平成25年度第1回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録

1 開催日時

平成25年6月3日(月曜日)午後2時から午後3時まで

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階第3委員会室

3 出席者

(1) 委員

山中会長、阿部委員、石井委員、岡田委員、菊地委員、小竹委員、鈴木委員、平久委員、林(伸)委員、藤田委員

計10人

(2) 市

環境部 伊原(部長)

環境保全課 原田(課長)

放射線対策室 染谷(室長)

廃棄物政策課 鈴木(副参事)、大滝(統括リーダー)、秦(担当リーダー)、清水(主事)、小野(担当リーダー)

環境サービス課 渋谷(課長)

北部クリーンセンター 中村(所長)

南部クリーンセンター 折原(所長)

産業廃棄物対策課 大塚(課長)

計12人

4 平成25年度環境部組織体制及び環境部主要事業について

(1) 事務局からの説明

環境部長から機構順に所属長を紹介し、各所属の所掌事務について説明した。

(2) 質疑応答

  • (委員)合併浄化槽の耐用年数はどれくらいか。
    (市) 調べて、後日改めてお伝えします。
  • (委員)何故この質問をしたかというと、家庭で処理がうまくいかないという話を聞いたからである。
    (市) 年に1回定期点検を義務付けられているのだが、柏市の点検率が低いことが原因ではないか。
  • (委員)1回合併浄化槽の費用を助成した場合、再び同じ方の同じ場所での設置について助成する際はどうなのか。
    (市) 設置した限りは補助する。しかし、5年や10年で替えるということは考えにくい。
  • (委員)民有地の放射線測定について、その土地の所有者でない方から、あの場所は危ないのではないかという問い合わせがあった場合に、どう対応するのか。
    (市) 許可なく立ち入ることは出来ない。立ち入る際は必ず許可をいただいてから測定している。
  • (委員)その土地の所有者が放射線についてあまり関心がない場合、放射線の測定もなかなか出来ず、そのことに対して不安を抱く市民がいるのだが、そういった不安に対しての対応はどうか。
    (市) 出来る限りその所有者と話して、納得していただいて測定を行なっている。
  • (委員)NTTの社宅が民間に売られ、いずれ旧NTT社宅は取り壊されると思うのだが、この際にアスベストを心配する声が周辺からあった時、どのようにアスベストに対する要望に取り組むのか。
    (市) アスベスト等を使用している施設解体は、環境保全課の方に届出するようになっている。その届出をもって、環境保全課と産業廃棄物対策課と合同で処理状況のチェックのため、立ち入りを行なって指導している。旧NTT社宅についても届出があれば、立ち入りを行なう。
  • (委員)実際に使われているか調べられるのか。
    (市) 届出がないと非常に難しい。
  • (委員)市民がアスベストに対して不安を抱いていて、しかし、その施設が届出をしていない場合はどう対応するのか。
    (市) 届出をしていなければ、民有地に立ち入って検査できるかというと、所有者の方の了解を得なければならない。現時点で届出がない施設での立ち入りは難しい。
  • (委員)周辺の方々の不安に対する対応はどうか。
    (市) 連絡をいただければ、環境保全課と合同で建物の所有者等にアプローチをし、現地確認を行なわせていただく。
  • (委員)放射線の測定値を新聞でよく見るのだが、市原市が0.03μSv/hに対し、柏市の測定地点である田中小で0.09μSv/hと市原より高いのだが、あれは測っている高さが原因なのか。
    (市) 市原市は地上から7mの高さに測定器がある。柏市の田中小は地上1mの高さに測定器があるので、その差があるのではないかと思う。

5 平成25年度審議予定事項について

(1) 事務局からの説明

事務局から今後の審議予定を説明した。

(2) 質疑応答

質疑なし

6 その他

(1)放射能対策について(南部クリーンセンターの運転計画)

資料に基づき説明した。
 資料:南部クリーンセンターの運転計画(PDF形式:2,742KB)

(2) 質疑応答

  • (委員)溶融しないで(灰を出すことが)出来るのか。
    (市) 焼却炉と灰溶融炉は別になっているので、溶融しないで出すことはできる。ただ、同じ焼却炉でも南部と北部で機械が違うので、飛灰の出る量や放射線の濃度が違う。7月1日から一定期間、試験的に行ない、民間最終処分場に出せるようにする。それでも南部クリーンセンターの灰の放射線濃度が高いままであれば、また対策をとる。枝草については保管という表記だが、ある程度混ぜて焼却をする。
  • (委員)北部クリーンセンターにカラスがかなりいる。枝草がない時はいなかったが、枝草を保管するようになってからいるようになった。枝草に生ごみが混じっているのではないか。よく注意して見てほしい。(意見)
  • (委員)草木枝の収集について、市民から通常どおりにしてほしいという意見がある。1日も早く戻してほしいと思っているのだが、今後の予定を聞かせてほしい。
    (市) 南部クリーンセンターの灰の濃度が相当低くならない限り、元に戻すことはできない。
  • (委員)いきなり戻すことが無理であるならば、透明な袋で可燃ごみの分別を徹底することで、収集回数を週1回にすることはどうか。
    (市) 南部クリーンセンターの灰の濃度が相当低くなれば、そういったことも考える。
    (市) 分別の更なる強化ということで、6月1日の広報かしわに草木の分別について改めて載せている。

7 傍聴者

1名