平成15年度第2回柏市国民健康保険運営協議会会議録

1 開催日時

平成15年8月28日(木曜) 午後2時~午後4時15分

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号   柏市役所第2庁舎5階第2委員会室

3 出席者

(委員)

染谷会長、山野辺副会長、荒木委員、鈴き木(しげ)委員、市川委員、今井委員、棚橋委員、大河原委員、中里委員及び鈴木(道子)委員

(事務局)

福島市民生活部長、落合市民生活部次長、松丸保険課長、伊吹主幹、平塚主幹、石井副主幹(資格給付担当リーダー)、く工藤主査及び橋本主任

4 議題

(1)国民健康保険事業の概要について
(2) 平成14年度柏市国民健康保険事業特別会計決算見込みについて
(3)その他

5 議事(要旨)

(1) 国民健康保険事業の概要について事務局から説明があり、これを受けた質疑内容は次のとおり。

  • 制度的繰り入れと制度外繰り入れの違いは何か。 (事務局回答)制度的繰り入れとは、地方公共団体が最低限実施する行政サービスについて、国が財政調整し、一般会計で地方交付税として入ったものを国保会計に入れるものである。その内訳は、国保事業に従事する職員の給与費等の事務費、出産育児一時金の3分の2の額及び保険料の軽減部分相当額である。制度外繰り入れとは、国が財政調整していない部分、いわゆる保険料を安くするための繰り入れである。
  • 保険給付費の国庫負担金は定率4割とあるが、柏市の予算では35.2%となっている。この差は何か。 (事務局回答)保険基盤安定繰入金の2分の1の額と退職被保険者等にかかる老人保健拠出金の額を差し引いた額の4割が国の負担となるため。

(2) 平成14年度柏市国民健康保険事業特別会計決算見込みについて事務局から説明があり、これを受けた質疑内容は次のとおり

  • 柏市の予算では、保険料と保険税が歳入として計上されているが、なぜか。 (事務局回答)昭和63年度から保険料となり、それ以前のものが滞納繰越分として入ってきているため。
  • 平成14年度の保険料収納率はどうだったのか。 (事務局回答)88.54%であった。平成13年度は88.95%であったので差し引き0.41%の低下である。
  • 公債費とはどのような場合に執行するのか。 (事務局回答)年度途中で収支が一時的に不足しているが最終的に収支が保てる見込みのある場合は、金融機関などから資金を借り入れて年度内に返済することとなる。その際に生じた利息は、この支出科目で執行する。

(3)その他

  • 柏市と沼南町の合併に伴う主な調整事項について並びに1日人間ドック及び脳ドックの申し込み状況について事務局から説明があった。

6 傍聴

(1) 傍聴者    2人  
(2) 傍聴の状況

    傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。