平成26年度第1回自立支援協議会議事録
平成26年度第1回柏市自立支援協議会議事録
開催日時
平成26年5月22日(木曜日) 午後2時から午後4時
開催場所
ウェルネス柏 研修室
出席者
委員
松井会長、渡部副会長、門脇委員、中野委員、松村委員、山下委員、綿貫委員、永桶委員、大久保委員、市岡委員、細田委員、飯塚委員、平山委員、田中委員、新福委員、佐藤委員、富澤委員、戸井田委員、吉川委員
柏市肢体不自由児を育てる会中村委員(西脇委員の代理として出席)
欠席者
鈴木委員、竹内委員、西脇委員
事務局
(保健福祉部)
下部長
(障害福祉課)
枝川障害福祉課長
小川副参事、松井副主幹、渡辺主事、
(障害者相談支援室)
宮本室長
石田統括リーダー
佐久間副主幹、河内副主幹、小原副主幹、長谷川副主幹、鈴木主査、植竹主事、針替主事
(障害福祉就労支援センター)
宮本室長
廣藤副主幹
議題
- 平成26年度柏市自立支援協議会の実施について
- 平成26年度の障害福祉課の体制について
- 計画相談支援・障害児相談支援の進捗
- 柏市障害児等医療的ケア支援連絡会の取り組み
- 袖ヶ浦福祉センター養育園利用者虐待死亡事件について
傍聴者
なし
会議録
平成26年5月22日午後2時開会
開会
- 事務局(石田) ただ今より第1回柏市自立支援協議会全体会を開会する。 本日の司会進行は障害者相談支援室の石田が行う。配布資料の確認をお願いしたい。事務局から委員の皆様にお願いしたい。平成26年度柏市自立支援協議会委員名簿につ いては、協議会以外の私用な目的で取り扱いするのは控えていただきたい。名簿の取り 扱いに十分気をつけるようお願いする。
- 事務局(石田) 開会にあたり、柏市保健福祉部下部長から挨拶申し上げる。
- 事務局(下部長) 従来は事務局席から挨拶させていただいたが、今回は年度の第1回の会議でもあり、新しく選ばれた委員の方もいらっしゃるので、前に出てご挨拶させていただく。委員の皆様には常々柏市の保健医療福祉施策の推進のためにご尽力いただいている。この場を借りましてお礼申し上げる。今、日本全体では高齢者社会に突入し、社会保障を持続可能な仕組みにするよう、各種法制度が進んいる。医療や介護、年金、少子化対策など個別の法制度が進んでいるが、年齢を重ねると、健康上のリスクも高まってくる。加齢に伴って、障害を持つ人も増えてくるので、高齢者社会は障害者の方も増加するのではないかと考えている。このような中、障害者総合支援法が施行されて、障害者の方が地域に移行するために各種制度が制定されている。柏市では平成26年度の事業推進にあたって、5つの重点施策を掲げている。細かい話になるがご紹介したい。
- 地域生活を支援する居住環境の整備
自閉症のケアホームや、重度心身障害児・者施設の施設整備などの推進をうたっているが今年度は施設運営に関して、市と事業所と協力して障害者の住環境整備、円滑な運営に努めていくという方針である。 - 暮らしを支えるサービスの充実
各種手当ての支給とあわせて、意志疎通事業の支援なども事業の中に加えて円滑な運営をはかっていくという考えである。 - 健康医療体制の充実
医療費などの助成を行う。 - 障害者を支える相談支援体制と障害福祉サービスの充実
相談支援専門員の配置や障害者相談支援室を設け、基幹型の相談支援センターを中心 に、地域での相談支援体制を整えている。 - 障害者の就労支援の促進
障害者福祉就労支援センターを設けて、ハローワークと連携したジョブコーチや、チャレンジドオフィスなど障害者の就労支援の充実にも力を注いでいる。
これら施策の推進にあたっては、本日お集まりの皆様方のご意見を、年度中も含めていただきながら、一緒に推進できればと思っている。本日は本当にお忙しいところご出席いただいている。限られた時間ながら、多様なご意見が頂戴できればと思っているので、よろしくお願いしたい。
- 事務局(石田) 本日の議事進行について説明したい。本日は委員改選後初めての会議となるので、新たに協議会の会長・副会長を選任する。それまでの議事は間は事務局が進める。
会長・副会長・部会長等選出
- 事務局(石田) 今回の協議会は委員改選後初めての協議会となるので、新たに協議会会長及び副会長を選任することとなる。柏市自立支援協議会運営要領第4条、第2項により、会長及び副会長は立候補により定める、複数立候補があった時は選挙で定める、立候補がない時は、委員の互選により決定することとなっている。まず、どなたか会長に立候補する方はいるか。
(立候補者は不在)
- 事務局(石田) 立候補がないときは、委員の互選となっている。どなたか推薦はあるか。
(推薦者も不在)
- 事務局(石田) どなたもいなければ、前会長の永桶委員さんからどなたかご推薦いただけないか?
