平成24年度第2回柏市国民健康保険運営協議会会議録

1 開催日時

平成25年1月17日(木曜日)午後2時~4時10分

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階第3委員会室(柏市柏5丁目10-1)

3 出席者

委員

11名(定員13名)
吉野委員、黒田委員、藤田委員、長妻委員、松尾委員、上笹委員 、由井委員、石崎委員、沼澤委員、相模委員及び黒川委員

事務局

山田市民生活部長、平塚市民生活部次長兼保険年金課長、山野辺副参事(収納、滞納整理、後期高齢者担当)、西村専門監(保健事業担当)、野口統括リーダー(企画管理、資格・賦課担当)、橋本統括リーダー(給付担当)、寺嶋副主幹(資格・賦課担当リーダー)、真田副主幹(保健事業担当リーダー)、稲村主査(収納・滞納整理担当リーダー)、大野木副主幹(給付担当リーダー)、古川副主幹(企画管理担当リーダー)、阿部主事 (企画管理担当)、今泉主事(企画管理担当)

4 議題

  1. 平成25年度柏市国民健康保険事業特別会計予算案について
  2. その他

5 議事(要旨)

 (1) 平成25年度柏市国民健康保険事業特別会計予算案について説明を行なうに先立ち、平成24年度柏市国民健康保険事業特別会計補正予算案について、事務局から説明を行った。これに対する主な質疑内容は次のとおり。(()内は事務局回答)

「繰越金」について、当初予算より増額となっているが、その理由はなにか。(国庫負担金及び社会保険診療報酬支払基金から交付される交付金については、医療費等の実績が確定する前に「概算交付」という形で交付される。交付年度の医療費実績が確定すると、概算額に対する精算がその翌年度に実施され、確定額が概算交付額を下回った場合は超過分を返還することとなる。当初予算編成時にはこの精算に係る過不足額が決定していなかったことで今回の補正予算(案)での増額対応となったものである。)

繰越金が増額になるということは、国保会計に余裕があると見てよいのか。(国保会計の収支を維持するために、これまでにも柏市一般会計より多額の赤字繰入れを行なってきた。繰越金はその累積額と翌年度精算する交付金等の合算である。赤字繰入れがなければ収支を保てない状況に変化はなく、依然厳しい状況が続いていると認識している。)

「千葉県国民健康保険広域化等支援基金借入金償還金」の償還見込みについての状況はどうか。(返済は平成24年度分まで償還を完了しており、残りは平成25年度から平成27年度までの3年間で、3億5千万円弱を返済する。また、今回の補正予算(案)で柏市国民健康保険事業財政調整基金に3億円を積立てることで、返済原資を担保する。なお、平成25年度柏市国民健康保険事業特別会計当初予算では、この基金から平成25年度分の償還原資として1億円を取り崩して繰入れる見込みである。)

(2) 平成25年度柏市国民健康保険事業特別会計予算案について、事務局から説明を行った。これに対する主な質疑内容は次のとおり。(()内は事務局回答)

療養給付費交付金が減額されるということはどういうことを意味しているのか。療養給付費交付金について、大幅な減額が見込まれているが、歳出と連動しているという説明だった。退職者医療制度に係る歳出も減るということか。減らさずに他の支出に充てることはできないのか。(このことは、社会保険からの支援が少なくなることを意味している。お見込みのとおり、退職被保険者の給付が減少を見込んでいることによるものであって団塊の世代が65歳に到達しはじめたことが要因となっている。なお、支出した給付に対して交付金が交付される仕組みになっているため、他の支出に充てるということはできない。)

応能応益割合が変化しているが、保険料率が変わるということなのか。(今回の応能応益割合の変更は、平成25年度の保険料率不改定措置とは直接関係するものでなく、調定総額の計算の結果、応能応益割合が変化したということである。)

「調定額」とは何か。減少している理由は何故か。(「調定額」は、各納付義務者に課される国民健康保険料賦課の総額のことである。平成25年度は保険料率に変化がないため、調定額が減少しているということは、加入者の所得が減少しているということを意味している。)

(3) その他について、第二期柏市国民健康保険特定健康診査等実施計画(案)の概要及びジェネリック医薬品差額通知の実施について事務局から説明を行った。これらについての質問はなかった。

6 傍聴

  1. 傍聴者
    1名
  2. 傍聴の状況
    傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。