平成24年度第3回柏市地域密着型サービス運営委員会会議録

1 開催日時

平成25年1月23日(水曜日)午前10時~午前11時30分

2 開催場所

柏市役所別館4階大会議室

3 出席者

  • 委員(委員長)神林保夫、(委員)冨平洋子、渡辺良明、山下嘉人、青山未央子、中川郁子、以上6名
  • 保健福祉部長(下 隆明)、保健福祉部次長(宮本治道)、高齢者支援課長(秋谷 正)、福祉活動推進課長(上野哲夫)、介護基盤整備室長(鈴木茂美)、同室主幹(花野井 茂)、同室施設整備担当主査(公野知子)、同室指定指導担当副主幹(増田貴史)、同室施設整備担当主査(大野京子)(以上9名)

4 欠席者

(副委員長)小寺 重行(以上1名)

5 傍聴人

0人

6 議事

  1. 指定(介護予防)認知症対応型共同生活介護事業所及び指定(介護予防)小規模多機能型居宅介護事業所の更新について
  2. 地域主権改革に伴う基準条例の制定について(報告)
  3. その他

1.指定(介護予防)認知症対応型共同生活介護事業所及び指定(介護予防)小規模多機能型居宅介護事業所の更新について

  • 事務局
    指定(介護予防)認知症対応型共同生活介護事業所及び指定(介護予防)小規模多機能型居宅介護事業所の更新について説明を行う。
  • 事務局
    指定(介護予防)認知症対応型共同生活介護事業所及び指定(介護予防)小規模多機能型居宅介護事業所の3事業所の更新について、資料に基づき説明を行う。
  • 委員長
    まず、グループホームなごみの家の自己評価及び外部評価結果について、意見等はあるか。
  • 委員
    グループホームなごみの家の施設長は、グループホーム連絡協議会の会長でもあり、見習うことが多い。当グループホームは、長く勤務されている職員も多い。
  • 委員
    グループホームなごみの家に限らず、自己評価及び外部評価結果のサービスの成果項目における自己評価欄をみると、どの事業所においても、ほぼ取組みができていると思われる。しかし、取組みの成果欄が「1」の上位ではないものについて、事務局は何か対応を図っているのか。
  • 事務局
    サービス成果にかかる評価が最上位である「1」であることがあるべき事業所の姿であるが、すべての評価項目を求めることは、現状において難しいかと思う。評価が上位に至らなかったものについては、今後よりよいものを目指すための改善目標としてほしいと考えている。
  • 委員長
    「1」が好ましいが、評価結果をもとにサービスの質の向上に向けて、改善をはかっていただきたい。これに対し、市として、何か対応を図っているのか。  
  • 事務局
    事業所の指定更新時に、ヒアリング、書類の確認等を行っているが、その際に自己評価及び外部評価結果の改善内容については、努力していただくようお願いしていく。
  • 委員長
    グループホーム沼風苑の自己評価及び外部評価結果について、意見等はあるか。
  • 委員
    直近の事故報告書及び苦情事例において、事故報告件数が平成23年度に6件、平成24年度に5件とあるのは、重大事故でないと思われるが、市としてヒヤリハット的な軽度の事故についても報告は受けているか。
  • 事務局
    市では、事故報告を提出する基準としては、介護保険被保険者に対する介護サービス提供時に発生した傷病等の事故で、他の医療機関を受診した場合、介護保険被保険者に対する介護サービス提供など業務遂行により発生若しくは請求された
    損害賠償事故、食中毒及び感染症等で法令により保健所への通報が義務付けられている事由の事故などである。事故報告があることが不適切ということではなく、今後の対応として、再発防止策等に繋げていくための報告という理解をしてほしい。
  • 委員
    ノロウイルス等おける感染症についての事故報告を受けたか。
  • 事務局
    ノロウイルスについては、昨年12月から全国的に流行しているが、市内のグループホーム事業所からの事故報告は受けていない。
  • 委員
    衛生対策面について、どのように図られているか。
  • 事務局
    基準に基づき、各事業所によって対策をとっている。対策方法は事業所において、様々である。
  • 委員長
    平成23年度、平成24年度の事故報告件数が減少されていないことから、努力姿勢が必要であることを含め、改善方法も考えていくことが必要である。
  • 委員
    外部評価の意見において、斜線部分が多くみられるが評価方法基準について、また、あわせて外部評価の位置づけを伺いたい。
  • 事務局
    外部評価機関は、千葉県が選定した機関が担っている。選定基準については、千葉県が定める千葉県地域密着型サー   ビス外部評価機関選定要綱に定められている。
  • 委員長
    グループホームマザアス憩の自己評価及び外部評価結果について、意見等はあるか。
  • 委員長
    自己評価及び外部評価結果中、外部評価で確認した事業所の優れている点、工夫点の記載のなかで、事業所の特色が出ている。
  • 事務局
    当事業所は介護保険サービスに依存するのではなく、あくまでも個々の自立支援を行うことを念頭においている。
  • 委員長
    議事について異議はないか。
  • 委員
    異議なし。

2.地域主権改革に伴う基準条例の制定について(報告)

  • 事務局
    地域主権改革に伴う基準条例の制定について説明を行う。
  • 委員長
    地域主権改革に伴う基準条例の制定について、意見等はあるか。
  • 委員
    施行日はいつか。
  • 事務局
    平成25年4月1日である。
  • 委員
    独自基準で、サービス提供記録及び従業者の記録を5年保存としているが、事業所が廃止した場合についての保管について、伺いたい。
  • 事務局
    基本的には保管してもらいたい。しかし、廃止してしまった事業所に対し、保管義務はない。
  • 委員
    独自基準で、身体的拘束等に係る研修の機会の確保を事業者に義務付けすることとしたが、市としてどのようなことをやっていくのか。
  • 事務局
    市としては、事業所に対し研修を企画している。
  • 委員
    独自基準で、事業者の役員・管理者から暴力団員等を排除するとしているが、市としては、どのように確認を行うのか。
  • 事務局
    すべての事業所について、警察への照会までは行わない。必要性が生じた場合に、個別に対応することを考えている。
  • 委員長
    議事について意見はないか。
  • 委員
    意見なし。

3.その他

  • 資料5 平成24年度柏市地域密着型サービス(認知症対応型共同生活介護、地域密着型介護老人福祉施設)事業者募集要領
  • 資料6 平成24年度柏市地域密着型サービス(複合型サービス事業)事業者募集要領
  • 資料7 複合型サービス(小規模多機能型居宅介護と訪問看護)の基準・報酬

について意見を求めた。