- 永桶前会長 こちらからは、松井さんを推薦したい。
- 事務局(石田) 前会長の永桶委員より松井様の推薦をいただいたが、皆様いかがか?
(拍手で賛同された)
- 事務局(石田) 他の委員の賛同がいただけたというところで、松井様を今年度の自立支援協議会の会長に選任させていただきたい。新しく会長に選任された松井様から一言挨拶をいただきたい。
- 松井委員 光栄な話で、推薦をいただいたので受けさせていただきたい。できることは限られているので、この会議を円滑に運営するというのが仕事だと思う。円滑にというか議論を活発に沸き起こすという役割があると思うのでご協力させていただければ。よろしくお願いしたい。
- 事務局(石田) 以後の議事進行については松井様にお願いしたい。
- 松井会長 よろしくお願いします。運営要領に基づいてとても大事な方を選出したい。副会長の選出をしたい。第4条第2項では、副会長は立候補によって定めるとなっている。どなたか、一緒にやってくださる方は立候補していただけないか?
(立候補者不在)
- 松井会長 永桶前会長からどなたか推薦は?事務局からの推薦でもよい。
- 永桶前会長 昨年度の副会長の渡部さんを推薦する。
(拍手で賛同。渡部委員が今年度の副会長として承認された)
- 渡部副会長 微力ではありますが、松井会長をサポートして協議会の運営に努めてまいりたい。
- 松井会長 次第に沿って議事を進めていきたい。是非、活発に議論をしていただきたい。ご発言のない方はこちらから指名するくらいの形でいろんな方の言葉がでればいいかなと思うので、御協力いただきたい。次は各部会のところに、挨拶とあわせて平成26年度のことについて。資料がありましたらできるだけ、資料を見ながら説明をしていただきたい。各部会からお願いしたい。
- 相談支援部会大久保部会長 相談支援についての体制の整備も重点課題にあがり、サービス等利用計画・障害児支援利用計画作成も最終年度なので、各指定相談支援事業所が円滑に利用計画を書いて、相談員が支援して作成していけるようシステム作りに柏市と一緒に取り組みたい。
- こども部会松井部会長 副部会長は桐友学園の新福さんにお願いしている。資料は、平成25年度自立支援協議会開催実績を見ていただければ、こども部会のことが出てくる。保育所等訪問支援という新たな事業について検討してきた。それから巡回支援がある。いずれも保育所、幼稚園に在籍している子供の支援についてこども部会で検討を進めてきた形である。それをフォローする形で一人一人の子供の支援という形でサポートファイルを作り、今年度から各利用者の方たちに配布するところまで、こども部会で検討した。
- はたらく部会富澤部会長 関係機関との連携強化というところで、医療、福祉、企業の講師を招いて研修会を開催した。昨年の取り組みを踏まえてあがってきた課題としては、自立支援協議会のはたらく部会が周知されていなくて、協力を求める際に時間がかかってしまった。また、柏市に就労系の事業所が多くなり、それに伴って事業形態が多様化し、はたらくというキーワードでまとまるというのが難しい状況になっている。今年度はあらたに就労移行支援や就労継続A型の事業所の参加を増やし、原点に返ってはたらく部会とはどういうことなのか、目的は何なのかを部会構成員で考えていくことからスタートしている。その中で上がってきたテーマとしては、継続してネットワーク強化、スタッフなど支援に関わる方のスキルの向上がテーマとして上がってきている。それを踏まえて今年度の具体的な取り組みができればと考えている。
- 権利擁護部会市岡部会長 昨年の権利擁護部会の中では、千葉県内で看過できない重大な虐待事件が起きた、それを中心に話を進め、自立支援協議会で声明までに至った。それを踏まえて、今年度はそのような虐待を絶対に起こさないということで、研修を行うということで、その中心となる権利擁護部会では、研修を5回計画している。資料のほうでも提案している。権利擁護部会は、年3回予定している。他の部会より実施回数は少ない。専門職の方が多くなかなか会議を開けないということはあるが、コアメンバー6名を定めて、年6回コアメンバー会議を企画している。虐待を絶対起こさないという気持ちを新たにして、権利擁護部会を行っていきたい。
- グループホーム等連絡会平山委員 グループホーム等連絡会は、相談支援部会の事業所連絡会の中に位置づけられている。昨年度は4回実施した。制度の改正が進んでいるので、その情報交換をした。今年度は柏市内のグループホームの現状と課題とを整理しながら、よりよいものをということでやっていきたい。
議題・報告事項
- 松井会長 次の議題については、資料を見ながら事務局の方から説明させていただく。
- 事務局(佐久間) 平成26年度第1回柏市自立支援協議会議題の資料を見ながら説明させていただきたい。
