平成24年度第1回不法投棄対策協議会会議録
1 開催日時
平成24年6月27日(水曜日)午後1時30分から3時まで
2 開催場所
柏市役所第3委員会室(本庁舎5階)
3 出席者
〔委員〕
湯浅委員、吉田委員、高屋敷委員、森田委員、染谷委員、石橋委員、石田委員、本田委員、桑原委員、往田委員、岩城委員、中野委員、戸塚委員、 (13名出席)
〔事務局〕
伊原環境部長、環境サービス課:渋谷課長、鹿倉副参事、成嶋副主幹、川村副主幹
(傍聴者なし)
会議内容
1 議事
平成24年度不法投棄対策事業計画(案)、移動式防止カメラ設置計画について協議を行ない、事務局案のとおり承認された。
協議事項1. 平成24年度不法投棄対策事業計画(案)について・協議事項2. 移動式「防止カメラ」設置計画について
(事務局からの資料1)24年度事業計画(案)(PDF形式:1,247KB)
(事務局からの資料2)移動式防止カメラ設置計画(PDF形式:926KB)
【主な質疑】
委員:我々の目の届く市街地の近くでは、粗大ごみの投棄がたしかに減っている。過去には、こんぶくろ池やウイングホール周辺に多く捨てられていたが、それもなくなった。例えば、これまで捨てていた事業者などが、心を改めて、正しく処分しているのか、それとも他の市町村に捨てられているのか、気がかりでいる。
委員:利根川の近くで水田を作っているが、車から捨てて行くのは変わっていない。
委員:テレビなどの目立つものは減っているが、ジュースの空缶などのぽい捨てごみを捨てるのは変わっていない。
委員:事業者は投棄をすると厳罰になるので減っている面があるのだろう。
委員:資料にはないが、投棄者への指導・勧告はどうか?
事務局:昨年度は、該当したケースが少なく、1件について住民票を照会し、調査したが、転居先不明で、排出者の特定には至らなかった。しかし、これからも警告看板やカメラの設置と併せて、対策のひとつとして継続していく。
委員:家庭系ごみの投棄が多い、捨てる人は全般的にモラルが低下している。わずかなことでも、見られていることをPRしていくことも必要なのでは。例えば、郵便局や地元の人とタイアップしていくこと等。
委員:粗大ごみなどの大きなごみは減っているが、たばこの吸殻は多い。ボランティアに協力していただいた高校生のアンケートでも小さいごみが捨てられているとの意見が多い。ぽい捨てキャンペーンなどをお願いしたい。
委員:防止カメラ貸出事業で、柏市が選ばれた理由は?
事務局:設置を希望した場所は、利根川の土手沿いになるが、その場所の不法投棄の具合によると思う。しかし、その希望した場所には技術的な理由から設置できないので、他の場所を協議して探したいと考えている。
委員:市ホームページのアンケートも情報として参照すべきだ。
委員:防止カメラを設置した威力で、こんぶくろ池付近の投棄もなくなった。こわれた窓の理論ではないが、そのままにせず、きれいにしておくことで捨てにくくなる。
委員:ドライバーのマナーが悪い、車からのぽい捨てが多い。
事務局:国土交通省の道路維持担当によると、国道などのぽい捨てが多い場所には啓発看板を設置していることを聞いている。
委員:啓発看板は、文字も良いが、絵でPRする方が効果がある。
委員:家電品のリサイクル料金は、先払いになっていないのか?
事務局:パソコンは先払いになっているが、その他はまだなっていない。自動車のリサイクル料金は先払いになり、放置自動車は大幅に減少した。
委員:防止対策としての鳥居は、カメラと同じで、鳥居の前には捨てられなくなるが、無いところには捨てられる。子供の書いた絵をポスターにするのは効果がある。
委員:国土交通省が管理している河川用地内では、不法投棄は減っていない。テレビ、エアコン、コンクリートがらや廃材が捨てられる。集積所に出せるごみを指定袋に入れて、わざわざ河川に捨てに来る心理は理解できない。