令和元年度柏市健康福祉審議会 第5回児童健康福祉専門分科会会議録
開催日時
令和2年2月10日(月曜日)午後2時から3時15分まで
開催場所
ウェルネス柏大会議室
出席者
委員(敬称略)
大木恵子、川野優、鈴木美岐子、染谷正夫、寺本妙子、二瓶一嗣、平野準子、水野誠志、宮尾晃代、望田八重子
事務局職員
恒岡子育て支援課長、三富こども福祉課長、沖本学童保育課長、依田保育運営課長、黒須こども発達センター所長兼キッズルーム所長、清水保育整備課副参事 その他11人
議題等
- 第3期柏市ひとり親家庭等自立促進計画の策定について(答申)
- 幼保連携型認定こども園及び保育所の認可に係る意見聴取について
- 報告
議事等(要旨)
午後2時、定刻になり開会
第3期柏市ひとり親家庭等自立促進計画の策定について(答申)
事務局により資料1に基づく説明の後、答申案については特に意見なし。会長よりこども福祉課長へ答申を行った。
答申後、今後の取り組みについての意見聴取を行った。
(望田委員)ひとり親家庭はそれぞれで事情が異なり、意見も違うため、市でこのような計画があると心強い。計画を策定しただけで終わらないよう、周知も徹底してほしい。
また、以前は母子家庭になると各地区の母子推進員が訪ねるという母子推進制度があった。現在は若い世代のかたも所属している民生委員児童委員協議会があるため、市と情報共有等連携して母子家庭を訪ね、市の施策など詳しい説明をする機会があればよい。
(水野委員)ポスター掲示などを行い広く計画を周知することで、ひとり親家庭以外にも周知をすることができ、情報が無いひとり親家庭のかたにアドバイスがしやすくなる環境になるのではないか。
(大木委員)学校でもひとり親家庭等の情報を持っているため、計画を理解した上で行政へつなぐ必要があると感じた。
場所によりこども食堂の利用率が低いと聞いたことがあるが、子どもと保護者が多く集まり、悩みを持っている保護者が話せるような場所になればよいと思う。
(染谷委員)幼稚園にもひとり親家庭のかたが増えてきている。計画を幼稚園教諭にも伝えていきたい。
(鈴木委員)パブリックコメントが0件であったが、市民の関心度がどの程度なのか気になった。今後は計画をどのように活かすかが重要であるため、定期的に進捗管理を行う必要がある。
また、緊急性の高いひとり親の家庭にすぐに手を差し伸べることができるような感覚も必要である。
(宮尾委員)計画をひとり親家庭のかたが知らず、援助があることを知らないという状況が心配。認定こども園、保育所、幼稚園、学校などの友人から情報を得る人もいると思うので、計画を広く周知してほしい。
(二瓶委員)「あんしんの環」はとてもよい言葉である。周知する際には、資料1の49ページの図を暖かい色使いにしたり、イラストを入れたりすることで、「あんしんの環」が浸透していくとよい。
(平野委員)プライバシーの問題もあると思うが、地域で活動していてもひとり親家庭等の情報が入ってこないため、接触ができない。地域で活動しているかた全員に計画を読んでほしいし、情報があれば困っている家庭をより地域で支えられると思う。
(川野委員)計画を担っていくのは現場であるため、専門職を増やすなど支える側の厚みを増すことも大切である。
幼保連携型認定こども園及び保育所の認可に係る意見聴取について
事務局により資料2に基づき説明し、意見聴取を行った。
(水野委員)認可定員に変更が無く、認可定員以内で利用定員が増えるという修正のため、問題はないと考える。
報告
事務局により資料3及びはぐはぐ・子育て応援フォーラム柏2020のチラシに基づき報告し、特に意見はなし。
傍聴者
1名
次回開催予定
令和2年7月頃
資料
R1年度柏市健康福祉審議会第5回児童健康福祉専門分科会次第(PDF形式 54キロバイト)
資料1 第3期柏市ひとり親家庭等自立促進計画(案)のパブリックコメント実施結果について(報告)(PDF形式 94キロバイト)
資料2 幼保連携型認定こども園及び保育所の認可に係る意見聴取について(PDF形式 154キロバイト)
資料3 第二期柏市子ども・子育て支援事業計画策定に係るパブリックコメント実施結果報告(PDF形式 297キロバイト)
第3期柏市ひとり親家庭等自立促進計画の策定について(答申案)(PDF形式 57キロバイト)
第3期柏市ひとり親家庭等自立促進計画(案)(PDF形式 3,048キロバイト)