議題1 平成26年度柏市自立支援協議会の実施について
- 事務局(佐久間) 全体会の委員については、今日ご参加の皆様を委員として開催する。運営会議については、今日お集まりの全体会の委員の皆様のうち、会長、副会長、各部会の部会長、当事者委員、及び市が相談支援を委託している事業所で構成する。
部会については、相談支援部会、はたらく部会、こども部会、権利擁護部会の4部会体制で行う。なお、相談支援部会の事業所連絡会の位置づけとして、昨年度から開催しているグループホーム等連絡会を継続して実施する。例年協議会の全体会の開催日程としては、第1回のみが決定しており、2回目以降はそのつど調整して決めてきたが、今年度については、年間計画という形で日にちを決定した。その一つの理由として、今年度はノーマライゼーションかしわプラン、第3期障害者基本計画、第3期柏市障害福祉計画の見直しを行う。計画に関わる審議は柏市健康福祉審議会障害者専門分科会で5回行われる予定だが、審議会に提案する計画の素案については、この協議会の中で意見をいただいたものを踏まえた形にしたい。運営会議については、計画作業部会をいう位置づけをとっており、そこでいただいた意見をもとに、審議会にはかる素案を作成するという流れをとりたいと考え、審議会の日程に関連させて、協議会の日程を設定している。
審議会の開催にあたって、提案する素案を協議会でご意見をいただくという関係になる。具体的には、7月17日に提案する素案については、5月、6月でご意見をいただく。ただし、5月の第1回審議会で示す概要については、後ほど担当者から説明がある。10月9日の審議会については8月の全体会もしくはその前の運営会議、11月20日の審議会については10月31日の全体会、それに先立つ運営会議という形で進めさせていただく。最後の2月23日の協議会については、策定された計画の報告とさせていただきたい。今年度については、全体会の日程を5月22日、8月21日、10月31日、2月23日の年間計画として設定させていただいているので、出席をよろしくお願いしたい。 今年度は事務局の担当以外に、各部会ごとに、担当者を2名から3名決めている。よろしくお願いしたい。これまで説明した平成26年度柏市自立支援協議会の全体図が図式化されている。全体会をトップに、運営会議兼計画作業部会が協議会および部会の運営調整を行うということと、4部会制であり、相談支援部会の中にグループホーム等連絡会が定期的に行われるものとして設置されている。
権利擁護部会については、資料にある権利擁護準備会議をコアメンバー会議に修正していただきたい。
議題2 平成26年度の障害福祉課の体制について
- 事務局(佐久間) 平成26年度は障害者相談支援室という課内室が障害福祉課に設置された。平成25年度までの相談支援担当を中心に、虐待防止センターの担当をあわせて、一つの組織として設置したものになっている。障害福祉課と窓口も共有しており、障害福祉課の隣になる。協議会の事務局は障害者相談支援室となる。障害福祉課及び障害者相談支援室が所管する業務の主なものが4ページに記載されている。それぞれの業務の下にアンダーラインが引かれているものは、障害者総合支援法に基づく業務となっている。
障害者相談支援室は、障害者総合支援法における基幹相談支援センターの機能と障害者虐待防止法における障害者虐待防止センターの機能を併せ持った部署として、今年度から新たにスタートしている。困難ケースの対応含めた3障害の総合相談支援を実施するとともに、地域の相談支援体制の強化、地域移行の推進を行う、柏市における障害者相談支援の中核となる機関である。様々な相談に対応するために、精神保健福祉士、社会福祉士、保健師等の専門職を配置し、障害者福祉サービスや障害児通所支援、補装具、日常生活用具の利用相談や申請手続きを中心とした、障害種別を問わない相談支援を実施するとともに、障害者虐待の対応窓口としての相談支援も行うこととなっている。
柏市における相談支援体制としては、障害者相談支援室があり、その次に民間の事業所の専門性および地域における身近な相談場所の確保という観点から、市内の事業所4か所に対し、相談支援事業を委託している。今年度も4か所に委託し、連携しながら相談支援業務を進めていく。
なお、障害者総合支援法及び児童福祉法において、計画相談支援、障害児相談支援というケアマネジメントによるサービスの利用という考え方が平成24年から始まっている。1年後の平成27年度は完全実施と言うことで、完全実施前の最終年度になっている。そのプランニングやサービス利用調整に関する相談を担う指定相談支援事業所が、平成26年は23か所となっている。このように市役所と民間で役割分担をしながら、柏市の相談支援体制を構築したいと考えている。
