平成29年度第3回自立支援協議会議事録

平成29年度第3回柏市自立支援協議会議事録

開催日時

平成30年2月20日(火曜日) 午後2時から4時まで

開催場所

ウェルネス柏 研修室

出席者

委員

平山委員 渡部委員 松井委員 飯塚委員 寺尾委員 新福委員 大久保委員 中原委員 関口委員 吉川委員 後藤委員 佐藤委員 山崎委員 川島委員 関谷委員 白井委員 白田委員 坂口委員 石垣委員 中野委員 松村委員 上原委員

事務局

  • (保健福祉部)

    宮島部長

  • (障害福祉課)
    小川課長
    阿知波専門監 片岡主事
  • (障害者相談支援室)
    矢部室長
    佐久間担当リーダー 大川原担当リーダー 小原担当リーダー 長谷川副主幹 泉井主事 野村主事 阿部主任
  • (障害福祉就労支援センター) 
    宮本所長 
    中村副主幹

議題

  1. 各部会報告 

  2. 関係会議報告 

  3. ノーマライゼーションかしわプラン 
  4. 自立支援協議会委員改選について

資料

  1. 平成29年度 第3回 柏市自立支援協議会(次第)
  2.  資料1 平成29年度 第3回 柏市自立支援協議会 議題・報告事項
  3.  資料2 ノーマライゼーションかしわプラン(案)の主な修正点
  4.  資料3 ノーマライゼーションかしわプラン
  5.  資料4 ノーマライゼーションかしわプラン 概要版

会議録

議事

「平成29年度 第3回 柏市自立支援協議会(次第)」に沿って進行を行った。

1.各部会等報告

「平成29年度 第3回 柏市自立支援協議会(次第)」に沿って進行を行った。

(1) 保健福祉部長挨拶

 

(2) 各部会等報告

 資料1「平成29年度 第3回柏市自立支援協議会/議題・報告事項」2ページから7ページに基づき、各部会長等より報告を行った。

 (平山会長)

 質問や意見はあるか。

 

 (中野委員)

 資料1 4ページ はたらく部会の報告シートに記載がある、職場定着コーディネーターについて教えてもらいたい。ジョブコーチとはどのように違うのか。また、研修の実施主体はどこになるのか。

 

 (事務局)

 ジョブコーチは国の研修を2週間程受講する必要があるが、通常業務のある人は中々まとまった期間研修を受講しに行くことが難しく、費用もかかるため、柏市ではより短い期間で同様の役割を果たせる人を育成することを目的に職場定着コーディネーターの養成をしている。

 

 (寺尾委員)

 親亡き後の生活をどうするかという課題は家族会でも議題にあがっている。家族会で情報を集め話し合っていることと、自立支援協議会のくらし部会や他の部会で話し合っていることとは、今後どう関わってくるのか。

 

 (平山会長)

 くらし部会では、グループホームの看取りの問題等も出てきている。入所者の高齢化の問題もある。くらし部会で今後話し合ってもらいたい議題については、ぜひあげてもらいたい。

 

 (松井委員)

 自立支援協議会の運営は、様々な機関が柏市に対し、どのようなことを必要と感じているかを話し合うことが大切だと思う。ぜひ部会に参加し議論に入っていだだくことも大切。

 

 (佐藤委員)

 はたらく部会はこれまで家族や当事者は入らず運営しているが、就労支援をしていく中で家族の存在は大きい。今まで家族会との連携はあまりしていないが、今後は一緒に考えていきたい。

 

 (寺尾委員)

 精神障害は様々な特性がある。作業所は作業に追われている実情があるが、本人の特性を理解したうえでの支援が必要。本人の特性を理解し就労に繋げる仕組みをはたらく部会で提案してほしい。

 

 (佐藤委員)

 研修の中で特性を理解するスキルを磨いたり、就労後のフォローをしていく中で、個別に支援をしていく取組みをしている。部会の取り組みとして医療機関との連携も始まった。

 (3) 関係会議報告

 資料1 「平成29年度 第3回 柏市自立支援協議会/議題・報告事項」8ページから9ページに基づき、事務局より報告を行った。

 

 (山崎委員)

 資料1 9ページに記載のある柏市地域生活支援拠点の拠点整備型と多機能拠点型の違いを教えてもらいたい。

 

 (事務局)

 多機能拠点型は、既存の施設を活用し拠点事業を行うものであり、拠点整備型は新しく施設を整備するもの。平成30年度の多機能拠点型は桐友学園、平成31年度の拠点整備型はぶるーむに委託を行う予定。自立支援協議会で承認をいただきたい。

