柏市保健衛生審議会 がん対策専門分科会 会議録 平成21年1月8日

1 開催日時

平成21年1月8日(木曜日) 午後1時から2時50分まで

2 会場

柏市柏255番地26

柏市保健所3階 小会議室

3 出席者

(1) 委員

長瀬分科会長、山木分科会副会長、酒井委員、佐々木委員、秋月委員、金子委員

(2) 事務局

木村保健福祉部長、山崎保健所長、下総務企画課長、加藤保健予防課長、矢島生活衛生課長、平島保健センター所長、柴田衛生検査課長、成嶋保健福祉総務課長、秋谷地域包括支援センター所長、福田地域健康福祉課副主幹(健康増進担当)、青山総務企画課副参事(企画担当)、酢崎総務企画課副主幹(企画担当)、田中総務企画課副主幹(企画担当)

4 議題

(1) がん対策骨子の論点整理についての報告

(2) 医療連携ネットワークについての審議

(3) その他

5 議事(要旨)

(1) がん対策骨子の論点整理についての報告

前回の会議において審議した「がん対策骨子の論点整理」に関し、各委員から出された意見を分野別にとりまとめたので、事務局からその内容の報告を行った。

また、今後、さらに議論を深める必要がある分野については、追加で意見を求めることとした。

(2) 医療連携ネットワークについての審議

委員から、前回までの会議で審議されてきた「医療連携ネットワークの構築」に関し、乳がんを軸とした医療連携モデルを作るため、保健・医療・福祉の現場に従事する関係者による意見交換会を開催したい旨の申し出があり、全会一致で了承された。

(3) その他

ア ベセスダシステムの導入について

委員から、米国で採用されている子宮頸がんの細胞診報告様式「ベセスダシステム」について、柏市のがん検診での導入に向けて、柏市とちば県民保健予防財団及び柏市医師会との間で進められている話し合いの内容の報告があった。

これに対し、市の検診部門からは、市の子宮がん検診で同システムを導入するには、再検査費用の負担、導入時期、精度管理など、いくつかの課題がクリアされる必要があるとの考えが示された。

イ がん検診の制度の見直しについて

委員から、検診の通知方法や検診受診の啓発方法などの見直しを検討したい旨の申し出があり、次回以降の分科会において協議することとなった。

ウ 市民公開講座等の報告について

委員から、11月15日に開催された国立がんセンター東病院主催の市民公開講座の結果及びがん患者・家族総合支援センターの最近の活動状況の報告があった。

エ 漢方に関する勉強会について

委員から、前回の分科会の議論を踏まえ、医師向けに漢方薬の使用に関する勉強会を開催したい旨の申し出があり、開催の方向で医師会と調整していくこととなった。

オ 市民公開講座の案内について

委員から、地域がん診療連携拠点病院の事業として、1月31日に東京慈恵会医科大学附属柏病院の主催で開催される第2回市民公開講座についての説明があった。

カ 市の取り組みの報告について

事務局から、11月、12月の市の取り組みの報告を行った。

6 傍聴者

なし

7 次回開催日時

平成21年2月19日(木曜日) 午後1時30分から