柏市では民間の事業所の人材育成や相談支援体制のバックアップの場として当協議会を活用させていただく形になる。柏市が平成26年度に相談支援業務を委託しているのは4か所であり、協議会の委員と運営会議の委員にも参画していただく形となっている。
議題3 計画相談支援と障害児相談支援の進捗状況について
- 事務局(佐久間) これまで、協議会の開催ごとに直近の進捗状況を報告しているが、平成26年の4月末現在での状況を報告する。 全体としては、計画相談作成の対象者が2、128名いるが、そのうち作成済みの方は917名。進捗率としては43パーセントである。3月末での県内の各市町村の進捗率と比べると、成人については県内の平均よりもややよいという状況。児童については、県内の進捗よりもだいぶ良いと言う形になっている。ただし、絶対的な進捗率という面では、来年度の完全実施に向けてはまだまだ足りない部分もあり、引き続き進めていきたいと思っているのでよろしくお願いしたい。
議題4 柏市障害児等医療的ケア支援連絡会の取り組みについて
- 事務局(佐久間) 平成25年度の協議会において提案があり取り組みを開始することになった、柏市障害児等医療的ケア支援連絡会の現段階での状況について紹介する。第1回の連絡会は平成26年2月26日に開催した。委員の中には、医師会、柏市肢体不自由児を育てる会、訪問看護ステーション、事業所関係、市役所の関係部署という形で構成し、第1回ということで取り組みの内容の等について確認した。
まず取り組む内容としては、対象の方およびヘルパー事業所がキーとなるので、居宅介護事業所へのアンケート調査をするということの提案があり、平成26年3月に実施した。回答は対象者41人、居宅介護事業所16箇所から回答があり、現在はその分析、まとめの作業に入っている。次回は6月26日に開催予定である。当協議会でも取り組みの経過について報告し、ご意見をいただきたい。
議題5 袖ヶ浦福祉センター養育園利用者虐待死亡事件について
- 事務局(小原) 平成26年4月1日から、千葉県社会福祉事業団の体制が変わった。理事長と袖ヶ浦福祉センター養育園及び更生園の施設長を兼任する形で、桐友学園の元施設長の田中齋氏が就任した。柏市では平成26年5月12日に袖ヶ浦福祉センター更生園とアドバンスながうらを訪問した。柏市が決定した利用者のいる施設ということで、1月、3月、5月と定期的に訪問している。そこで新年度の体制についての説明を受けた。袖ヶ浦福祉センターでは、養育園の職員体制を強化すること、内部での虐待防止研修会やグループワークの実施などを行うことで、職員同士の話し合いの機会を増やしていくという説明を受けた。また、社会福祉事業団の虐待防止委員会の機能を果たし、保護者からの訴えが施設に届くような体制にしていくために、当委員会のメンバーに保護者会の副会長が加わった。平成26年5月11日には保護者への説明会を実施し、その後保護者間での懇親会なども行われている。
柏市では、今後も定期的な訪問を継続し、体制の改善を見守っていく。また、市の取り組みとして、平成26年度も引き続き自立支援協議会と連携して、権利擁護や虐待防止に関する研修を実施していく。平成26年度については、研修の年間計画を作成しきちんと実施していってほしいということが、昨年度の自立支援協議会の運営会などで提案された。その提案に基づき自立支援協議会の権利擁護部会で、研修の年間計画をまとめた。年間5回の研修をするということで、詳しく決まっていないところもあるが、平成26年度にはここにあげた研修を是非実施していきたいと思っている。
第1回の虐待防止に関する勉強会については、今月5月30日に実施されるが、今のところ74名の現場スタッフの参加申し込みがあり、関心は高いと感じている。今回研修のグループワークでは、市内の事業所の職員の方にも進行のお手伝いをしていただくということで、柏市と市内の事業所が協力して実施していきたいと思っている。
「地域の暮らしを支える」という研修では、講師に権利擁護部会の委員でもある司法書士の長谷川先生に入っていただくことが決まった。また、「意思決定支援について」の研修会についても、権利擁護部会の委員である、筑波大学の名川先生に講師を依頼したいと考えている。後半の研修については、これから詰めていくところもあるが、26年度に関しては、権利擁護部会の委員の方を中心に柏市ならではのネットワークを作っていけるような研修を実施していきたいと思っている。
- 事務局(佐久間) 平成26年度、総合支援法が法改正となり、重要な内容の改正がいくつかある。この場では時間の関係で説明はできないが、資料を参照していただければと思う。以上で事務局からの説明は終わりになる。ありがとうございました。
- 松井会長 審議というよりは報告になるが、特に質問やご意見があれば受け付けたいと思うが、何かあるか?よろしいか?各部会長から補足はあるか?
