平成14年度第3回柏市国民健康保険運営協議会会議録
1 開催日時
平成15年1月22日(水曜) 午後2時~午後4時
2 開催場所
柏市役所第2庁舎5階第2委員会室
3 出席者
(委員)
染谷会長、山野辺副会長、長尾委員、鈴木(しげ)委員、市川委員、細谷委員、十念委員棚橋委員、十念委員原委員、中里委員、鈴木(道子)委員及び高橋委員
(事務局)
福島市民生活部長、増本市民生活部次長、石井保険課長、平塚主幹、石井副主幹(資格給付担当リーダー)、野口主任及び橋本主任
4 議題 審議事項
平成15年度柏市国民健康保険料の料率改定について
5 議事(要旨)
(1) 平成15年度柏市国民健康保険料の料率改定について、事務局から改定案が示された。改定案の内容等について事務局から説明があり、これを受けた質疑内容は次のとおり。
- 医療分の賦課割合はどうなるのか。
(事務局回答)改定案では、医療分の賦課割合を70対30として料率を算定した。中間所得層の負担を相対的に軽減することを考慮したものである。賦課割合を標準である50対50とすると、低所得者の負担が重くなるので、一気に標準に近づけるのは困難である。徐々に標準に近づけていくのが妥当であると考える。 - 収納率向上対策はどうなっているのか。
(事務局回答)滞納者対策としては、昨年度から資格者証の交付を実施している。また、休日に納付相談も行っている。さらに、昨年度から、郵便局での窓口納付の取扱いを開始し、また、口座振替の再引落しを実施している。今後は、コンビニ収納なども検討したい。 - 16年度以降の保険料率についての見通しはどうか。
(事務局回答)今回、料率改定が必要となったのは、医療費の伸びが保険料収入の伸びを上回っていることによる。昨今の景気の情勢では、今後もこの傾向は変わらないものと思われる。したがって、毎年度、料率改定が必要となる可能性は高い。
(2) 平成15年度柏市国民健康保険料の料率改定について審議を行った。その結果、次の方向で答申を行うことで一致した。
ア 平成15年度柏市国民健康保険料の料率改定については、事務局から示された改定案のとおりとする。
イ 医療費の伸びが保険料収入の伸びを上回っている現状では、料率改定はやむを得ないとしても、その上げ幅を抑制するため、収納率を向上する努力をするよう附帯意見として盛り込む。
6 傍聴
(1) 傍聴者 2人(うち記者1人)
(2) 傍聴の状況 傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。
7 次回開催日時(予定)
平成15年1月30日(木曜) 午後2時~午後3時30分