(承認)

 (4) ノーマライゼーションかしわプラン

 資料2~資料4に基づき、事務局より説明を行った。

  

 (松井委員)

 資料3 6ページから9ページに統計が掲載されているが、重複障害者のカウントの仕方はどうなっているのか教えてもらいたい。

 

 (事務局)

 福祉サービス受給者証所持者数のグラフについては、児童は手帳所持者だけでなく意見書による受給者証の発行も行っているため障害別の区別していない。

 成人はの受給者証は「主たる障害」で数えている。手帳所持者数については、手帳所持者数で数えている。

 

 (坂口委員)

 障害福祉計画の内容を確認したい場合にはどこに聞きに行けば良いのか。また、計画に盛り込んである支援を提供してくれる所がどこか、分かるものが柏市にはない。どこに相談をすれば教えてもらえるのか。また、今回の計画を作成するにあたり、力を入れたところはどこか教えてもらいたい。

 

 (事務局)

 計画作成にあたり、ニーズ調査を詳しく行い、こういう声があったのでこういう計画ができたということが分かるよう作成した。表紙には当事者や家族、支援者の家族をピックアップし、それぞれが輝いていることが分かるようにし、手にとりたくなるようなものを作ったつもり。計画の内容については障害福祉課へ問い合わせをし,個別の案件についてはケースワーカーや相談支援事業所に相談をしてもらいたい。

 

 (平山会長)ノーマライゼーションかしわプランの配布はいつ頃になるのか

 

 (事務局)

 まだ明確ではないが、年度末に完成し、できるだけ早い時期に多くの人の目に触れるように配布できればと考えている。

 

 (山崎委員)

 資料4 9ページ 生活介護の欄に利用者数を4パーセント増加を目指すと記載があるが、生活介護の事業所を増やす取り組みがあるということか。

 

 (事務局)

 支援の実施は民間の事業所が行うが、市でも必要な新規の事業所の設置を勧めることは前向 きに検討したい。

 

 (中野委員)

 資料3 18ページの「今後充実してほしい支援・サービス」の3位に「すぐに相談できる機関」とあるが、今の若い保護者が相談できるところがあるのか心配。子どものサービスは充実してきているが、逆にサービスが多くて親と子のコミュニケーションが減り、絆に影響しているように感じる。両親に向けての親講座・コミュニケーション講座が必要ではないかと感じる。

 資料3 20ページの「今後どのような福祉サービスを利用したいか」という設問の1位が「特にない」となっていることに驚いている。年齢が上がれば、介護の必要性はあるはずなのに必要ないというのは自分達で抱え込んでいるのか、親のへの支援も考えていきたい。

  資料3 45ページにある、工賃の向上について、大切なことだが利用者の高齢化も進んでおり、工賃アップを目指すあまりに本人の負担が増えて通所が辛くなることがなければ良い。利用者のやりがいも考えながら支援をしてもらいたい。

  

 (関谷委員)

 資料3 7ページに、身体障害者の手帳所持者数が掲載されているが、75歳以上の数がとても多い。高齢の障害者については健常の高齢者と一括りにされてしまう。障害者の介護保険についても考えてもらいたい。高齢の障害者が介護保険に移行する際のために、分かりやすい冊子を作ることはできないか。

 

 (事務局)

 出前講座等で施策について説明をすることができるので、活用してもらいたい。

 

 (平山会長)

 工賃向上のための仕事の内容をどうするかについては課題。次年度より就労継続支援B型の単価が変わり、利用者の月々の工賃平均額により単価が変わることになった。一人あたり一万円くらいの工賃を出せないと、事業所としては今の収益を保てない。平均を出す際の分母には月に数回しか仕事に参加できない人も含まれるため、中々厳しい状況になる。

 

 (松井委員)

 なぜ工賃向上かというと、親亡き後の生活のためには、年金だけではない何らかの収入が必要だからである。生活するためには収入が必要だから、工賃向上が求められるという当事者の意識も大切。

 

 (寺尾委員)

 プランが年々複雑化され、分かりづらいところがある。色々と詰め込みすぎで、同じような内容があちこちに出てきてどこが焦点か分かりにくい。柱、重点、目標等、重要性を示す言葉がいくつもあり分かりにくい。この計画は、柏市のこれからの3年間の障害者支援のマップになるべきもの。この計画の内容をこれからの支援の中でどう反映させていくのかを常に頭に置き、次の改正の際には今回の議論を生かしてほしい。

 

 (5) 自立支援協議会委員改選について

 

4 その他

 

5 閉会

関連ファイル