平成25年度第5回柏市健康福祉審議会地域健康福祉専門分科会会議録

1 開催日時

平成26年2月13日(木曜日)午後1時から午後2時30分まで

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階 第5・第6委員会室

3 出席者

(1)(委員 補足:敬称略)7人

小林正之(会長)、中谷茂章(副会長)、今村貴彦、清水栄司、長瀬慈村、古川隆史、水野治太郎

(2) 事務局(23人)

保健福祉部長、こども部長他各関係部署の各所属長ほか

4 議題

  1. パブリックコメントの結果について(報告事項)
  2. 第3期柏市地域健康福祉計画(案)について(協議事項)
  3. 概要版について(協議事項)

5 資料

  • 資料1
    次第
  • 資料2
    会議資料 本編
  • 資料3
    別添資料1
  • 資料2
    別添資料2
  • 資料3
    別添資料3

6 議事(要旨)

午後1時、定刻になり開会議題について審議を行った。

(1)パブリックコメントの結果について(報告事項)

事務局からの説明の後、次のとおり質疑応答が行われた。

  • 意見番号1番について、「仕組みづくりの1つとして、町会・自治会等に情報伝達の要として動いてもらうことも良いと思う。」というご意見に関して、これはとても大事なことであると思う。これは提案であるが、ふるさと協議会や全町会の会長会議等でこの計画の説明をぜひしていただきたい。

(2)第3期柏市地域健康福祉計画(案)について

事務局からの説明の後、次のとおり質疑応答が行われた。

  • 別添資料1の15ページ、地縁型組織と目的型組織との連携の促進を具体的に取り組んだ事例の1つとして、30ページにもあるコミュニティカフェの運営がある。既存の地縁型組織と目的型組織の連携が図られた。しかし、現実には難しいケースが多いことから、この計画を地縁型組織の方々に説明するにあたり、目的型組織との連携が必要であることを十分に説明してほしい。
  • 大変よくまとめられているという印象をうけた。この計画をつくるにあたって、市民のかたに手にとってもらいやすいようにという主旨で作ったこともわかる。なので、この主旨を計画の文中にも盛り込むべきではないか。
  • 答申の段階で、巻頭の文章の概要を記載したほうがよいのではないか。
  • 資料編について、柏市と他市、または、市内の地域で比較し特筆すべきことがあれば、加筆してもよいのではないか。
  • 審議会の名簿について、巻末に書いてもよいのではないか。
  • 資料編115ページについて、目的型組織の言葉の説明について、「地域にとらわれずに」という説明は必ずしも適切ではない。地域と溶け合った形で活動するのであって、地域から離れることはありえない。実際には、地域に密着して地域住民の方のために活動している。説明の工夫が必要である。また、「同じ目的のもとに」の主語がない。たとえば特定の目的のもと課題解決にむけて活動する組織のように、説明の工夫をしてほしい。
  • 捉え方の違いもあるので表現を変えたほうがよい。地域にとらわれずという表現を抜いてもよいのではないか。
  • 概要版は非常にコンパクトにまとめられている。計画本文の「柱~を推進していくために」の部分で、市民一人ひとり・地域・市でのそれぞれの役割ごとにまとめられているが、書かれている順番についてもバラバラであり、箇条書きの書き方が読み手に義務であるかのような印象を与えてしまう。それに比べて、概要版は上手くまとめられているため、そのまま本文に引用してもよいのではないか。また、別添資料1の29ページ(4)「市民一人ひとり」の中の「興味」という文言は不適切ではないか。別添資料1の45ページ(4)「市民一人ひとり」の中の「手紙を配る」について、手紙を配るというのはまれなケースなのではないか。まず、声をかけるということが非常に大切なことであると思う。
    →基本的に、この意見は市民ワークショップの中からすくい上げたものである。
    →手紙を配ることについて、コミュニケーションを取ることが苦手な人や中々外に出ることができない人にまず交流のキッカケとして手紙を投函することから始めるという主旨で書かせていただいた。スペースの関係で書ききれなくなってしまい、分かりにくい表現となってしまった。興味については、削除する方向で進める。
  • 隣近所と連絡を取り合うにはよい方法ではないか。
    →手紙という表現ではなく、別の言葉に置き換えればよいのではないか。
    →伝言やメモ等表現を弱める形で記載していきたい。
  • 市民ワークショップの意見なので、表現を変えることは避けたいが、読み手に間違った印象を与えるような文章は避けたほうがよいのではないか。
  • 読む側は市の考えとして読むものなので、なじまないものは外したほうがよいのではないか。別添資料1の36ページ、(3)の「地域では」の「町会等~専門的な人材を置く」はハードルが高すぎるのではないか。読みやすい、基本的にやるべきことから書いていくべきである。記載の工夫が必要である。
    →レベルに応じて並べ替えを行っていく。
  • 写真がいくつかあるが、写っている方々の了解をとっているのか。
    →了解をいただいた上で、掲載させていただいている。
  • 全体としてみやすくなってよいと思う。別添資料1の55ページの相談窓口のところで、4月に柏地域医療連携センター内に地域医療・在宅医療の相談窓口ができる予定である。その番号も記載してほしい。
    →記載する方向ですすめる。

(3)概要版について

事務局からの説明の後、次のとおり質疑応答が行われた。

  • ウェルネスにある総合相談窓口の番号はどれにあたるのか。
    →相談窓口の一番上にある福祉なんでも相談である。
  • どのような目的をもって概要版を作ったのかを前面に出すべきではないか。また、3ページの概要版の余白に市民ワークショップとはなにかということやこの意見は市民ワークショップで出された意見であること等を記載すべきであるし、計画本編についても前面に出して書いていくべきである。
  • 28ページの「市民ワークショップ~」の文字も小さすぎる。
  • 概要版から本編のリンクがない。概要版から本編の計画にリンクしやすいような工夫をしてほしい。
  • 計画本編についてHPに載せるのであれば、概要版の後ろにHPのURLを載せるなどの工夫があってもよいのではないか。
  • 健康福祉像、第2期との違いとして「共に」という文言を追加していることを認識してもらうため、「共に」の色を変えてみてはどうか。
  • 配付予定について教えてほしい。
    →地域で活動されている方、例えば町会・自治会の方や地区社協の方等の集まりの時に概要版を配付していきたい。また、HPへの掲載も予定している。
  • 資料編の中に委員の名簿があるが、ただ委員として名前をおいているだけの方もいるようなので違和感を感じざるを得ない。
  • 次期委員の選考の参考にしていただきたい。 

7 その他

事務局(保健福祉総務課)より、健康福祉審議会の予定を示した。

その後閉会

8 傍聴者

2名

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