平成17年度第2回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録

1 開催日時

平成17年6月30日(木曜日) 午後2時~午後3時30分

2 開催場所

柏市役所 第2庁舎 第3委員会室

3 出席者

(委員)

阿部委員、石塚委員、上田委員、鬼澤委員、河井委員、神林委員、佐藤委員、塚原委員、林委員、松村委員、八木委員、山中委員、湯浅委員

計13名

(市)

  • 環境部:池下部長
  • クリーン推進課:秋山(課長)、千浜(副参事)、飯田(主幹)、福島(副主幹)、沖本(副主幹)、坂巻(主任)
  • 環境施設課:大内(課長)
  • 環境サービス事務所:長谷川(所長)
  • 北部クリーンセンター:増田(所長)
  • 南部クリーンセンター:伊原(所長)、浜島(副参事)、根本(主幹)
  • 沼南支所環境課:金子(課長)

    計14名

4 内容

「柏市ぽい捨て等防止条例に係る運用について」及び「資源品の持ち去り防止について」の2点の説明を行い、「不法投棄一掃活動について」報告し、これらについて質疑を行った。

(1) 柏市ぽい捨て等防止条例に係る運用について

  • 指導件数が297件であるとのことであるが、中身についてはどのような状況か。 →約9割の方は、市職員の支持に従い差し出した携帯用灰皿で火を消して頂けている。
  • 指導に従わない残る1割の性別・年代構成はどのようなものか。 →ほとんどが若年層の男性である。
  • JRのホームでのぽい捨てが、非常に多いように見受けられるが。 →東武鉄道については全面禁煙を実施しており、本来的には柏駅南口へも喫煙所を設置してもらいたくないという考えである。それに対してJRでは、分煙に対して理解があるといったかたちの対応である。
  • 夜間のパトロールは、どのような装備で行っているのか。 →パトロール時は夜間に限らず、白の反射帯を着て帽子を被り腕章を付けて安全の確保に努めている。また、反射帯については警察が使用するものとも類似しており、ある程度の抑止効果があるものと思われる。
  • 当初、取り締まりに関しては、警察OBの方で行うとのことであったように思うが。 →準備が遅れたこともあり、適切な人材の確保が困難で4月から採用することができなかった。現在は2名の警察OBの方を採用することができ、一定の研修期間終了後、今後の取り締まりの中心となっていただく。
  • 10月1日過料までは、パトロール人員を増員して対応するなど、集中的に啓発活動を行うと良いのではないかと思う。また、近隣の我孫子市などと連携して行うのも良いのではないかと思う。(意見)
  • 看板の設置個所が多いが、景観への配慮も必要ではないか。今後は設置した看板の管理面も重要になる。また、柏まつりでの周知を徹底をすることが必要ではないか。 →現時点では、誰の目にも止まるよう周知に趣を置くかたちで多量に看板を設置しているが、ある程度落ち着いてきた時期に、現在の啓発用看板の間引きを行い、景観に配慮したデザインのものに変更していきたい。また、柏まつり当日については、市とJTが協賛するかたちで、JTでは清掃活動を行っていただき、市では環境美化協力員の協力を得て啓発物資の配布等を予定している。
  • 柏まつりの開催期間中、サンサン通りに臨時喫煙所を設置してはどうか。また、工業祭会場にも臨時喫煙所の設置が必要ではないか。 →既に商工会議所の柏まつり実行委員会等と色々な話をさせていただいているが、本日の御意見等も含めて今後調整を進めていきたい。
  • 柏まつりの2日間、JTのスモーキングカーを調達するのも良いのではないかと思う。(意見)

(2) 資源品の持ち去り防止について

  • ○○○という業者があらかじめ資源品の回収予告をして、個別に臨戸しながら資源品の回収を行っているが、市で把握しているのか。 →把握していない。個別に各世帯からの回収ということになると、特に法律にも抵触する行為ではないものと思われる。また、集積所から資源品を持ち去った者に対しては、条例の罰則を適用することになるが、罰則を適用することが目的ではなく、このような持ち去り行為を無くしていこうということが本来の主旨であるので、機会があった際に事情を聞くなどしてみたい。
  • 資源品持ち去り防止看板の配布に際しては、なぜ町会ごとの希望で配布するというやり方なのか。 →前回こちらで、ある程度の数量を把握していたので、今回各町会長には、前回同様でよいかというご案内をさせていただいたものである。
  • ○○○という業者が予告回収を行っている件について、市の資源品回収量が減少するのではないかと危惧している。資源品の報奨金制度等についても、市民に対してもっと浸透するかたちでの啓発が必要ではないか。 →今後、報奨金制度等も含めて啓発していきたい。

(3) 不法投棄一掃活動について

  • 不法投棄一掃活動は、旧沼南町域だけを対象に行われているものなのか。 →全市域を対象に行っているが、量的に見て旧沼南町域の方が不法投棄されたごみが多いため、程度に合せて対応している状況である。

(4) その他

次回の審議会は、視察を予定している。また、日程等については追って開催の1ヶ月前にはお知らせする。

5 傍聴

4名