柏市介護保険運営協議会 介護サービスの評価に関する検討専門部会(第2回)開催状況
1 開催日時
平成15年10月9日(木曜) 午後2時から午後3時55分
2 開催場所
柏市役所第2委員会室
3 出席者
(1) 部会委員
中嶋部会長、青木委員、石渡委員、櫛部委員、熊谷委員及び渡辺委員
(2) 事務局及び関係部署
益田保健福祉部長、倉持同部次長及び坂元介護保険課長 <介護保険課(事務局)> 大澤統括リーダー及び斉藤副主幹
4 次第
(1) 開会
(2) 議事 介護サービスの評価について
(3) 閉会
5 議事(要旨)
ア 今回は、評価基準案の作成に先立ち、この専門部会の役割について議論が行われた。その主な項目及び各委員から出された主な意見は、次のとおり。
(あ) 評価の目的について
- 評価"される""する"ということではなく、市民の目線で考えないといけないと思う。
- 大きくは、利用者に良質なサービスを提供する、事業者が改善点を自覚する、地域全体のサービスの質を向上させるの三つだと思う。
- 順位を決めるという発想ではなく、自分たちのサービスがどうなのかということを知ることも重要だと思う。
- 情報の提供、選択の支援につながる必要がある。
(い) 評価者について
- 第三者評価は専門機関がないとできないと思うので、当初は自己評価がよい思う。
- 民間で考えると、自己評価をしない企業はない。自己評価だけというのはおかしい。評価というと嫌われるが、ようは自己PRである。
- 本来は第三者評価がよいと思うが、その委員をどうするか。
- まず、自己評価の基準を作って、それを基に議論を進めたらどうか。その方が、第三者評価、利用者評価の議論もしやすくなると思う。
(う) 評価対象について
- グループホームは既に義務付けられているので、介護保険施設やその他の居宅サービスを対象としたらどうか。
(え) 評価の方法について
- 郵送方式と留置き方式があるが、回収率を考えれば、留置き方式がよい。
(お) 公開の方法について
- 公開しないと市民にメリットがない。
- せっかく調査しても、それを生かすも殺すも公開の方法によってくると思う。
- 全面的に公開することが必要だと思うが、事業者がとまどうこともあるだろうから、まず、了承を得たところだけ公開したらどうか。公開のメリットがあることが分かれば、了承する事業者が増えてくると思う。
- 自己評価はすべて公開するべきだと思う。
イ 次回は、今回の議論を踏まえ、次回までに作成する自己評価の評価基準案に係る議論及び評価の目的のまとめを行うこととなった。
6 傍聴
(1) 傍聴者 1人
(2) 傍聴の状況 会場の秩序を乱し会議の支障となるような行為は、見受けられなかった。
7 次回開催予定
平成15年11月5日(水曜) 午後2時から