平成27年度第5回柏市環境審議会会議録

1 開催日時

平成28年1月29日(金曜日)午前10時から午前11時55分

2 開催場所

柏市南部クリーンセンター 3階 大会議室

3 出席者

(1)委員

内山会長、村田静枝副会長、阿久津委員、野村委員、佐藤郁子委員、川瀬委員、中川委員、早川委員、川上委員、川津委員、鈴木委員、皆川委員、及び吉田委員

(2)事務局

関環境部長、山口環境部次長兼産業廃棄物対策課長、原田環境政策課長 他15名

4 議題

  1. 柏市環境基本計画の素案について

5 議事(要旨)

(1)柏市環境基本計画の素案について

事務局より、柏市環境基本計画の骨子案について説明を行った。
その際に表明された主な意見は、次のとおりである。

  • 国の方針等に基づいてこの指標値を記載しているのであれば、本計画期間は10年間であるため、そのことが分かるように注釈を記載したほうがよい。
  • 第1章6推進主体の部分では、協働のイメージも示すとよい。
  • また、第2章 第1節 4(3)にある緑の将来像とは別に、現状の緑地や湧水などが分かるような、保全の対象となる湧水や緑の現状の地図が欲しい。
  • 協働では、町会の活用を示してはどうか。市民への啓発には町会を対象とした講習会が有用と考える。
  • 小規模な事業者に対しては、横浜市のように環境マネジメントシステムの講習会も有効だと思う。
  • 本計画に掲載されている地図について、特にDIDの変遷等、凡例の判読ができないようなものがあるため、見せ方を改善してほしい。
  • 人口密度の変遷にからめて、地方創生、立地適正化等を見据えた土地利用の方向性が見えるとよい。
  • 代表的指標の現状値もあると分かりやすいのではないか。
  • 地球環境分野について、電力自由化を踏まえた取組はどう考えているのか。電力自由化をキーワードとしてほしい。
  • 小規模な組織や家庭でもPDCAに取り組むことが大切である。PDCAを促すような記述がほしい。
  • 自然環境分野の谷津田の保全について、農業従事者が高齢化してきており、今後荒れ地が増えてくると思われる。このような保全策を行う際は、地権者への説明、情報提供を十分に行ってほしい。
  • 第3章 第3節 (3)1について、荒廃といった表現が合わない場合もあるので、他の表現も検討してはどうか。
  • 開発による環境の悪化等が止められないという根本的な課題について、様々な部署による横断的な取組を盛り込むことはできないか。
  • 本計画に記載している面積の単位や、温室効果ガスの名称は統一することが望ましい。
  • 温室効果ガスの排出量の増減は、部門別の総量を比べるのではなく、一人あたりや生産額あたり等の原単位で評価されるべきである。 

6 傍聴

なし

7 次回開催日時(予定)

平成28年3月24日(木曜日) 午前10時から

8 配布資料