(各部会長から特に質問なし)
- 松井会長 それでは午後3時から午後3時10分まで休憩をとる。
~ 午後3時~午後3時10分 休憩 ~
ノーマライゼーションかしわプランについて
- 松井会長 ノーマライゼーションかしわプランについて、障害福祉課から説明をお願いしたい。
- 事務局(小川) 今年度作成するノーマライゼーションかしわプランについて説明する。今回は総論ということで、事務局提案をさせていただくので、よろしく審議をお願いしたい。資料はノーマライゼーションかしわプラン総論【案】をもとに説明したい。参考として昨年度計画を作成するために作った基礎調査結果と現行のノーマライゼーションかしわプラン。こちらの資料をもとに、新たに策定するノーマライゼーションかしわプランの総論(案)について説明いただきますので、よろしくお願いしたい。
この計画は第3期障害者基本計画の中期計画と第4期柏市障害福祉計画を併せ持った計画となる。期間については、平成27年から29年までの3ヵ年の計画を作成することになる。
改正のポイント
現行の計画はかなり文字が多い形になっている。前半は計画作成の背景、障害者の現状がどうかということで40ページほど進み、その後基本計画の中身に入っていった。後半になって重点施策について書かれており、全体像がわかりにくという意見もあった。今回の作成にあたっては、イラストや図を多めに入れて見やすくし、はじめに全体がわかり、後半に詳細を記載するような作り込みになっている。
計画の内容について
資料1ページには、計画全体の枠組みについて示してある。計画全体が章ごとにどのようになっているかが一覧でわかるようにしてある。第1章は総論。第2章は重点施策。第3章は施策体系別計画の7つの柱の目指す部分。第4章は障害福祉サービスの目標という柏市障害福祉計画。これに対して第5章で評価・進捗管理するというように、全体が1ページ目でわかるようになっている。
今回説明するのは第1章の総論であり、1ページの一番上にこれからどんな内容が書いてあるかわかるように示している。
計画作成の背景
3ページは計画作成の背景について書かれている。書き方として1ページでどんなことが書いてあるのかわかるように工夫した。左下には柏市としてどんな動きがあったか、右側に示された、国・県の動向を踏まえて柏市がどのような施策を進めていったかの概要がわかるように書いてある。例えば、国・県の動向として平成23年度の改正障害者基本法、平成24年の障害者虐待防止法の施行、障害者総合支援法の施行を踏まえ、柏市の取り組みとしては、虐待防止センターの設置や自立支援協議会の権利擁護部会が新設された。また、障害者総合支援法の基本理念として、地域での共生をはかるために、居住環境の整備として、25年度からオープンしたものとして、強度行動障害者対応型の自閉症グループホームや東葛地区初の重症心身障害者の入居施設の整備・開設等が市の施策として動向に記載されている。
計画の位置づけ
4ページの計画の位置づけについては、今まではノーマライゼーションかしわプランという障害者の計画だけがわかるような書き方だった。柏市の中では、各部門や全体の計画などいろいろな計画がある。その上位計画の中の障害に関わる部分が一体的にわかるようにこのページに記載されている。図の上にある柏市第四次総合計画とは柏市のまちづくりを進める市の最上位計画であり、5年ごとに前期、中期、後期となる計画である。この中で将来の都市像として「みんなでつくる 安心、希望、支えあいのまち 柏」を目指して、障害者を支える体制の充実の内容が書いてある。
図の真ん中には、健康福祉の部門計画として、地域の健康福祉像や施策の展開が書いてある。その中に今回みなさんに審議していただくノーマライゼーションかしわプランが、障害者福祉の部門計画となる。基本理念としては、「みんなでつくる みんなで暮らせるまち かしわ」を目指して、重点施策が、相談支援体制の充実、就労支援の強化、居住環境の整備の3つある。それに対して柱1から柱7までがあり、柱ごとに施策を展開するという作りになっているということをまとめている。
計画の期間
計画の期間5ページの計画の期間については、冒頭にこのような期間で作っているということをまとめている。
柏市の状況
6ページには柏市の状況として、障害者手帳所持者数の推移とあわせて、全国の状況を記載している。柏市の状況と全国の状況が比較できるようになっている。柏市では3障害とも20年度から24年度にかけて増加傾向にある。全体としては22、6%の増加率であり、特に精神障害者の増加率でみると約70%の増加となっており、支援の拡充が必要だと思われる。
第3期前期計画の評価と課題
8ページには第3期前期計画の状況について評価が書かれている。
