平成25年度第2回柏市地域密着型サービス運営委員会会議録

1 開催日時

平成26年2月18日(火曜日)午前10時~11時

2 開催場所

柏市介護予防センター いきいきプラザ2階研修室

3 出席者

  1. 委員
    六角会長、青山委員、秋本委員、沢田委員、鈴木委員、高野委員、山口委員 以上7名
  2. 事務局
    下保健福祉部長、上野保健福祉部次長兼保健福祉総務課長、秋谷高齢者支援課長、松本福祉政策室長、佐藤福祉活動推進課長、渡辺介護基盤整備室長、同室花野井主幹、須子指定指導担当リーダー 以上8名

4 欠席者

平野委員

5 傍聴者

なし

6 内容

  1. 指定地域密着型サービス事業者の指定(予定)について
  2. 平成26年度における指定地域密着型サービス事業者の更新(予定)について
  3. その他

7 議事 

(1) 指定地域密着型サービス事業者の指定(予定)について

  • 事務局
    (資料1) 介護保険法上のサービスの各サービスにおける公募有無について、また認知症対応型通所介護は公募によらず、指定申請による指定となるため、人員、設備、運営基準の要件に適合すれば指定の予定となる旨説明。
    (資料2) 平成23年度の法改正に基づき、既存の一部ユニットという概念が無くなり、従来型特養とユニット型特養が別施設扱いとなり、更に29床以下の施設は地域密着型施設の種別となるため、新たに指定が必要となったもの。既に運営している施設のため、公募でもなく、新規建築工事や増床にも当たらない。申請内容を審査し、不備がなければ、指定される予定。
    (資料5) 柏市豊四季台のモデル事業の推進のため、まず柏市、東京大学、UR都市機構の3者が協定を締結。豊四季台地区にサービス付き高齢者向け住宅を建設し、この住宅を中心に様々な医療・介護サービスを組み合わせたモデル拠点の整備する。UR都市機構がグループホーム、小規模多機能型居宅介護、定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所を公募し、その結果、株式会社学研ココファンと社会福祉法人長岡福祉協会が選定され、平成26年春に事業所が完成予定と説明。
    社会福祉法人長岡福祉協会は、新潟県を拠点に特別養護老人ホーム、グループホーム、小規模多機能型居宅介護事業などを展開している。
    株式会社学研ココファンは市内にサービス付き高齢者向け住宅事業を2箇所運営しており、サービス付き高齢者向け住宅を中心に全国的に事業を展開している。
  • 会長
    事務局の説明に質問はあるか。
  • 委員
    特に意見なし。

(2) 平成26年度における指定地域密着型サービス事業者の更新(予定)について

  • 事務局
    (資料1及び資料3)自己評価及び外部評価について説明。
    有効期限順に表記しており、外部評価は認知症対応型通所介護には規定がなく、規定がある認知症対応型居宅介護、小規模多機能型居宅介護については資料3の外部評価を添付している。
    外部評価の評価項目は介護保険法の基準よりも高い水準の設定となっている。
    指定更新の際には、外部評価の実施の有無について確認するが、外部評価の評価結果自体は更新の審査対象とはならない。外部評価は介護保険サービスの質の向上を図ることを目的として実施している。

【質疑応答】

  • 会長
    外部評価を実施した事業所は6事業所か。認知症対応型通所介護はないのか。また平成24年度のもので、25年度はないか。
  • 事務局
    認知症対応型通所介護には外部評価の規定がない。例年2月又は3月実施している事業所があり、全事業所が揃っている24年度で統一した。
  • 会長
    外部評価を免除する方法はあるか。
  • 事務局
    一定の要件を満たせば外部評価を免除する特例がある。
  • 委員
    今回6事業者の外部評価を添付している中で、5事業所が同一の外部評価機関へ委託。当該外部評価機関はもともとパソコン関係会社でWAMネットで検索したところ、地域密着型サービス事業を45件もこなしていることが分かった。
    憶測であるが、評価費用が安く、評価自体も甘いのではないか。
    評価基準項目のうち、唯一1事業所は外部評価が最上位のチェックがないため、他の事業所と比較して、極端に評価が低いのではないか。
  • 事務局
    指摘があった外部評価の箇所は自己評価の欄である。
    今回の資料の中に外部評価の優れている点、工夫点がある。
    外部評価の関係書類を全て添付すると10頁ほどとなり、資料が膨大で、煩雑となるため、今回省略した。
  • 委員
    過去に本委員会の委員であった際、外部評価の書類を全て確認する必要があり、かなりの時間と労力を費やし、非常に苦労した経験があったため、全書類を添付することには反対。
  • 会長
    千葉県内の外部評価機関の状況について知りたい。
  • 事務局
    県内には10箇所程度あると認識している。
  • 会長
    茨城県には2箇所しかなく、1事業所当たり年間で100件以上を評価すると聞いている。
  • 委員
    外部評価は指定更新の判断基準にはならないと考える。
    事業所に特段問題がなければ、自動更新となるのではないか。
  • 会長
    他に意見がなければ、問題なしということで、更新としてよいか。
  • 全委員
    異議なし。
  • 委員
    今後の新規指定の見通しについて説明願いたい。
  • 事務局
    市内7日常生活圏域のうち、今期計画の中では、南部地域に集中するという傾向となった。
    今後は整備が不足している地域に必要な施設等の整備を進めていきたい。
  • 委員
    新都知事は政策に高齢者施設の待機高齢者の削減を掲げ、未利用の都有地を有効活用するといった具体的な方針を提示している。
    柏市も創意工夫が必要ではないか。
  • 委員
    本委員会で平成25年2月1日開設予定であると過去に報告があった小規模多機能型居宅介護などの複合施設の指定が含まれていなかったが、状況はどうなっているか。
  • 事務局
    小規模多機能居宅介護、グループホーム、小規模特養の3つの小規模複合施設については、平成25年度末までの竣工、平成26年5月又は6月1日の開設は目指している。
    対象法人は、社会福祉法人大和会、豊珠会、美野里会である。
  • 会長
    介護保険法の基準に抵触する場合は、外部評価機関から市へ報告がある仕組みとなっている。したがって報告を伴う問題がある事業所については、報告内容を会議資料とする方法を検討してはどうか。
  • 事務局
    重大な基準違反があり、行政の指導に従わないような場合は公表することになっている。
    重大な基準違反があるような場合は、本委員会で報告していきたい。

(3) その他について

特になし

8 次回開催日時(予定)

今年度の開催日程は終了。次回開催日程は未定のため、別途、調整の上、定めることとする。