平成29年度第2回自立支援協議会議事録

平成29年度第2回柏市自立支援協議会議事録

開催日時

平成29年11月16日(木曜日) 午後2時から4時まで

開催場所

ウェルネス柏 研修室

出席者

委員

平山委員 渡部委員 松井委員 飯塚委員 寺尾委員 新福委員 大久保委員 中原委員 関口委員 吉川委員 後藤委員 佐藤委員 山崎委員 川島委員 関谷委員 白井委員 白田委員 坂口委員 石垣委員  中野委員  

事務局

  • (障害福祉課)
    小川課長
    阿知波専門監 吉田統括リーダー 片岡主事
  • (障害者相談支援室)
    矢部室長
    佐久間担当リーダー 大川原担当リーダー 小原担当リーダー 長谷川副主幹 泉井主事 野村主事 阿部主任
  • (障害福祉就労支援センター) 
    宮本所長 
    中村副主幹

議題

  1. 各部会報告 

  2. 関係会議報告 

  3. ノーマライゼーションかしわプラン 

資料

  1. 平成29年度 第2回 柏市自立支援協議会(次第)
  2.  資料1 平成29年度 第2回 柏市自立支援協議会 議題・報告事項
  3.  資料2 ノーマライゼーションかしわプラン 柱5~柱7
  4.  資料3 障害福祉サービスの目標

会議録

議事

「平成29年度 第2回 柏市自立支援協議会(次第)」に沿って進行を行った。

障害福祉課長挨拶 

1.各部会等報告

資料1「平成29年度 第2回柏市自立支援協議会/議題・報告事項」2ページから8ページに基づき、各部会長等より報告を行った。

(会長)

質問や意見はあるか。

(委員)

地域移行支援協議会が相談支援部会の中に位置づけられていることについて質問したい。地域移行を進めるためは、くらしの環境を整える必要があるが、くらし部会の中ではなく、相談支援部会の中にある理由はあるか。

(委員)

地域移行支援協議会は、千葉県からの委託事業である。精神科に長期入院している方々の退院支援の促進を目的としている。1人1人違う、その人にあった生活スタイルを模索し、合うか合わないか試す場が必要である。また、退院意欲を表出できない方へ、退院後の生活のイメージをどのように作っていくかということも課題である。そうしたアプローチが必要であるということを考えると、相談支援部会の中にあることが適当ではないかと思われる。

(委員)

部会報告シートだけでなく、各部会や連絡会の議事録を公開はしていないのか。取り組んでいる内容が非常に興味深い。保護者たちに、こうした活動をしていることをどのようにアピールしているのか。

(委員)

部会や連絡会の議事録は公開していない。部会シートを持って、公開ということになるのではないか。当事者の会の方も参加していただいているので、持ち帰って報告していただくことが良いのでは。

(委員)

当事者団体に所属していない親も多い。内容をとりまとめたものを学校に情報提供して流してほしい。

 (委員)

相談支援連絡会の内容が非常に興味深い。内容を知るには、参加者に話を聞くしかない。今年度から始まったくらし部会には期待をしている。2つの連絡会が始まったが、出席委員はどのように選別されているのか。当事者は参加できるのか。

(会長)

当事者が参加しやすい環境にしていけるとよい。

(委員)

自立支援協議会で配布された資料に掲載されている内容を会報に掲載して良いのか。

(事務局)

全体会の議事録は公開しているので、内容を会の方等に広めていただくことはかまわない。部会や連絡会の議事録は公開していない。全ての議事録を全体会の資料とすると、膨大な量になる。現状としては、部会シートにまとめることが現実的と考えている。また、当事者の部会・連絡会への参加について、定員もあるため、希望者全員が参加することは難しい。今後、部会シートをより分かりやすくしていくことを検討していきたい。

(委員)

こども部会には、特別支援学校も参加している。学校から保護者へと情報提供をしていただくことも1つの方法ではないか。

(会長)

部会シートを分かりやすく工夫することも必要。また、各部会長に内容を聞くことも1つではないか。 

 2. 関係会議報告

資料1 「平成29年度 第2回 柏市自立支援協議会/議題・報告事項」9ページから12ページに基づき、事務局より報告を行った。

(会長)

地域生活支援拠点運営協議会委員の市民公募は終わったのか。

(事務局)

1人選任をした。 

 3.ノーマライゼーションかしわプラン

資料2、資料3に基づき、事務局より説明を行った。

(委員)

資料2 柱5-5に「障害の有無に関わらない集団保育の推進」とあるが、「教育」は入らないのか。保育の施策ということか。また、保育園・幼稚園に発達の遅れのある子はどれくらいいるのかが分からないので、数が分かれば教えて欲しい。

(事務局)