全体の進捗状況 柏市が障害に関わる施策で定常的に実施している事業は84事業となり全体の約82%となっている。ただやっていくというだけでなく、今後 は指標の設定や評価の体 制を決めることが課題である。新しい計画ではそこを考慮していきたい。
就労について 柏市障害福祉就労支援センターを中心に就労支援の強化をはかっている。平成25年度からは「チャレンジドオフィスかしわ」を実施し、さらなる雇用の拡大を目指して、働きたいというニーズに対して、関係機関と連携をはかっていくというのが今後の課題である。
相談機能の強化 平成26年4月に基幹相談支援センターとなる障害者相談支援室をスタートさせた。それを核に今後は相談支援の充実を進めていきたいと考えている。
居住環境の整備 重点施策としてあげていた、強度行動障害対応型グループホームや重症心身障害児入所施設が26年度から開設したので、今後もこういった施設を中心に、グループホーム等の居住環境の整備はまだまだ必要なので整備を進めていきたい。
障害福祉全般にみる課題
9ページは、基礎調査のアンケートの結果から見えてくる部分を抜粋している。計画策定の際には現行の計画の変更と合せて、直前のニーズ調査を把握したものを踏まえて作っているということでのせている。10ページから23ページまでは、7つの柱ごとにそれぞれについて書かれている。昨年度実施した基礎調査では、全体のニーズに合せて各柱ごとのニーズとそこから見えてくる課題、それに対してどうしていくかということで書かれている。
柱1を例にとると、福祉意識の醸成と支えあいの環境づくりの推進ということであれば、広報かしわによる障害者情報の提供の拡充、市職員、福祉医療関係者、住民の障害に対する理解の拡充が課題となっており、それに対して求められる取り組みと今後の方向性があり、最後に目指すことが書かれている。主な取り組みとして、(1)啓発・広報活動の充実、(2)協働による福祉活動の充実がある。詳しい内容については、次回以降各論のところでつめていく。
柱2の情報提供・相談、権利擁護体制の確立については、目指すこととして、障害のある人が悩みをかかえた時に気軽に相談でき、必要な情報を得ることができるような体制の充実を図っていくということである。情報のバリアフリーを進め、国や県の動向を踏まえながら、権利擁護体制の充実を図っていく。主な取り組みとしては、(1)情報提供・コミュニケーション支援の充実(2)相談支援・ケアマネジメント体制の充実(3)権利擁護体制の充実となっている。
柱3は暮らしを支えるサービスの充実ということである。市の課題としては、グループホームの機能拡充、グループホームの立ち上げ支援、緊急時のレスパイト対策など、一時的に障害者を受け入れられる体制の整備がある。目指すこととしては、障害のある人が住み慣れた地域で在宅生活を続けられるように、福祉サービスの充実を推進するとともに、ニーズに対して的確な対応ができるようサービス提供体制の確立を図るとある。また、日中活動の場や居住の場の確保をするということで、主な取り組みとしては、(1)日常生活の支援(2)居住の場の確保(3)経済的支援の充実ということが書かれている。
柱4は誰もが働きやすく活動しやすい環境づくりということで、市の課題としては、市及び民間企業による障害者雇用の促進と理解啓発、離職しないためのサポート体制の拡充、福祉的就労の場の充実ということがある。目指すこととして、柏市障害者就労支援センターを中心としてということが書かれ、(1)就労支援の充実(2)就職後のサポートの充実(3)生涯学習活動の充実ということが、主な取り組みとしてあげられている。
柱5は子どもの成長への支援ということで、市の課題としては、障害を早期発見するための体制整備、医療や福祉サービスに適切に結びつけられる体制整備、ライフサポートファイルを実施し、教育関係者による情報共有、教育の質の向上がある。目指すこととしては、障害早期発見や早期療育のため、母子保健事業及び児童福祉事業の推進がある。また、障害の特性、育ちのニーズに応じた成長の支援を進め、乳幼児期から学齢期まで切れ目のない支援を行うため、支援体制の充実を図るということがあり、主な取り組みとして、(1)保健・療育等の充実(2)学齢期などの支援の充実があげられている。
柱6は健康・医療体制の充実である。市の課題としては、医療と福祉の連携強化、増加する精神障害者への対応、医療的ケアが必要な障害者の在宅支援の充実、医療的ケアができるヘルパーの増員がある。目指すことがこちらに書かれ、主な取り組みとしては(1)健康管理等の支援(2)医療的ケア体制の充実(3)精神保健の充実がある。
柱7は最後の柱となるが、安全・安心な生活環境の整備となっている。市の課題としては、障害者に対する「柏市防災福祉K-Net」の普及、災害時の情報提供手段の拡充、日常生活の移動から災害時の避難の円滑化のための道路のバリアフリー化、避難場所における障害者に対する配慮があると考えている。目指すことが書かれ、主な取り組みとしては(1)福祉のまちづくり(2)安全対策の推進を掲げている。最後に24ページと25ページに基本的な考え方が書かれている。
