平成26年度第2回柏市健康福祉審議会

1 開催日時

平成27年2月19日(木曜日) 午前10時30分~正午

2 開催場所

ウェルネス柏(柏市総合保健医療福祉施設)4階研修室

3 出席者

(1)委員(敬称略)28名

阿部和子、今村貴彦、岩井隆典、植野順子、川眞田喜代子、小林正之、小松幸子、齋藤泉、佐藤嘉二、鈴木五郎、鈴木美岐子、須田仁、妹尾桂子、竹之内明、長瀬慈村、中谷茂章、中野しのぶ、鍋島佳代子、平野清、古川隆史、堀田きみ、水野治太郎、望田八重子、横尾好永、吉田勝彦、吉野一實、渡部利一

(2)事務局

市長、保健福祉部長、こども部長、保健所長並びに保健福祉部及びこども部の各所属長ほか

4 議題 

(1) 専門分科会における答申の報告について

(2) 答申について

議題1 第6期柏市高齢者いきいきプラン21の策定について

議題2 ノーマライゼーションかしわプランの策定について

議題3 第2期柏市ひとり親家庭等自立促進計画の策定について

5 議事(要旨)

午前10時30分、定刻になり開会

次第に沿って、以下について実施した。

(1) 専門分科会における答申の報告について 

ア 「民生委員・児童委員の定数基準について」、会議資料4ページに基づき、事務局より報告を行った。

イ 「介護サービス事業者等の基準について」、会議資料6ページに基づき事務局より報告を行った。

ウ 「子ども・子育て支援新制度における利用者負担について」、会議資料9ページに基づき、事務局より報告を行った。

(2) 答申について

ア 議題1「第6期柏市高齢者いきいきプラン21の策定」について、会議資料12ページ及び第6期柏市高齢者いきいきプラン21に基づき、高齢者健康福祉専門分科会及び事務局より説明を行った。

その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(委員) 計画の3ページ「地域包括ケアシステムの姿」や19ページ「コミュニティ圏域における地域包括のイメージ」や41ページ「生活支援サービスの提供体制の構築」の表のそれぞれの地域の中に民生委員の記載がないのはなぜか。「等」という意味の中に含まれているとは思うが、民生委員は地域の中でも重要な役割を果たしていると思う。

(事務局)外しているわけではないため、ご指摘のとおり追記させていただく。特に、41ページの地域支えあい体制整備研究会は今月開催予定であり、委員の中に民生委員も構成されている。

(委員)104ページ、介護保険料の将来の見込みについて、具体的な数字が示されているが実現可能か、という意見も高齢者の分科会では表出した。

イ 議題2「ノーマライゼーションかしわプラン策定」について、会議資料13ページ及びノーマライゼーションかしわプランに基づき、障害者健康福祉専門分科会及び事務局より説明を行った。

その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(委員)概要版5ページ柱6について、医療的な側面は必要であると思うので、具体的に何をすればよいか、内容を分かりやすくしてほしい。

(事務局)今までの計画の中では、医療の部分があまり取り込まれてこなかった。昨年から、医療的ケアが必要な方に対する支援として、連絡会を作り各事業者と協力しながらすすめているが、現状では関係者のネットワーク作りに留まっている。今後の展開について、検討していきたい。いただいたご意見についても様々な形で医師会等とも相談させていただきながら取り組んでいきたいと考えている。

(委員)計画書6・7ページについて、身体障害者の年齢分布をみると、65歳以上が圧倒的に多い。これは、脳梗塞や心筋梗塞等で身体不自由になった方等も含まれているのか。

(事務局)今年度、障害者手帳をもっている67.5パーセント程度の方が65歳以上である。もちろん若いときから障害を持っているかたもいるが、7、80歳になってから手帳を取得する人もいる。生活習慣病を通じての障害というかたも大変多くなっているというのも事実である。

(委員)「生活習慣病から」というのは大きな要素であると思う。ここを減らすことが重要である。保健所でも健康寿命の延伸に取り組んでいるがもっと力を入れていくべきである。

(委員)柱7災害時の対応について、聴覚障害者のことについて記載されているが、様々な障害の方がいるなかで全体を網羅したような対応を考えるべきではないか。

(事務局)市としても情報の伝達については課題として認識している。聴覚障害者の方へは、アナログ的にファクスを一件一件送信していたが、ファクスの一斉送信をするため、現在登録作業を進めている。それでも対応として十分ではないため、1つ1つ丁寧に進めていきたい。また、民間の動きとして、障害当事者団体や事業者は防災の取り組みを自主的にすすめており、ここに市の職員も加わっている。福祉避難所との連携をとるための訓練や現場確認を行っている。

(委員)災害医療対策検討会では、医療的な支援が必要な時にどのようにできるのかを考えていかなくてはならない。

(事務局)課題として認識している。K-Net(ケーネット)の登録のときに、障害者のかたから薬の問題をご指摘いただいており、いざというときにどのように確保できるのか等考えていく必要がある。

ウ 議題3「第2期柏市ひとり親家庭等自立促進計画の策定」について、会議資料14ページに基づき、児童健康福祉専門分科会及び事務局より説明を行った。

その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(委員)計画8ページ、母子寡婦福祉資金の貸付について、市民ニーズと計画がずれていると思われる。ひとり親家庭のこどもに対する悩み1位が学費、将来の心配ごとで1位が学費、と圧倒的に養育費・教育費で悩んでいる。施策が対応していないのではないか。実情を教えていただきたい。

(事務局)ひとり親家庭は経済的に非常に厳しい家庭が多い。貧困の連鎖を防ぐためには教育が非常に重要である。柏市でも、教育関係の部分について、27年度事業で実施を予定している。

第6期柏市高齢者いきいきプラン21及びノーマライゼーションプラン及び第2期柏市ひとり親家庭等自立促進計画について、会長より、市長に答申を行った。

6 あいさつ

秋山市長あいさつ

7 その他

事務局(保健福祉総務課)より、平成27年度の会議開催予定を示した。

その後閉会

8 傍聴

傍聴者

1名

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