平成24年度第7回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録

 1 開催日時

平成25年3月28日(木曜日)午前10時から午前11時15分まで

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階第3委員会室

3 出席者

(1) 委員

山中会長、林(晴)副会長、阿部委員、岡田委員、菊地委員、栗島委員、小竹委員、鈴木委員、平久委員、林(伸)委員、平山委員、藤田委員

計12人

(2) 市

環境保全課 岩崎(次長兼課長) 

廃棄物政策課 國井(課長)、大滝(統括リーダー)、秦(担当リーダー)、須子(主査)、横銭(統括リーダー)、奥村(担当リーダー)

環境サービス課 渋谷(課長) 

北部クリーンセンター 中村(所長) 

産業廃棄物対策課 大塚(課長) 

計10人

4 家庭系ごみ収集の委託化について

(1) 事務局からの説明

資料に基づき説明した。
 資料:柏市ごみ収集業務の今後に関する中間とりまとめ(PDF形式:540KB)

(2) 質疑応答

  • (委員)総合評価落札方式について、説明してほしい。
    (市)ごみの処理は、安定かつ継続的に実施しなければならないため、価格だけではなく、サービス内容、企業の健全性等も含め評価し、業者を選定する方式です。
  • (委員)委託の際は、受託業者の廃業リスクにも留意して選定を行ってほしい。
    (市)他市で、実際に受託業者が倒産した事例があったと聞いています。安定的に業務を継続できる業者を選びたいと考えています。
  • (委員)収集運搬について、直営の旧柏地域と委託の旧沼南地域を比較すると、どちらが良いのか。
    (市)それぞれの地域特性や、成り立ちがあるので一概にどちらが良いとは言えませんが、既に委託で収集運搬を行っている旧沼南地域の事例も参考にしたいと考えています。
  • (委員)高齢者向けの戸別収集を実施しているか。
    (市)有料ではありますが、柏市社会福祉協議会が、さわやかサービスを実施しており同様のサービスを受けることができます。
  • (委員)同じ業者が受託し続けるのは競争が働かないので問題だと思うが、短期間で業者が変更になるのも安定的な処理を行う上で問題になると思う。
    (市)第一義的には安定処理とし、これに加えて競争原理を働かせるようにしたいと考えています。
  • (委員)旧柏地域と旧沼南地域の境界付近については、地域を越えて収集した方が効率の良い場所があるのではないか。
    (市)柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合は、特別地方公共団体であり、同組合がごみ処理を行っている沼南地域は、ごみ処理の分野では他の自治体となります。そのため、境界を越えて、ごみを収集するのは困難な状況です。
  • (委員)中間とりまとめの内容について、柏市一般廃棄物処理基本計画の基本方針の各項目に対応させて記載しているが、18頁の「経費の削減」については、「(1)維持管理業務」の項目が抜けている。また同頁の「(3)1市2制度の解消を見据えた柔軟性の確保」について、経費削減との関連がわかりにくい。
    (市)「経費の削減」に「(1)維持管理業務」を追加します。また、「(3)1市2制度の解消を見据えた柔軟性の確保」の記載を改めます。
  • (委員)他市では、ごみ収集委託を総合評価方式で実施している事例がある。留意点として、評価項目を細かくし過ぎないこと(手を挙げる業者が少なくなる)、民間の知恵を縛るような仕様にしないこと、新規参入の余地を残しておくこと、が挙げられる。(意見)

5 平成25年度一般廃棄物処理実施計画(案)について

(1) 事務局からの説明

資料に基づき説明した。

(2) 質疑応答

なし

6 その他

(1) 放射能対策について

資料に基づき説明した。

(2) 質疑応答

  • (委員)草木枝葉の分別収集を行っているが、収集回数が月2回と少なく不便である。いつまで続くのか。
    (市)市民の皆様には御負担をお掛けしており申し訳ございません。新しく搬入される草木枝葉であっても、樹種によって放射能濃度にバラつきがあるようで、焼却後の焼却灰の放射能濃度を予測できません。そのため現時点では、いつまで分別収集を続けるかお答えすることができない状況です。
  • (委員)柏市第二最終処分場で仮保管していた草木枝葉はどうなったのか。
    (市)昨年中に焼却済みです。現在、柏市第二最終処分場で仮保管は行っていません。

7 傍聴者

 1名