計画の基本理念である『みんなでつくる みんなで暮らせるまち かしわ』とそれを実現するための基本方針が書かれている。基本理念と基本目標である7つの柱は現行の計画と変わっていないが、基本理念を実現するための基本方針については、今回見直しを行った。現行の計画は、7つの柱と基本方針が必ずしもリンクしているわけでなく、総論的に掲げていた。今回ある程度7つの柱の言葉の意味も含めるような形になおした。
《基本方針1》としては、共生社会の実現に向けた相互理解の促進となっている。これは柱1と柱2とを合せた意味合いとして、リンクするような形になおしている。
《基本方針2》の暮らしやすい環境づくりの推進については、柱3、柱4、柱7の意味をとらえる形としてこのような言葉に変えている。
《基本方針3》の健やかに暮らせる地域づくりの推進については、柱5、柱6がリンクするような形でなおした。
25ページの下の図で示しているが、基本理念を実現するために、3つの方針があり、7つの柱がありその施策の推進とこれから決めていく重点施策の推進があるという形になる。重点施策が決まればこの図の中に記載し、全体像がわかるような形になると思う。このような形で今回工夫をした。
説明が長くなりましたが、以上です。
- 松井会長 では、質問から審議までよろしいか?今日のこの場を踏まえて5月29日の審議にかけられる。アンケートの結果を整理したものと、市の方から総論としての提案となる。意見でもかまわないが。
部会からはいかがか?部会から意見をいただき、障害者団体の方から意見をいただきたい。質問でもかまわないが。
- 大久保委員(相談支援部会) 普段から、精神障害の方を多く支援しているが、11ページの「福祉意識」という言い方だとざっくりとしていて、どんなことを目指しているのか見えづらいかな?と思う。どんな意識の普及・啓発を目指しているのかなということと、障害のある方だけが理解してほしいというのに対して、若い精神障害の方については、「自分達の障害を理解してもらう」というだけでなく、「自分たちが支えてもらっている」という、相互理解も必要ではないか。共に生きるということを、支えてもらう側にだけ普及啓発していくのではなく、支援してもらっている障害のある方達にも理解してもらいたい。お互いに支えあっていくということを、どのように普及・啓発していくのかということで、教育とも関わることだと思うので、具体的な方向性があればお聞きしたい。「福祉意識」とは具体的どう進んでいくのかが見えないと思ったので、なにかお考えがあればと思う。
- 事務局(小川) 福祉意識は教育という部分では、今後教育委員会との関係があるので、相互理解ということでお願いすることもあるかと思う。障害の部分だと手当等がある中で、地域との共生も進めていくということになるが、委員の意見のように障害者が障害者の視点や立場だけを言うと、市民の方は障害を持っていることの表面的な大変さを理解しても、なかなか相互理解にいくまでは、入れない壁があるかと思う。ただ、少しでも障害理解・啓発が進むよう、昨年から障害推進チームという、課内で若手職員を中心とした啓発チームで、計画の変更に合せて事業等をやっていこうとしている。その第1歩として、昨年は柏障連との協働事業ということで、理解・啓発のためにどのようなことをやろうかと議論を重ね、「命のことづけ」という映画を上映したりということをやった。今後も地域の人を巻き込んで、相互理解ということで進めていきたいと考えている。
- 大久保委員 ありがとうございました。
- 松井会長 ぜひ、そういうことが具体的にわかるように、計画の中に示していただきたい。では、他に。
- 市岡委員(権利擁護部会) 障害者差別解消法の中で、「合理的配慮」ということが大きな話題になっているが、その辺について何か計画の中に盛り込まれているという感じがしない。その辺りはどうなのか?柱2の権利擁護体制の確立というところになるのか?
- 松井会長 この場で発言できるようでしたらいかがか?あるいは検討するということでもかまわない。
- 市岡委員 合理的配慮ということが話題になっていると思うが。
- 事務局(枝川課長) 障害者差別解消法が平成28年4月から施行されるということについては、当然計画期間に施行されることなので載せるべきだと考える。具体的内容については、まだ進めていないので、ご意見をいただきながら、掲載していきたいと思っている。
- 松井会長 他にいかがか?部会の中で出た意見で、これを盛り込んだ方がいいということであれば、それも含めてご意見をいただきたい。はたらく部会はどうか?
