平成28年度第2回柏市安全安心まちづくり推進会議報告書

1 開催日時

平成28年12月16日(金曜日)午前9時57分から午前11時25分まで

2 開催場所

柏市役所 第5・第6委員会室

3 出席者

委員

野中和雄委員長、増谷弘美副委員長、松尾信昭委員、松井博明委員、下田豊繁委員、吉田勝彦委員、佐藤小百合委員、木村仁委員、野口進委員、武井美恵子委員、落合勝委員、長島良樹委員(代理)、鬼澤徹雄委員、平島雅治委員、君島昭一委員、小城亨委員(代理)、宮武孝之委員(代理)

事務局

鈴木課長、蛭川副参事、岩津主査、田之上主事、竹之内主事、柏市防犯協会北村事務員

傍聴者

無し

4 内容

  1. 開会 
  2. 議事 
    • 平成28年度安全安心まちづくり推進事業中間報告について
    • 平成29年度安全安心まちづくり推進事業方針について
    • その他
  3. 閉会 

5 議事(概要)

平成28年度安全安心まちづくり推進事業中間報告について 

 事務局から説明

(質疑)特になし

平成29年度安全安心まちづくり推進事業方針について

 事務局から説明

(質疑)特になし 

その他(アンケート集計結果について )

 事務局から説明

(質疑)特になし 

その他(各委員より報告等)

  • 委員
    柏駅周辺の経済振興に関して、駅周辺等を多くの人に利用してもらう・まちに人を集めるには、そのまちが安全であることが大前提と考える。安全なまちでなければ人は集まらない。他方で、多くの人が集まるようになると、それに比例して犯罪が増えてしまうというジレンマもある。各委員においては、安全安心で多くの人が集まるまちの実現のため、今後とも協力いただきたい。
  • 委員
    直接的に安全で安心なまちづくりに寄与するものではないかもしれないが、ダブルデッキを含む道路等について、安全対策を実施することにより、広い意味での防犯に携わっていきたいと考える。また、空き巣や自動車盗難が市内全域で発生していることに驚いた。道路等が暗いことで犯罪発生を助長してしまう懸念もあると思う。道路照明の適切な管理・配置等により協力したい。
  • 委員
    少年補導センターによる補導状況としては、平成28年11月中は24件、11月末日現在の年度累計では149件である。また、各小中学校からの不審者通報については、11月末日現在の年度累計で85件(昨年同期比ー16件)である。
  • 委員
    各小中学校の生徒の交通事故遭遇件数及び不審者通報件数ともに昨年より減少している。父兄や市民ボランティア等の見守り活動のおかげである。また、11月ごろ手賀地区で多発した露出事案については、柏警察署の迅速な対応により、犯人の早期逮捕に繋がった。あらためて感謝する。その他、通学路に関する安全対策については、市内51箇所に関して学校からの要望があった。関係機関により対応を進めていく。
  • 委員 
    議題(1)において、事務局が説明したとおり振り込め詐欺被害の発生件数は昨年より増えてしまっているが、金融機関やコンビニエンスストア、市民等による未然防止件数も増えている。このことから条例施行の一定の効果はあるものと考える。引き続き協力をいただきたい。また、以前より望む声の多い柏警察署の二署化について、警察署の新設以外にも、幹部交番の設置等あらゆる可能性を検討し、模索しているところである。安全で安心なまちの実現を目指していきたい。
  • 委員 
    日頃より、犯罪の抑止や安全安心なまちづくりへ協力いただき感謝する。本年の柏市内における刑法犯認知件数について、いずれも暫定数値だが、11月末日現在で3,501件(昨年同期比+164件)、そのうち最も多く発生している犯罪は自転車盗で1,031件(昨年同期比+158件)である。また、振り込め詐欺被害発生件数についても60件(昨年同期比+11件)と増加しており、手口としては、オレオレ詐欺が一番多く、次いで還付金等詐欺、架空請求詐欺となっている。振り込め詐欺被害の未然防止事例については、11月末日現在で42件を認知しており、昨年同期比で10件以上も多い。条例施行や各施策等により市民の関心が高まっていることを感じる。被害防止に貢献してくださった方に対して、柏警察署長からの感謝状の贈呈や報道機関による新聞等報道をより積極的に行うことにより、さらに市民に関心を持ってもらえるよう努めている。これからの期間、年末年始特別警戒取締りを実施し、さらに犯罪抑止対策を強化する予定である。なお、先日は柏市大島田所在の大型商業施設内において、「柏警察署歳末警戒フェアー」を実施したところである。引き続き協力いただきたい。
  • 委員
    酒井根・中原地区の防犯ボックスについては、近隣住民からの評判が非常に良い。自身の属する町会でも月1回実施するパトロールに当ボックス勤務員であるセーフティアドバイザーに参加いただいている。市内各所に防犯ボックスが増設されれば、より安全なまちになるものと思う。また、今年度第1回の本会議で選任されたことを受け、先日、防犯ポスターの選考に参加した。学校により取組にばらつきがあると感じた。
  • 事務局
    現在、柏駅周辺における客引き対策を進めている。条例の制定を目指しており、実現すれば千葉県内初めての事例となる見込み。しかしながら、各委員の皆様とともに取り組んでいかなければ、対策は実現しないことも感じている。皆様の力を借りながら、条例の制定を目指したい。なお、条例については、平成29年4月の制定、10月の完全施行を目指しており、先進市における事例等を研究しているところである。
  • 事務局 
    今後の事業予定として、平成28年12月20日に柏駅周辺における街頭防犯パトロールを実施予定である。また、本市と柏警察署間において、連携・情報交換の強化を目的とし、覚書を取り交わすことも予定している。各種防犯情報の提供については、メール配信サービスを行っている。皆様においては、知り合い等に当サービスを周知いただき、より市民が防犯に関心を持ってもらえるよう協力いただければありがたい。

以上