平成29年度第2回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録

1 開催日時

平成29年10月4日(火曜日)午後1時55分~2時45分

2 開催場所

柏市役所本庁舎3階庁議室

3 出席者

(1) 委員

山中委員(会長)、林(晴)委員(副会長) 、阿部委員、木村委員、篠田委員、鈴木委員、染谷委員、根本委員、林(伸)委員 、山名委員 

計10人

(2) 市

柏市 鬼沢(副市長) 
環境部 國井(部長) 原田(次長兼環境政策課長)
廃棄物政策課 荒巻(課長)、増田(主幹)、杉山(主幹)、小泉(副主幹)、安藤(副主幹)、寶田(副主幹)、小谷(主任)
環境サービス課 杉浦(主幹)
北部クリーンセンター 石出(所長)
南部クリーンセンター 金井(所長)
産業廃棄物対策課 染谷(課長)
計14人

4 委嘱式 

審議会に先立ち委嘱式を行った。副市長挨拶の後、新任委員(木村委員・根本委員)に委嘱状を交付した。

5 審議会

(1) 平成28年度柏市清掃事業概要

事務局から資料に基づいて説明した。

02 H28清掃事業概要(PDF形式 7,315キロバイト)

質疑応答

  • (委員)P66の旧沼南地域の事業系ごみの資源ごみが0となっているのはどうなのか。
  • ( 市 )旧柏地域では柏プラネットにおいて事業系プラなどを一定程度資源化している実績がある。ただし旧沼南地域については、資源化施設がないため0となっている。旧沼南地域の事業系ごみについては新しく大型の商業施設ができたことで増加しており、今後、環境衛生組合では大型の商業施設等に対して資源化の推進を働きかけていく予定があると聞いている。柏市としても環境衛生組合と協力しながら特に大型商業施設の資源化に取り組んでいきたいと考えている。
  • (委員)資源品の減少理由は。
  •  ( 市 )市民の分別意識が低下しているとは考えていない。一番の要因はライフスタイルの変化で特に紙類の減少が大きく、新聞の購読者数の減少が紙類の排出されにくい状況に関係していると考えている。ただし、可燃ごみ中には資源化できる雑がみ類がまだ含まれているため、市民に資源品で排出するよう啓発を進めていく必要があると考えている。
  • (委員)新聞紙が新聞業者の自主回収に回っていて集積所にでる量が少なくなっている。資源回収報償金の関連からなるべく集積所に出して欲しいと思っている。
  • ( 市 )排出方法は様々あるが最終的には資源化に回っていると考えている。資源回収報償金についても引き続き活用していただければと思う。
  • (委員)P37のごみの組成について北部クリーンセンターと南部クリーンセンターで表が違うのはなぜか。
  •  ( 市 ) 北部クリーンセンターには不燃・粗大施設があり不燃・粗大ごみを破砕後に焼却しているが南部クリーンセンターには不燃・粗大施設が無いため異なっている。
  • (委員)南部クリーンセンターに不燃・粗大ごみを持ち込めないか。南部クリーンセンターに仮保管して置いてたまったら北部クリーンセンターに持っていくことは出来ないか。
  •  ( 市 ) 集積所への排出が原則である。南部クリーンセンターで積替えて運ぶとなると、様々な人の議論を経て決まっている持ち込み条件の変更となる。変更するのであれば再度様々な人の意見を聞いて議論していく必要がある。

(2) 食品ロス発生抑制対策について

事務局から資料に基づいて説明した。

03 食品ロス発生抑制対策について(PDF形式 71キロバイト)

質疑応答

  • (委員)柏市で活動しているフードバンク団体について市民は知っているかアンケートをしたことはあるのか。
  • ( 市 )フードバンクの認知度に関する調査はまだしたことないが、クルクルクリーンかしわで連絡先や活動内容について紹介する予定である。柏市として実施した過去2回のフードバンク活動ではホームページやツイッターなどで周知を行っている。今後も積極的に活動を行っていく予定である。  

(3) 柏市リサイクルプラザの長寿命化整備計画について

事務局から資料に基づいて説明した。

04 柏市リサイクルプラザの長寿命化整備計画について(PDF形式 39キロバイト)

05 柏市リサイクルプラザパンフレット(PDF形式 15,920キロバイト)

質疑応答

  • (委員)施設全体について省エネ化を盛り込んだほうがよいのでは無いか。
  • ( 市 )今年度、長寿命化工事設計業務に関して発注業務支援委託を進めている。その中で既存のプラントを入替えるほかに、省電力化や騒音対策などの技術的進展を反映していきたいと考えている。
  • (委員)設備の処理能力は変わるのか。
  • ( 市 )変わらない。本来の能力を復元し安定的に使用していくための工事になる。
  • (委員)長寿命化後、20年間使っていく予定になっているが今の能力で需要は満たせるのか。
  • ( 市 )今の能力で対応できると考えている。缶からペットボトルへ容器需要が変化していることでペットボトルの量は増えているが、あわせて容器の薄肉化も進んでおり十分対応可能である。

(4) その他

質疑応答 

  • (委員)不法投棄防止カメラの設置について抑止効果はあるか。
  • ( 市 )市内に設置箇所は8か所あり、カメラに音声を発する機能を備えているほか、看板を掲示するなど工夫しており抑止効果はあると考えている。カメラ設置路線については、不法投棄がほぼ無くなるなどの効果が見られている。
  • (委員)不法投棄の多い所はどこか。
  • ( 市 )北部地域・南部地域・沼南地域を通して人目に付きにくい場所が比較的多い。カメラについては、地元市民の要望も踏まえて設置場所の移設等も予定している。

6 事務連絡

次回第3回審議会開催は1月中旬から下旬を予定。

7 傍聴者

4名

関連ファイル