平成30年度第2回柏市安全安心まちづくり推進会議報告書
1 開催日時
平成30年11月26日(月曜日)午後1時57分から3時20分
2 開催場所
柏市まちづくり公社2階会議室
3 出席者
委員
- 委員
小川薫委員長、長谷川克副委員長代理、松尾信昭委員、嶋田雅彦委員、下田豊繁委員、根本利治委員、前川万委員、木村仁委員、野口進委員、吉田麻利子委員、石和田稔委員、田久保宏征委員、成嶋正俊委員、染谷誠一委員、君島昭一委員、小貫省三委員、加藤定吉委員代理 - 事務局
恒岡課長、上田副参事、小山主幹、土屋主幹、田之上主任、竹之内主任、柏市防犯協会北村事務員
傍聴者
なし
4 内容
- 開会
- 平成30年度安全安心まちづくり推進事業経過について
- 平成31年度安全安心まちづくり推進事業方針について
-
防犯講話 柏警察署生活安全課長課長 田久保 宏征様「市内の犯罪情勢について」
- その他
- 閉会
5 議事(概要)
平成30年度安全安心まちづくり推進事業経過について
事務局から説明
(質疑)特になし
平成31年度安全安心まちづくり推進事業方針について
事務局から説明
(質疑)
- 委員
振り込め詐欺対策について提案だが、ふる協(柏市ふるさと協議会連合会の略称)は現在20地区に分かれており、年4回定例会を開催している。次回は平成31年1月を予定しており、柏市か柏警察署が定例会に参加し、このチラシだけでいいと思うが、定例会の場で説明してくれると地域の意識も高まると思う。
- 事務局
今年度の取組みとして、防犯講習会で地域向けに犯罪情勢などの話をしている。顔と顔を合わせて話をさせていただくと、よく分かったと参加者には好評である。多くの場を設けさせてもらえるのはありがたい。具体な日時を確認させてほしい。
以上の質疑回答があり、審議の結果、賛同を得た。
防犯講話「市内の犯罪情勢について」
委員から説明
- 委員
警察でも昔から防犯講話を行っているが浸透していない。そのため、今回柏署で広報映像を作成したので、後ほどご覧いただきたい。本日は、市内の犯罪情勢・振り込め詐欺・交通事故・歓楽街対策の4点を説明したい。犯罪情勢については刑法犯認知件数の減少幅が非常に大きく、他市と比べても減少幅は大きい。今年は自転車の盗難も減少している。みなさんの身のまわりで起きやすい街頭犯罪が減少している。最初からひったくりや殺人などの犯罪に手を染めるわけではないことから、自転車の盗難や万引き、特殊詐欺などのゲートウェイ犯罪を見逃さないようにしている。
つづいて振り込め詐欺についてだが、柏市は非常に協力的であり、パンフレットの作成や情報発信を行ってくれている。手口別の被害状況では、平成29年中10月末が28件で平成30年10月末が37件とカード手交型の被害件数が年々増えている。窓口で現金を下ろせないので、このような手口が多くなっている。今月多いのが柏市職員騙りの還付金詐欺であり、無人ATMに誘導してお金を振り込ませる手口である。平成30年11月に多いのが大型商業施設を騙る手口である。抑止対策として、被疑者より入手した情報では、彼らはバイトであり午前8時~10時の間に指定された駅に来るよう指示されている。今夏8月から駅に警察官を配置し、抑止対策の効果があった。犯人グループは柏市の情報をよく見ているので、今後は方法をかえて実施する。
柏署が作成した「合言葉は、か・し・わ」の映像を流すのでご覧いただきたい。(映像を流す)
か…簡単に、し…信じない、わ…渡さない
動画のほかに音声バージョンもあり、流せる場所があれば柏署で動画などを準備できるので活用してほしい。
交通事故についてだが、けが人は減っているが死亡事故が増えている。現在、薄暮時に白バイやパトカーがまわっている。この3連休で2名亡くなった。細い入り組んだ道路で亡くなっている。横断歩道での注意喚起に交通課は力を入れている。
柏署が作成した「ゼブラストップ」のテーマを映像で流すのでご覧いただきたい。(映像を流す)
ゼ…前方をよく見て、ブ…ブレーキ操作、ラ…ライトの点灯
歓楽街対策では、客引きやスカウトの取り締まりをしている。柏駅周辺の環境浄化を考えるにあたり、風適法があげられるが、風適法は何度も改正されている。改正時期はオリンピックを境に改正されており、もしかすると今後は法の網をくぐり抜ける営業手口がでてくるかもしれない。市と一緒に歓楽街対策を進めていく。来年もよろしくお願いしたい。
閉会
事務局から挨拶
- 事務局
先ほど説明したとおり、地域の防犯として「街頭防犯カメラの補助事業」、特定の犯罪抑止として「振り込め詐欺等の対策」、柏駅周辺の客引き対策を3本の柱として来年度も進めるので、ご協力をお願いする。