平成16年度第5回柏市廃棄物処理清掃審議会会議録
1 開催日時
平成16年10月27日(水曜)午後2時~午後3時30分
2 開催場所
柏市役所第2庁舎第1委員会室
3 出席者
(委員) 計10名
山中会長、林副会長、阿部委員、石塚委員、鬼澤委員、河井委員、神林委員、佐藤委員、塚原委員、遠山委員
(市)計12名
- 松尾助役
- 環境部:池下部長
- クリーン推進課:秋山(課長)、金子(主幹)、秋谷(主幹)、 沖本(主査)、石名坂(主任)
- 清掃工場建設課:大内(副参事)
- 環境サービス事務所:豊田(所長)
- 清掃収集事務所長:伊原(所長)、根本(主幹)、秋山(職長)
4 議事(要旨)
「一般廃棄物処理基本計画の改訂」及び「柏市ぽい捨て及び違反ごみ出し防止条例の改正」について答申を受けた。また、「資源品の持ち去り防止について」他市事例の紹介と市としての方向性について説明を行い、委員から意見を伺った。(要旨は、次のとおり。)
(1)「一般廃棄物処理基本計画の改訂について」及び「柏市ぽい捨て及び違反ごみ出し防止条例の改正について」の答申実施
(2)資源品の持ち去り防止について
【条例化に向けた意見について】
- 持ち去りについての市民の苦情はどの程度あるのか。 →週2、3回程度はコンスタントに苦情が入る。そのため、現在職員も含めパトロールを実施している。
- どのような品目の抜き去りが多いのか。 →古紙(新聞紙)が圧倒的に多い。次にアルミ缶、自転車となっている。 ・ 資源品持ち去り禁止の看板を掲示してから、町会内で持ち去りの被害が減ってきた。看板を建てることで一定の効果があったと考える。今後条例化を進める際も看板に記載すべきである。
- 回収ルートの変更や時間の明示等での対応も検討すべき。
- 回収車両を市民が一見して理解するような工夫も必要でないか。 →意見を踏まえ検討していく。
- 松戸市等周辺自治体と連携した条例化の方策を検討すべきでないか。 →現在松戸市と共同で調査を行っており、また条例化に向けた情報交換を行っている。政策については別立てとなるが、実施時期等について、あわせるような努力をしていきたい。
- 自治法第14条3項を根拠とした100万円以下の罰金を提案しているが、所有権を明示する必要はないのか。 →この方式では、「抜き取りの行為」自体を構成要件としており、所有権についての判断は要件としていないため、所有権の明示は必要ない。
- 持ち去り禁止の条例化については、以下の3点を検討していくべきではないか。
- 罰金制度を構築する
- 監視体制を構築する
- 周知の方法を検討する
→意見を踏まえ検討していく。
【その他】
- 資源回収に関する事業費の内訳について、教えて欲しい。 →次回審議会で、資料を提出する。
(4)その他
次回審議会開催は、12月17日(金)午後2時~
5 傍聴
傍聴者 7人