柏市勤労会館運営協議会会議録 平成15年11月14日

1 開催日時

平成15年11月14日(金曜)   午後2時00分~午後3時10分

2 開催場所

柏市柏下66-1   柏市勤労会館 研修室

3 出席者

(委員)

宮崎会長、坂井副会長、小嶋委員、宍戸委員、鷹取委員、龍興委員、中山委員及び茂手木委員

(事務局)

根本経済部参事兼商工課長、、青山商工課主幹(商業振興・労政統括リーダー)、渋谷商工課副主幹(商業振興・労政担当リーダー)及び牧野商工課副主幹、野戸商工課主事

4 議題

(1) 「平成15年度前期利用状況」に関する報告
(2) 「平成15年度前期事業実施」に関する報告
(3) 「平成16年度事業計画(案)」に関する協議
(4) その他

ア 使用料の見直しについて
イ 事業所について(「営利目的」の解釈)

5 議事(要旨)

(1) 平成15年度前期の利用状況・事業実績について事務局から報告を行った。主な質疑等は、次のとおり。

【委員から】 今年度事業、英会話講座で当日キャンセルの方は場所が不満だったとのことだが、申し込む時点で場所がわからなかったのか。

【事務局から】 広報に「場所」は明記してあるが、当日まで調べなかったのだろう。他にも当日になって電話を頂くことも多い。返信葉書きにスペースがある場合、会館の地図を入れるようにしてみた。

【委員から】 申込者が多い講座での無断欠席は惜しい。受講者が決定された後、再度、受講の意思があるかどうかを電話で確認する一手間をとり、無駄のないようにしてはどうか。

【事務局から】 検討したい。

【委員から】 柏駅からのバス路線が出来たので、利用も便利になると思われるが。

【事務局から】 終バスが5時台なので、夜間の講座受講の場合は使用できない。問題の英会話講座は勤労者の受講を考えているので、7時半スタートのものだった。

【委員から】 応募が少ない講座があることには、会館の名前が硬いことも関係があるのではないか。「さわやかワークのだ」のような愛称など公募しては。

【事務局から】 会館周辺を福祉関係で整備する計画もあり、施設名がまぎらわしくなっていくことも考えられるので、その機会にでも検討したい。

【委員から】 会館フェンスの看板も一階の保健センターしか出ていない。また、北柏駅から会館に向かう交差点にも、他の市の施設は案内があるのに、勤労会館はない。利用しない人であっても、日ごろからアピールしその名称に馴染んでもらうことも必要。

【事務局から】 周辺整備と同期ということになるかもしれないが、看板設置部署を確認する。

【委員から】 応募が少ない講座の定員を減らし、希望者が多い講座にその費用を回せないのか。

【事務局から】 費用効果を考える御意図はわかるが、一講座あたりの単価なので、委託料は変わらない。

【委員から】 就職支援講座で、中高年と女性を分ける理由は。

【事務局から】 リストラ・定年等で仕事を辞めた方と、家庭の事情で辞めることの多い女性とでは環境整備・意識改革等のアプローチに差があるため、別々に企画している。

【会長】 看板など、できる範囲で改善を図っていって欲しい。

(2) 平成16年度の事業計画(案)について事務局から説明を行った。主な協議内容は、次のとおり。

【委員から】 経理(2)は予算的に難しいのか。

【事務局から】 まだ予算は要求段階。全体で一割減を担当から言われているので、場合によっては削減対象となるかもしれない。

【委員から】 CADは市で行うものとしては、専門的にすぎないか。

【事務局から】 Windowsのフリーソフトが開発されたということなので、そちらで出来る初歩的なものを考えている。

【委員から】 工業専門校では行っていないのか。そちらは有料か。

【委員(柏地区職業訓練協会選出)から】 専門校は週2回、半年で実施し、パースが描けるところまで学ぶ講座を実施している。会館で興味を持っていただいた方に、次の段階として薦めていただければありがたい。

【会長から】 そのような連携をとっていければ、それが一番良いこと。それでは、承認ということで、事務局にはこのように進めていただきたい。

(3) 会館使用料を設定してから3年目になるため、過去の利用状況・事業実績及び算出根拠等について事務局から報告を行った。主な協議等は、次のとおり。

【事務局から】 利用状況はほぼ横這い、積算根拠となっている管理料等も同額であることから、利用料は据え置きたいと考える。なお、同時期に利用料が設定された近隣センターでも、見直しの予定はないと聞いている。

【会長から】 委員意見も特に無いようなので、据え置きを承認したい。(委員、承認)

(4) 事業所による面接会利用について、今後、利用を許可していきたい旨、事務局から説明を行った。主な協議等は、次のとおり。

【事務局から】 会館利用を許可しない利用目的として、販売行為等を除くために、事業所による不特定多数の参加者を受け入れる事業をお断りしており、その中に「面接会利用」を内部運用で含めてきたが、事業所からの問合せも多く市民の雇用促進に繋がるものなので、今後、利用を許可していきたい。

【委員から】 以前、利用していた際に不適切なのではないかと思える団体を見かけたこともあった。基本的なチェックはどこでしているのか。

【事務局から】 使用申請の際に、目的を詳しく書いていただくなどしている。また、疑問がある場合は管理人が質したり、市に連絡が入り現地確認をしたりしている。

【委員から】 仕事をしたい人と企業を結びつけることは良いことだとは思うが、チェックはしっかりしていってほしい。

【会長から】 面接と展示・販売とは同じレベルでは考えられないだろう。基本的には面接利用にもお貸しするということで、稼働率を上げていって欲しい。(委員、承認)

(5) 事務局から、健康増進法の施行を受けて9月1日から勤労会館内を分煙から禁煙としたこと、また、7月15日から就労支援サイト「わくわくかしわ」を立ち上げたので利用して欲しい旨の報告を行った。

6 傍聴

(1) 傍聴者    1人

7 次回開催日時(予定)

平成16年5月頃 詳細未定