平成23年度第2回不法投棄対策協議会会議録

1 開催日時

平成24年2月17日(金曜日)午前9時30分から10時20分まで

2 開催場所

柏市役所第3委員会室(本庁舎5階)

3 出席者

〔委員〕
湯浅委員、山下委員、金子委員、染谷委員、石橋委員、相澤委員、本田委員、桑原委員、往田委員、岩城委員、中野委員、戸塚委員、 (12名出席)

〔事務局〕
環境サービス課:渋谷課長、鹿倉副参事、座間副主幹、川村副主幹、飯塚主事補

(傍聴者なし)

会議内容

1 議事

平成23年度不法投棄対策事業について事務局より報告後、平成24年度不法投棄対策方針(案)について協議をおこない、事務局案のとおり承認された。会議終了後、不法投棄防止カメラ移設先の視察を実施した。

 報告事項  平成23年度不法投棄対策事業について 

(事務局からの資料1)23年度事業報告(PDF形式:429KB)

【主な質疑】

委員:これまでに周囲の環境に悪影響を与える物が投棄されたことは?

事務局:防止カメラを移設した片山に多量の建築廃材が捨てられ、その中にアスベストが含まれていたことがある。これは市で処分することはできないので困っていたが、警察署の捜査により投棄者が判明し、投棄者に適正に処分させた。それ以外では、猫砂が捨てられたことがある。

委員:不法投棄される場所について、私有地や市の管理地以外、例えば、河川等の不法投棄にどう対処するか?

事務局:基本的には、その土地の管理者の責任と考えるが、不法投棄対策として、これ以降、土地管理者が防止対策を講じることを条件に、市が支援することはある。例えば、土地管理者との協働による特別回収や土地管理者が清掃した物を市が支援として処分することが考えられる。しかし、大型バイクや自動車等の場合は予算の制約もあり、市で処分することはできない。

協議事項  平成24年度不法投棄対策方針(案)について

  (事務局からの資料2)24年度不法投棄対策方針(案)(PDF形式:101KB)

【主な質疑】

委員:不法投棄対策も防止カメラを設置するなどの対策を講じてもらい、効果をあげている。

事務局:方針(案)には、とくに目新しいものはないが、効果をあげるためには、対策を継続していくことが大切だと考える。

委員:近隣市との境に捨てられているごみについて、近隣市につたえることはできるか?農家と思われるがビニールごみも多い。

事務局:情報として、近隣市との情報交換会でつたえることはできる。

委員:農家のビニールごみについては、有料で処理する体制ができているので、これからは減少すると思う。

委員:出前講座について、高校生のぽい捨てが見受けられるので、たいへん有効だと思う。これからも継続し、市から高校に講座の開催を持ちかけてはどうか。

事務局:検討していく。

【山下委員より国土交通省所管地内での不法投棄について報告】

河川敷での不法投棄について

  • 傾向として、粗大ごみが多い。各家庭から排出される物で、冷蔵庫など処分に費用を要する物が多い。
  • 発見される場所は、河川パトロール車の通路付近が多い。
  • 農地で発見された物は土地所有者に処分してもらう。国有地にある物は国が処分している。
  • 最近の傾向として、放射線に汚染された土が捨てられることがある。汚染された土は、市放射線対策室と情報交換しながら埋設処分している。
  • 不法投棄全般について、みなさんのご協力をいただきながら対策を協働していきたいと考えている。

午前10時20分閉会

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