令和2年度第1回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録

開催日時

令和2年8月6日(木曜日)午後2時から午後3時まで

開催場所

柏市役所 第1委員会室

出席者

委員

石井(晶)委員、磐田委員、葛綿委員、川嶋委員、鈴木(俊)委員、鈴木(實)委員、鈴木(容)委員、円谷委員、林(伸)委員、林(晴)委員、平野委員、古川委員、程田委員

計13人

環境部 國井(部長)

環境政策課 鈴木(次長)

廃棄物政策課 原(課長)、柴本(副参事)、居原田(主幹)、小泉(副主幹)、石津(副主幹)、中道(副主幹)、棚田(主査)

計9人

審議会

委嘱式

審議会に先立ち委嘱式を行った。環境部長挨拶の後、新任委員1名(川嶋委員)に委嘱状を交付した。

令和2年度環境部組織体制について

事務局から令和2年度に新たに所属長となった2名を紹介した。

柏市のごみ処理状況

  1. 事務局から資料に基づいて説明した。
  2. 質疑応答 なし

一般廃棄物処理手数料の改定について

  1. 事務局から資料に基づいて説明した。
  2. 質疑応答 
  • 委員 事業系ごみの流入について、近隣自治体の手数料は現在どうなっているか。柏市が手数料を上げた場合、柏市のごみが他市に流出するおそれもある。また、比較対象とするため、市民一人当たりの手数料負担はどうか。
  • 事務局 市民一人当たりの手数料負担については、各市の数字が出ていないため、今後研究させていただきたい。近隣市の状況は、我孫子市264円/10kg、野田市297円/10kg、流山市300円/10kg、松戸市176円/10kg、鎌ケ谷市198円/10kg、印西市・白井市270円/10kgとなっている。鎌ケ谷市については、柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合を通じて共同でごみ処理を行っており、柏市が手数料を改定した後、柏市と同様に手数料を改定するものと推測する。柏市が250円/10kgとした場合でも、近隣市の中では低いほうであるため、ごみの流入はなくなるわけではないが、展開検査等を行うことや、直接搬入事業者の住所確認を行うことで対策をしていく。
  • 委員 段階的に引き上げることは考えないのか。
  • 事務局 他自治体を参考にすると、50円/10kg程度の値上げであれば、1回で改定を行っている。直近では、流山市が162円/10kgから300円/10kgに1回で改定しており、柏市も段階的に引き上げることは考えていない。ただし、新型コロナウィルスにより、多くの事業者が経済的に疲弊している状況を鑑み、仮に答申をいただいた場合であっても、手数料改定の時期は慎重に検討し、適切な時期に行いたい。
  • 委員 事業系のごみが減少している中、事業系の直接搬入が増えているのはなぜか。
  • 事務局 新型コロナウィルスによる影響により、コストを削減するため事業者が直接搬入するケースもある。また、流山市の手数料値上げの影響も考えられるので、しっかり分析を行いたい。
  • 委員 東京電力の賠償金を計算に含めているが、賠償金はいつまで発生するのか。
  • 事務局 指定廃棄物の放射能濃度が低くなれば、その処理について東京電力に負担させる必要がなくなるため、賠償金の支払いはなくなるものと考える。ただし、放射能濃度が低くならない限りは、これまでと同様に賠償を求めていく。
    なお、東京電力の賠償金を手数料の計算に含めない場合は、270円/10kgの計算となる。

令和2年度環境部主要事業について

  1. 事務局から資料(P14 ごみ出し困難者支援収集・草木ごみの分別収集の解消)に基づいて説明した。
  2. 質疑応答 
  • 委員 市民への周知方法について、「ごみ出し困難者支援収集」については、対象者が限られているため問題はないと思うが、「草木ごみの分別収集の解消」については、ほぼ全ての市民が対象となるため、全戸を対象とした周知方法とすべきではないか。
  • 事務局 周知の方法を課題としているが、市民生活に影響が大きいこともあり、しっかりと検討したい。
  • 委員 「草木ごみの分別収集の解消」は10月1日からスタートするとのことだが、同日以降になっても、間違えて従来のとおり(不燃ごみの日に)ごみ出しをしてしまう市民もいると思うが、どう考えるか。
  • 事務局 そのことについては、市も認識しており、経過措置として、今年度末までは、不燃ごみの日に出されていた草木ごみを収集することを考えている。
  • 委員 可燃ごみの日に出ている草木ごみと、不燃ごみの日に出ている草木ごみを両方収集するということでよいか。
  • 事務局 よい。

その他

なし

傍聴者

1名

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