平成27年度第3回柏市環境審議会会議録

1 開催日時

平成27年10月14日(水曜日)午後3時から午後5時

2 開催場所

柏市保健所 ウェルネス柏 4階 大会議室

3 出席者

(1)委員

内山会長、村田静枝副会長、青柳委員、阿久津委員、佐藤仁志委員、佐藤郁子委員、川瀬委員、早川委員、龍門委員、川上委員、鈴木委員、村田香織委員、及び吉田委員

(2)事務局

関環境部長、山口環境部次長兼産業廃棄物対策課長、原田環境政策課長 他14名

4 議題

  1. 柏市環境基本計画改定に係る総論(現状把握、課題の抽出)のまとめ
  2. 柏市環境基本計画改定に係る施策の方向性について

5 議事(要旨)

(1)柏市環境基本計画改定に係る総論(現状把握、課題の抽出)のまとめについて

事務局より、第2回審議会の審議結果を反映した柏市環境基本計画改定に係る総論(現状把握、課題の抽出)について説明を行った。
その際に表明された主な意見は、次のとおりである。

  • 地域特性の区域分けについて、もう少し地域別の特徴を加味して分けてはどうか。
  • 人口推計について、「生産年齢人口が老年人口を支えている」という表現には、違和感があるので修正してはどうか。

(2) 柏市環境基本計画改定に係る施策の方向性について

事務局より、柏市環境基本計画改定に係る施策の方向性について説明を行った。
その際に表明された主な意見は、次のとおりである。

  • 自然環境の谷津田について、実際は田だけでなく斜面林や用水と一体的なものである。河川や水辺環境の保全も重要項目として欲しい。
  • 快適環境に関連して、熱中症の対策についても触れて欲しい。
  • 谷津田は、耕作放棄地になっているのが現状である。保全策を進めながら、それらの土地の有効的な利用も検討して欲しい。
  • 谷津田は耕作が困難な土地であることや、農業従事者の高齢化、生産物の売価価格の低下などで、現状では営農を続けていくことが難しい。農地造成しての観光農業、果樹農業も始まっていて、農家も悩んでいる。行政でも谷津田の保全に関する事業を考えてほしいので、その際は環境部署がまとめ役になっていただければと思う。
  • 地球環境について、持続可能な社会に関連して、現政府で取り入れている「強靱な」の表現が欲しい。
  • 環境教育の場の創出として、今ある里山や耕作放棄地を使って市民が中心となり、市民の力を借りて何かを作っていけないか。子どもたちといっしょに環境やまちづくりを考えていくのが重要である。
  • 事業者との協働について、一部では森の保全に、地方自治体と現地のNPOがセットになり、企業からネーミングを募り、企業の社員も参加している事例もある。柏市もそのような事業を参考にしてみてはどうか。
  • 重点プロジェクトについては、国の地方創生の補助金につながる企画ができないか。環境部署だけでなく、市全体で取り組む姿勢が望ましい。

6 傍聴

1名

7 次回開催日時(予定)

平成27年12月24日(木曜日) 午前10時から

8 配布資料