平成23年度第7回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録

1 開催日時

平成24年3月28日(水曜日)午後2時から午後3時30分まで

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階第2委員会室

3 出席者

(1) 委員

山中会長、林副会長、石井委員、磐田委員、岡田委員、佐藤委員、林(伸)委員、平山委員、程田委員 

計9人

(2) 市

環境部 伊原(部長)

廃棄物政策課 國井(課長)

環境サービス課 渋谷(課長)

北部クリーンセンター 中村(所長)

南部クリーンセンター 折原(所長)

産業廃棄物対策課 大塚(課長)

(事務局)

廃棄物政策課

廃棄物政策担当 新井(統括リーダー)、大滝(担当リーダー)、須子(担当)

資源循環施設整備担当 奥村(担当リーダー)

計10人

4 平成24年度柏市一般廃棄物処理実施計画について

(1) 平成24年度柏市一般廃棄物処理実施計画案 

事務局から説明

(2) 質疑応答(→以降は市の発言)

  • ごみ処理量の予想増減率について説明してほしい。

→平成23年度実績を基準として平成24年度計画を策定しているが、その際、平成23年度実績に乗じたものが予想増減率です。予想増減率は100%としていますので、平成23年度実績値が、平成24年度の計画値となります。

  • 予測フロー図を作成すると解り易くてよいのではないか。

→今後の資料作成時に検討させていただきます。

  • 予測について、柏地域の中でも、地区によってごみ量の増減が異なると思うが、把握しているか。

→ごみ量は、柏地域という括りでのみ把握しており、それ以下の単位では把握できていない。今後、分析し、特段の配慮が必要な地区については施策を検討していきたい。

  • 震災の影響でごみ量が増えているとのことだが、これらについては、統計上どのように数字が反映されているのか。

→震災後、まず不燃ごみの量が増え、放射能に係る報道がされてから可燃ごみの量が増えている。

  • 24年度の除染ごみの予測はしているか。

→除染を既に実施済みの家庭が多い。今後、除染ごみは減っていくものと思っている。

5 放射線対策について

(1) 放射性物質を含むごみの焼却灰等の保管や仮置場等について 

事務局から説明

(2) 質疑応答(→以降は市の発言)

  • 南部クリーンセンターの焼却灰が8、000ベクレル/kgを上回るのは、飛灰に放射性物質が濃縮し易いストーカー炉であるためだと聞いたが、設備の変更によってこれを解消できないか。

→北部クリーンセンターの流動床炉に比べ、ストーカー炉の方が、飛灰の放射性物質濃度が高くなると言われている。技術的に改善できないかプラントメーカーに確認します。

  • 焼却灰の一時保管場所として、千葉県は手賀沼流域下水道手賀沼終末処理場を提案しているが、次善策はあるか。

→柏市内の県有地について問い合わせたが、区画整理区域以外には、広い土地がない。他市については、千葉県に調査をお願いしている。千葉県が提案している手賀沼流域下水道手賀沼終末処理場は、運搬通路、囲い、面積、地盤といった要素を考慮しても、保管場としての条件は整っていると考えている。

  • 仮保管施設での保管が長期化するのではないか心配している。また、排水の処理方法も心配だ。十分な安全確保をお願いしたい。

→仮保管施設は、放射線が周囲に悪影響を与えないようにする。排水が出るような施設にはならないと思うが、排水が出るような施設になった場合は、空間放射線量の測定結果と併せて排水の測定結果も公表していきたい。

  • 草木の放射性物質濃度についてだが、季節によって変動しないのか。測定はしないのか。

→データは少ないが、測定は行っている。放射性物質濃度は、この問題が発覚した当初の数値から、半分位まで減っている。今後も引き続き調査をしていく。

6 柏・白井・鎌ヶ谷環境衛生組合一般廃棄物処理基本計画(ごみ編)審議会委員の推薦について

当審議会委員の中から、柏・白井・鎌ヶ谷環境衛生組合一般廃棄物処理基本計画(ごみ編)審議会委員を推薦すること、また人選は事務局に一任することが承認された。

7 傍聴者

1名

8 その他

平成24年度第1回審議会は、4月下旬から5月中旬を予定している。また、現行の委員は平成24年7月6日で任期が満了となる。