平成21年度第4回柏市環境審議会会議録

1 開催日時

  平成22年3月23日(火) 午後2時~3時

2 開催場所

  柏市柏五丁目10番1号 柏市役所第2庁舎5階 第5・6委員会室

3 出席者

(委員)

 内山会長、春山副会長、青柳委員、阿久津委員、佐藤委員、吉田(好)委員、河合委員、佐名木委員、平山委員、吉田(良)委員、青木委員、畔高委員、進藤委員、鈴木(勲)委員、鈴木(次)委員

(事務局)

 橋本環境部長、金子環境保全課長、中山副参事、高橋主幹、上田主事、鈴木建築指導課長、澤主幹、安井主任、青木主事

4 議題

  • (1)柏市地球温暖化防止条例の一部改正について
  • (2)その他

5 議事(要旨)

 (「・」は委員の発言、「⇒」は事務局の発言)

  別添次第に沿って、議題(1)「柏市地球温暖化防止条例の一部改正について」について事務局から説明を行った後、委員からの質問、意見があった。

 ・ライフサイクルCO2を算定する上でベースとなる建築物の耐用年数は何年くらいになるのか、

⇒建築物そのものの耐用年数は、その構造や材料および仕様、メンテナンス等によって大きく変わりますので、決められた耐用年数のもとに算定しているものではありません。なお、躯体材料の耐用年数は標準的な設計で概ね50年程度(日本住宅性能表示基準における劣化対策等級1相当)を想定しています。

 ・建築物自体に耐久性があっても、社会の変化に対応できなくなった場合、その建物は廃棄されてしまう。評価にあたっては、このような「社会的寿命」について考慮しているのか。

  ⇒CASBEEは建築物や設備自体の耐久性だけでなく、空間のゆとりや、間取りの可変性、まちなみへの貢献、防犯対策、維持メンテナンス計画等、長く使い続ける上で必要な項目を総合的に評価をします。持続可能な建築物として、社会的寿命にまで踏み込んだ評価に対応しています。

 ・P6のグラフ(規模別延床面積合計の総床面積に占める割合のグラフ)で平成18年~平成20年の平均で作成されているが、この時期は柏の葉キャンパス駅周辺の大規模な開発が絡んでおり、特異な状況だったのではないだろうか。もう少し遡っても同じような状況なのか。

⇒平成14年から調査していますが、建築確認の件数、延床面積の割合とも大きく変わりません。

 ・条例骨子第15について、届出にあたっては、○日前に提出する等の期限を設け、明記する必要があるのではないだろうか。

⇒建築物環境配慮計画書は、工事着手の21日前までに提出することで検討しています。その他、運用にあたっての細則や様式については、条例の施行規則で定める予定です。条文は基本的に、義務を課し、権利を制限する内容に限られます。

 ・延床面積2,000平方メートルとはどれくらいの規模になるのか。

⇒柏市第一庁舎の1/3程度の規模と考えていただければよいかと思います。

答申案の作成のため10分の休憩

再開後、各委員の了解を基に、柏市環境審議会から柏市長宛に答申書が提出された。

最後に、事務局から、現任期期間における環境審議会は今回で最後の予定であること及び各委員へのこれまでのお礼をした。

6 傍聴

  3名

7 次回開催日時

  未定

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【資料】