平成22年度第1回柏市消費者行政推進協議会会議録

1 開催日時

 平成22年5月18日(火曜日)午後2時~3時30分

2 開催場所

 柏市消費生活センター 

3 出席者

《委員》13名

 葛綿委員、菊田委員、髙橋委員、沼澤委員、田中委員、谷﨑委員、島﨑委員、酒井委員、森下委員、勝矢委員、
直江委員、石田委員、橋口委員

《事務局》

 秋山市民生活部長、小野寺消費生活センター所長、和島主幹、山岡副主幹、山本副主幹、麻生副主幹、末廣主事補

4  会長及び副会長の選任

 市民生活部長のあいさつ、委員の自己紹介、市職員の自己紹介の後、会長及び副会長を選任。菊田委員より会長に髙橋委員の推薦、葛綿委員より副会長に酒井委員の推薦があり、全会一致により承認され以下のとおり決定した。

    会 長 髙橋初榮(柏生活クラブ会長)
    副会長 酒井英一(株式会社髙島屋柏店副店長兼総務部長)

5  協議事項

  • (1) 平成22年度柏市消費者行政事業計画について
  • (2) その他

6  協議内容

 事務局から協議事項(1) の平成22年度柏市消費者行政事業計画について説明。その後、委員からの質疑があった。
その際に表明された意見等は次のとおり。

 ・今年度の消費生活相談体制として、土曜日の窓口開設とあったが非常に良い試みだと思う。いつ頃から、どのように実施する予定か。また実施にあたっての周知は行う予定か。

  (事務局)消費者行政活性化基金という国からの補助金を活用した消費生活相談窓口の拡充事業であり、基金が活用できる平成23年度までの試行として実施予定。具体的には、月1回土曜日の半日に電話相談のみを実施。実施にあたっては、週3日勤務の消費生活相談員を1名を新規採用し、採用相談員の研修後、秋口以降に開始予定。実施週、実施時間等の詳細は未定。開始にあたっては、市の広報紙をはじめ、広く周知を図る予定。

 ・学校向けの消費者教育について、消費者団体担当の出前授業をもっと利用してもらいたい。そのためにも、もっと内容の充実を図る必要がある。

  (事務局)学校向けの消費者教育については、消費者団体にも積極的に協力してもらいたい。今後とも、消費者教育相談員と各団体で内容の充実を図ってもらいたい。

 ・消費生活情報紙は、せっかく良い内容で年4回発行されているが、地域の回覧でほとんど読まれていないのではないか。その原因は回覧文書が多すぎるため、どうしても他の情報に紛れてしまう。また、地域の回覧から漏れてしまう市民も多く、非常にもったいなく思う。何か広く消費生活に関する情報を伝える良い方法はないか。例えば、民生児童委員のネットワークを活用してはどうか。

  (事務局)市からの地域への回覧という情報伝達方法については、ご指摘のとおりの問題点がある事は認識している。それを補完するために、HP、消費生活コーディネーターを通した地域での情報伝達の活用を行っており、今後とも効果的に活用していきたい。また、今後、より回覧において目を引く方法(回覧板自体への印刷)も検討、及び高齢者世帯への情報伝達方法として有効な、民生児童委員との連携の充実を図っていきたい。

 ・沼南地区の消費生活コーディネーターは、近隣センターの未整備が理由であるかもしれないが、他の地区のコーディネーターより活動の範囲が狭いように感じる。

  (事務局)現在の沼南地区のコーディネーターは非常に熱心に活動してもらっている。しかし、活動の拠点となる近隣センターの整備が進めば、更なる活動の充実が期待できる。

 ・計量について、はかりの主流が「バネなどのアナログ式」から 「デジタル式」に変化してきていると思うが、両方とも検査対象か。

  (事務局)両方とも検査対象であり、計量法において、使用者は2年に1度の検査を受ける義務、行政は1年以上で1回検査を実施する義務が課せられている。

 ・沼南地区でも100人以上の規模で、公開講演会を企画・開催してほしい。

  (事務局)現在、公開講演会は、センター主催で例年5月に企画・開催している、アミュゼ柏での「消費者月間記念講演会」が1回、コーディネーターが地域で企画・開催する「ブロック講演会」が5回が基本となっている。この公開講演会の企画・実施にあたっては、場所、テーマ、講師、集客等の面で、センターも苦心している。今後、当協議会委員からもご意見等いただきたい。

 協議事項(2) のその他として、5月26日(水)アミュゼ柏にて開催の柏市消費者月間記念講演会への参加等、委員の協力を依頼。

7 傍聴

傍聴者なし

8 次回の開催日時(予定)

平成23年2月~3月頃