保育園に関する施策である。学齢期に関しては、資料2 柱5-8を参照。保育園・幼稚園に在席している発達の遅れがある子どもについては把握していないが、今後、回答できる数字があれば回答する。

(委員)

資料2 柱5-5 取組2の1.は市が障害である方に対して提供する支援、2.は保育運営課の取組と感じた。要望としては、5-1、5-3の内容に、「家族支援」の文言を入れることを検討してほしい。

(事務局)

意見を受け止めて検討したい。

(委員)

医療的ケア連絡会で通学保障について検討されていると聞いている。現実的に、医療的ケア児がスクールバスに乗れないという課題に対して、学校は県の所管であるため、柏市として取り組むことは中々難しいところとは思うが、協議の場があるから、通学保障のことについて、計画に掲載されていないのか伺いたい。入所施設の入所者数について、千葉県が設定とのことだが、18歳以上になれば柏市が支援を担当することになるので、市としても把握をしておいてほしい。

(事務局)

通学保障の問題については、継続して検討していく。施設入所者数についても、県と協議していく。

(委員)

資料2に、関連事業について記載があるが、どのくらい達成しているのか、目で見て分かるようにしてほしい。

(事務局)

このようなことを取り組んでいく、という計画なので明記はできない。必要に応じて説明していく。

(委員)

資料2 柱6-6に、医療的ケアの支援体制の構築について記載があるが、学校を卒業した医療的ケアの必要な人の通所先が不足していることを、課題として認識してほしい。松戸市では受け入れ先がなく、柏市の事業所に流れてきている実情があると聞いている。そうすると、柏市の人が通所する枠が少なくなる。通所先の確保について、市でも考えて欲しい。

(事務局)

医療的ケアが必要な方の通所先の確保については、整備を進めているものの、まだまだ課題であるということは認識している。引き続き検討をしていきたい。

(会長)

市がどういう支援をしたら、事業所が増えるのかの案を具体的に出してもらいたい。

(事務局)

地域生活支援拠点運営協議会の中でも協議を進めていく。

(委員)

松戸市では、医療的ケアに対応できる事業所は1箇所のみと聞いている。看護師の確保が難しいという話。今まで学校や放課後等デイサービスの支援を受けることができていたのが、卒業後は付きっきりで介護をしないといけないというのは、親にとっては大きな負担となる。日中、2、3時間でもいいので、施設に通所してもらえれば、家の用事ができる。

(事務局)

検討していく。

(会長)

具体的な提案をしてほしい。正規で看護師を雇用することが難しければ助成をする等。各事業所任せにされても難しい。地域生活支援拠点も、受入数は限られている。

(事務局)

具体的な提案については、皆さんの意見を聞きながら、引き続き検討していく。

(委員)

資料2 柱6-9「精神保健の充実」について。精神保健福祉手帳所持者数2,700人に対して、障害福祉サービス利用者600名は、少ない。資料3-2-3に、地域活動支援センターは社会復帰の入り口となるサービスである。利用目標が180人/月とあるが、では残りのサービスを利用していない人たちはどうなるのか。事業所を増やそうとしても、計画通りと言われて市に申請を断られるという話を聞いたことがある。実態を把握せずに、計画の数字を出すことは危険である。

(委員)

地域活動支援センターが潰れるのではないかと不安になっている人もいる。就労より前に、居場所が必要という人もいることを主張したい。

(委員)

資料3-2-3にある日中一時支援も非常に大切なサービス。地域活動支援センターがあるが、区分けされてしまった。放課後等デイサービスがあるからと、地域活動支援センターの利用ができない。学校に行けない児童を放課後等デイサービスで預かっている。居場所として利用できるサービスが、柏市では日中一時支援になる。繋がっていくには大切なサービスなので、もっと解説を記載してはどうか。

(会長)

相談支援に携わる人は行き当たる課題。支援に繋がりづらい方、本人がサービスを望んでいないこともある。今後検討が必要と思われる。

(委員)

医療的ケアと精神保健の項目に、地域医療推進課の名前も入れて欲しい。

(委員)

11月より、地域生活支援拠点の2箇所目として、たんぽぽセンターが開所した。今後、医療的ケアの必要な児童の短期入所受入もできるよう、体制を整えていきたいと考えている。とはいえ、緊急時の受け入れが必要な場合には、何としてでも受け入れしていく考えである。課題もあると思うが、1つ1つ対応していきたい。地域生活支援拠点のPRが足りないのではという指摘をただいたため、ホームページをリニューアル作業中である。先ほど別の委員から指摘のあった、精神保健福祉手帳所持者数と福祉サービス利用者数の利用者に差があることについて、サービスが必要なく生活ができている人もいれば、サービスが必要であるものの、繋がるまでは時間と労力をかけたアプローチが必要な場合もあることと思う。

~閉会~

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