- 富澤委員(はたらく部会) 部会として取り組んでいるのは、ネットワーク強化ということだが、柱4に掲げている福祉的就労であれば、一般就労への促進への連携となる。もう一つ書かれていることが、余暇や文芸活動、スポーツ活動等を支援するということで、主な取り組みとしては、生涯学習活動の充実ということで書かれているが、この辺りは部会ではあまりキーワードとして出てこない。何か具体的なプランは。働き一本でいくのか、いかがなものか。
- 事務局(小川) 今回は総論で中期計画ということなので、今の計画の中で生涯学習を入れるような項目があるので、一応入れているが、実際的には書いてあることとの乖離もある。今までの計画に対してのヒヤリングもしているので、それは各論の中の取り組みの主な部分ということで微調整させていただきたい。
- 松井会長 こども部会、新福さんはどうか。
- 新福委員(こども部会) 子どもの成長への支援ということで少し気になったのは、お子さんの成長は大事なことだが、家族がどのように関わって成長させていくかがかなり重要だと思っている。そこの部分が母子保健事業というあまりにも大きな枠組でとらえられている。もう少し具体的に障害を持ったお子さんの親御さんたちに対してどのような支援が必要か、柏市としてどのように取り組んでいきたいのかが、計画の中に盛り込まれるといいのかなと感じている。
- 事務局(小川) 障害児については、こども部の発達センターとの話し合いのなかで、各論をつめていって、こちらについても調整していきたい。
- 松井会長 時間は限られるが、障害者団体の方たちからもご意見をいただきたい。
- 渡部委員 昨年は柏市と一緒に啓発事業をやらせていただいたが、今後は何か具体的にあれば聞かせていただきたい。
- 事務局(小川) 今年度も引き続き一緒にやりたいと思っている。来週新しいメンバーで話し合ってたたき台を作った後に、柏障連と協議できたらよいと思っている。
- 松井会長 限られた時間なので、できるだけかしわプラン総論の案について意見があればよろしくお願いしたい。
- 松村委員 この場をお借りして、柏市聴覚障害者協会で運動をしているチラシを配りたい。今、手話言語法の制定を求める意見書提出運動が行われているが、柏市でも6月議会に提出できるよう準備を進めている。手話言語法は聾者が自由に生きられることを目的にしている法律である。手話を音声言語として認める、聞こえない子どもが手話身につけることができるようにする、必要とする手話通訳を派遣してもらえるようにする、手話通訳が義務化され、必要な情報を得ることができるようにするという目的のために運動をしている。ノーマライゼーションの柱2のところに書いてある主な取り組みの(1)情報提供・コミュニケーション支援の充実というところはずいぶんまとめて書いてあるので、そのあたりのことも具体的に書いていただければと思う。
- 松井会長 また、次回の修正の時に対応していただければと思う。綿貫さんはいかがか?
- 綿貫委員 障害者手帳の所持者が増えているということだが、障害者基本計画というのは、手帳所持者を対象としたものなのか?国の方からは、医師の診断書でという話もあったがその辺はどうなのか?
- 事務局(枝川課長) 柏市の現状ということで、手帳所持者の推移を載せているが、計画にそのものについては手帳所持者に限定したものではないという理解でお願いしたい。
- 育てる会(中村委員) 初めて参加して、わからないことだらけではあるが、前回のノーマライゼーションかしわプランに比べて見やすくなったと思うのでそこは評価されると思う。
- 戸井田委員 すばらしい案だと思うので、是非実現にむけて下さい。
- 中野委員 育成会の特徴として、若い方が参加しなくなり、親も子も高齢化していってるというのが大きな課題である。5年後はどうなっているのかという緊張感がある。今日のプランを見てわかりやすくまとめられているという感想を持ったが、2点ほど育成会の立場で検討してほしいところがある。
柱3の暮らしを支えるサービスの充実のところで、市の課題として緊急時やレスパイト対策などの体制の整備とあるが、これはとても必要だなと感じているところである。緊急時にお願いできるところがとても少ない。突然親が倒れた時の行き場や、高齢者の家庭で自分達が抱え込み困難事例となってようやく回りが気づくということがあるので、埋もれてしまった家庭もある。緊急時の対策というのを、主な取り組みに加えていただきたい。
また、就労のところではとても活発に就労支援がされていてよいと思うが、仕事をやめてしまって在宅になったという方もいる。在宅になるとどこともつながらず、相談するところもなく、家庭で抱えていくことになる。障害者の離職者の把握の体制ということも考えていただきたい。やめてしまった人はなかなか把握できず、自宅に引きこもっている場合もある。就職が広がっていくと同時に、辞めた方の把握ということができないかと思う。辞めた人もどこか支援につながっていくという体制が必要かと思ったので検討してほしい。
- 松井会長 いろいろと回答があると思うが、時間の関係で重要な話が出たということでお願いしたい。時間の関係で他に何かあれば、あと一件ほどお願いしたい。
- 田中委員 くらしを支えるサービスの充実のところで、グループホームの立ち上げ支援というのがあるが、親からの相談で一番あるのが、親亡き後というより、今現実に入るところがないということで、すごく困っている。なかなか受けてもらえない。そうした立ち上げの支援をもっときちんと、この中に入れてほしい。
- 松井会長 ありがとうございました。
準備された議題はここまでだが、本日出されたノーマライゼーションかしわプラン総論案については、大筋のところでこの流れの中で、審議会にかけるということで、よろしいか?承認いただいたということで、出された意見については、各論の中で検討していただければと思う。よろしくお願いします。
今日用意された議題はここまで。事務局にお返しする。
閉会
- 事務局(石田) 本日は長時間にわたるご審議をありがとうございました。以上をもって、平成26年度第1回柏市自立支援協議会を終了させていただく。次回の協議会については、平成26年8月22日(木曜日)に予定している。詳細については、後日各委員の方に直接連絡させていただきたい。本日はありがとうございました。
- 松井会長 運営会議の方は?
- 事務局(佐久間) 運営会議の方はまた日程を調整させていただきたい。
~ 終了 ~