平成28年度第2回柏市国民健康保険運営協議会会議録

1 開催日時

平成29年1月25日(水曜日)午後2時~3時05分

2 開催場所

柏市役所別館 第5会議室(柏市柏五丁目10番1号 )

3 出席者

委員

9名(定員13名)

藤田委員、大場委員、松尾委員、武内委員、飯野委員、石塚委員、浅井委員、秋山委員、谷村委員

事務局 

平塚市民生活部長、高橋保険年金課長、大滝副参事(企画管理、給付、後期高齢者医療担当)、西村副参事(保健事業担当)、寺嶋統括リーダー(資格・賦課、収納、滞納整理担当)、相馬専門監(保健事業担当)、豊島副主幹(企画管理担当リーダー)、稲村副主幹(滞納整理担当リーダー)、老川主査(資格・賦課担当リーダー)、小林主査(給付担当リーダー)、宮脇主査(企画管理担当)、山岸主任(同)、松井主事(同)

4 議題

  1. 平成28年度柏市国民健康保険事業特別会計決算見込みについて
  2. 平成29年度柏市国民健康保険事業特別会計予算案について

5 議事(要旨) 

平成28年度柏市国民健康保険事業特別会計決算見込み及び平成29年度柏市国民健康保険事業特別会計予算案について、事務局から説明を行った。これに対する主な質疑内容は、次のとおり。(()内は事務局回答) 

  • 告示方式のメリットは何か。 
    (告示方式の導入により、直近まで歳入・歳出を見込めるため、より正確な見込みができ、保険料率を決定することができる。) 
  • 平成28年度の告示日と賦課日はいつであったのか。 
    (告示日は4月1日であり、賦課日は6月1日である。) 
  • 告示日と賦課日が逆の順番になることはあるか。もし逆になることがあると、法的な問題が懸念されるため、十分な注意が必要である。 
    (次年度も現状どおりの予定である。)
  • 以前、保険料を滞納すると法的措置がとられるという説明を受けたが、その後の大口滞納者の状況はどのようになっているのか。 
    (大口滞納者から措置をとっているので、大口滞納者は減少している。)
  • 現年収納率とは、滞納している分も含んでいるのか。 
    (滞納分は、滞納繰越分収納率である。) 
  • 以前、滞納分については、古いほうから徴収するという説明を受けたが、近いほうから徴収したほうが現年収納率が上がるのでは。 
    (理論上はそうだが、苦しい中でも納めていただいている方との公平性の観点も重要と考えている。) 
  • 収納率が低いと、ペナルティがあるのか。 
    (ペナルティといった類ではなく、国からもらう特別調整交付金の金額が決まる過程として、収納率向上への取組状況についての評価項目があり、他の項目と総合的に勘案される仕組みがある。)
  • 柔道整復療養費レセプト点検委託の実施について、レセプト返戻実績に基づく出来高払いを採用してはどうか。 
    (単価払いを想定している。この委託は、まず、患者の方にアンケートを実施し、何日に施術を受けたかを調査し、それを基に、施術所に確認するというものである。新たな取組みであるため、今後、委託実績を重ねる中で、より効果的な手法が見出せれば検討をしていきたい。)
  • ジェネリック医薬品の活用を促進するためには、今後は、調剤薬局への働きかけも必要であると感じる。 
    (関係機関の協力をいただきながら進めていきたい。)
  • 柔道整復療養費レセプト点検委託の対象となるレセプトはどのくらいの件数か。 
    (平成27年度は約5万件である。)
  • 医療費の分析委託は専門性が必要であると思うが。 (レセプトデータを詳細に分析するものであり、高度な専門性が要求される。)
  • 柔道整復療養費レセプトについては、現在は審査する機関があるのか。 
    (千葉県国民健康保険団体連合会が一次点検を実施している。医科、歯科、調剤レセプトについては、同連合会が一次点検し、市が実施する二次点検はすでに委託している。)
  • 一人当たり医療費が上昇すると見込んでいるが、上昇の要因は加入者の高齢化や高額薬の普及か。 
    (ご指摘のとおりである。)

6 傍聴

傍聴者 1名