令和2年度第1回柏市農業振興審議会会議録 令和2年10月8日

1 開催日時

令和2年10月8日(木曜日)午後3時00分~午後4時30分

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号 柏市役所別館4階第5会議室

3 出席者

(委員)

染谷会長、湯原副会長、鏑木委員、田中委員、秋山委員、山口委員、川村委員、山﨑委員及び小池委員

(事務局)

染谷経済産業部長、伊藤農政課長、関本農政課主幹、深町農政課副主幹及び大森農政課主任

4 議題

柏市都市農業振興計画の検討状況について(報告)

5 議事(要旨)

柏市都市農業振興計画の策定について(諮問)

  事務局より配布資料に基づき、計画の策定状況及び計画案について説明を行った後、質疑・意見交換が行われた。委員から出た主な意見・質問は次のとおり。

山﨑委員 事業計画や目標達成はいつを想定しているのか。計画を進めていくうえで、会議だけでは実践できないと考える。市以外の連携や事業計画に対する予算はどう考えているか。

事務局 現状に対して令和7年度の目標値としているため、基本的には目標値を達成するため5年間進めていくこととし、来年度から進めていく予定である。費用面については、達成するため積極的に予算化していきたいと考えており、取り組みに向けて必要に応じて関係機関と協力して実施していきたいと考えている。

山﨑委員 新型コロナウイルスの影響もあると思うが、予算を確保し、実施していけるのか。

事務局 目標を達成するために、積極的に予算要望していきたいと考えている。

田中委員 柏市には色々な農業があるが、花きや畜産に関する内容や輸出に関する内容は含めないのか。

事務局 花き・畜産については、現在ほとんど含めていない。花きや畜産農家がいることは把握しているため、内容を加えるか検討していきたい。

小池委員 農業サポーターの育成とあるが、人手不足のため労働力を求めている農業者にとって、農業サポーターは実際にどれくらい戦力になるのか。農業サポーターは無給労働者を想定しているのか。市民が農業をサポートすることは、市民にとって農業の知識や理解を深める啓蒙活動にはなると思うが、人手不足で悩む農業者にとって即戦力となるのか。

事務局 農業者アンケートの中で、労働力不足が課題とされており、外国人労働者を雇用している方もいるが、新型コロナウイルスの影響で来られないなどといった問題もある。労働力不足を解消するため、今までは農業に興味がある市民に農業に携わってもらうことに取り組んでいたが、農業者側のニーズに答えることができず、ギャップが生まれていた。

 今回考えている農業サポーターとは、農業者側のニーズに対応するため、市民の中で、農業に興味を持っていることに加え、研修などの一定の知識や技術を身に付け、農業者の即戦力としてサポートできる市民を言う。今後5年間は、農業サポーターとして市民を育成する研修や農業サポーターと農業者がマッチングする仕組みを構築する。サポートの形態は、ボランティアに限らず、就労などの賃金も取れればと考えている。

 また、農業サポーターがこの取り組みを通じて新規就農者となるなどの波及効果も期待している。

染谷会長 柏市は、水田や畑があるが、特に畑が荒れてきているものや荒れていないが草刈りや耕すだけなど作付けしていないものなど見られる。そういった農地を守ること、農業者を増やす取り組みを進めてほしい。

 計画内のデータはできるだけ最新のデータを掲載・活用してもらいたい。

6 傍聴者

なし