第14回柏市介護保険運営協議会会議録
1 開催日時
平成15年5月22日(木曜) 午後2時~午後3時35分
2 開催場所
柏市役所305会議室
3 出席者
(1) 委員
小寺会長、熊谷委員、田村委員、山浦委員、村上委員、小野委員、堀田委員、櫛部委員、渡部委員及び永桶委員
(2) 事務局及び関係部署
益田保健福祉部長、倉持保健福祉部次長、宮間保健福祉総務課長、坂元介護保険課長及び石塚高齢者支援課副参事
<介護保険課(事務局)>
大澤統括リーダー、足立統括リーダー、斉藤副主幹(介護サービス担当リーダー)、田口主査(認定審査担当リーダー)、櫻井副主幹及び関本主任
<保健福祉総務課>
下副参事
<高齢者支援課>
枝川副主幹
4 議事(要旨)
● 議題
(ア) 居宅サービス利用者負担金助成事業の見直しについて
事務局から居宅サービス利用者負担金助成事業の見直しについて概要を説明。柏市独自で、新たに設けることを考えている低所得者に対する助成の基準についての委員の意見等を聞いた。
その際に出された主な意見は、次のとおり。
- 3%といえども、払っている生活者の立場からみて、手元にいくら残るということを考えていくべきではないか。
- 所得は3%の対象だが、退職金とか財産をいっぱいもっている人はいる。何かおかしいと感じた。だが調べようがないことなので。
- ほんとうに低所得の方がどのラインなのか判断が難しい。(預貯金等の合計額等を)正直に申告していただくしかないのでは。
- 仕事をしていく上では、(低所得者に対する助成は)是非ほしい新しいものだと感じている。
- はじめに大盤ぶるまいすると後でしぼることになる。余裕があれば、少しずつ広げていくほうが受け入れられやすいのでは。
(イ) これまでの活動を振り返って
これまでの協議会の活動を振り返って、今後の活動のために言っておきたいことなど、委員の意見等を聞いた。 その際に出された主な意見等は、次のとおり。
- ショートステイの緊急の場合の対応にケアマネジャーも苦労している。今後の課題にしてほしい。
- 介護保険の使い方がわからない方がまだ多い。
- 制度を全部理解している人はいないので、いざ困ったときに何とかなるという体制を整えておけばいいのでは。
- 相談しやすい窓口を広げていくのがいいのでは。
- 介護保険の大切さを若い人も含めて知ってもらわないと保険料を支払わない人がでてくるのでは。
- 介護認定も家族をはなれて本人を見て判定している。家族構成を見て判定したほうがよいと感じた。
- 公募委員をレポートを提出させて選ぶのが本当によいのかと思う。興味を持っている市民は相当いると思う。
- 協議会の構成を、被保険者である市民を今の倍位からスタートして、ゆくゆくは、半数位に見直してはどうか。
- 介護保険事業を柏市としてどう考えるのか、在宅重視で市民が満足していくシステムを考える必要を感じた。
- 目線を一般市民、利用者に下げて問題点を一つ一つ掘り出していくと見通しが明るくなるのでは。
- 広く市民の意見を聞く場を協議会で持つべきではないか。
- 在宅の人の声は入らない。そういう声を吸い上げる必要があるのでは。
(ウ) 介護保険事業実施状況の報告
「柏市介護保険事業関係資料」に関し、質疑応答が行われた。主な質問事項は次のとおり。
- ホームページでメールが来たことがあるか。
- グループホームの問い合わせが来ているか。
- 特別養護老人ホームの相談も来ているか。
- 苦情があったときに、適正化委員会のようなものをつくる考えはあるか。
- 沼南町との合併でサービスはどうなるのか。
●その他
益田保健福祉部長から、今任期最後の協議会にあたり、委員にお礼のことばが述べられた。
5 傍聴
(1) 傍聴者 3人
(2) 傍聴の状況 会場の秩序を乱し、会議の支障となるような行為は、見受けられなかった。