統計データに基づく市内における産業構造(PDF形式 1,211キロバイト)
08_資料6 調査の進捗(まとめ)(PDF形式 539キロバイト)
7 議事要旨
(1)柏市経済産業部長挨拶
柏市では今年度から第5次総合計画をスタートさせました。市内産業の目指すべき方向性の1つとして、魅力ある産業が活躍するまちづくりが掲げられております。魅力的な産業・事業所の育成、あるいは、付加価値の高い企業の戦略的な誘致を目標として、これらを進めるために、現状を捉え、どういう方向に進んでいったらいいのかを、今年度3月までの主なテーマとして掲げています。次年度以降は、商業に至るまでの一次、二次、三次産業を含めた幅広のビジョン、方向性を出してまいります。
(2)会長・副会長の選出
「柏市産業振興会議設置要領」第3条第1項の規定に基づき、委員の互選によって、会長には中田委員、副会長には吉田委員が選出された。
(3)配布資料の説明
事務局より資料を用いて「柏市産業構造分析調査」の趣旨及び市内外の産業動向について説明を行った。
(4)主な意見
- 企業を対象としたアンケートは、マイナス要因(事業上の障壁など)をしっかり書いてもらえれば、今後は他の企業に(参考として)展開できると思う。
- AI(人工知能)産業によって、どんな生活ができて、私たち一般市民にとってどんなメリットがあるか、暮らしはどのように変わるのか。
- (IT、IoTの活用について)中小企業のものづくり現場としては、上流から我々の下流に来るまでは時間的なずれがあり、まだそこまで行っていないというのが実情である。
- 明るい話題(柏市を取り巻く産業動向)がこれだけ増えていることは事実なので、もう少し具体的にポイントが分かるようになると、もっと取り組みやすいと思う。
- 製造業が柏市の主力の産業であることと同時に、10年間で事業所数、従業員数が大きく減少とあるが、この理由が非常に大事なのではないかと思う。どういう社会的な産業の変化によってお客さんが減っているのかというところが解明されると、取り組むべき成長分野、あるいは誘致する産業につながると思う。
- これから日本は人口が減ってくる。柏はまだ十数年増えていくということだが、事業所数、従業員数が減ってきている。柏の産業は攻めていくのか、守っていくのか、現状維持したいのか、もっと伸ばしていきたいのかをしっかり出して、いろいろなことを考えていかなくてはいけない。
- 工業の場合はかなり広域で考えていかないといけないと思う。商工団体さんも連携して動いていこうという動きがある。時間的な制約はあると思うが、柏市だけではなく、周りを取り巻くほかの市を、あるときは競争相手、あるいは連携相手として見たうえで、柏市がどう動いていったらいいのかという視点も加わるといいと思う。
- 大阪の堺市は「自転車のまち」として知名度を上げて広めている。例えば、柏を「IoTのまち」「AIのまち」にすることができれば、当然それに必要な企業が集まってくると思う。企業が集まってくれば、人が集まってくる。「こういうまちにしたいから、こういう研究開発をする」「こういう研究開発をするにあたって、こういう要素技術が必要」「だから、既存の企業さんの中でも、こういった技術が役立てる」というストーリーがつくれると、非常にいいと思う。
- (医療分野では)創薬を中心とした地域連携が、柏市の強みという位置付けにあると考えている。
- 農業関係の企業が集まって柏でいろいろやっている。(GPSやロボット、ドローン)そういう技術が入ることでいい作業ができるようになる。自分は40年やって米づくりを覚えたけれども、これからの農業は、若い人たちが1年2年で同じことができるようになる。それが、これからの農業にとって1つ大きなものとなる。
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