平成21年度 第2回柏市安全安心まちづくり推進会議 会議録

1 開催日時

  • 平成21年11月9日(月曜日)
  • 午前10時~11時15分

2 開催場所

 柏市役所 5階 第5委員会室

3 出席者

 (委員)

 為成勝五郎委員長、川鍋伸治副委員長(代理人)、秋元秀行委員、木村修委員、落合尚男委員、日暮昇委員、木村仁委員、野口進委員、田口千代委員、山田孝男委員、吉井忠夫委員、上野和久委員、飯田栄委員、宮本知史委員(代理人)、矢口國男委員(代理人)

 (事務局)

 小嶋課長、鈴木副参事、増田主幹、石戸リーダー、和島主事

4 内容

(1) 開会

(2) 議事

  • 1. 平成21年度安全安心まちづくり推進事業中間報告について
  • 2. 平成22年度安全安心まちづくり推進事業方針について

5 意見、質疑等

川鍋委員

 新規事業の「柏警察署移動交番との連携・協力」について、移動交番は何台配車されるのか?

事務局

 柏警察署へは1台配車予定です。また、移動交番は県全体で15台となっています。

飯田委員

 5月の第1回目の会議でもお知らせしたダブルデッキの改良工事について、広報かしわ11月15日号に概要を掲載し、市民にお知らせする。今回の工事はバリアフリー化を主体としている。請負業者も決定し、来年の1月から約2年かけて工事を行う予定である。

 今年度の事業として、スクールゾーンの外側帯に緑色の舗装を行う予定である。年度末までに7つの学校区で合計約4kmを実施予定である。

吉井委員

 犯罪件数はピーク時の1/2と大幅に減少しているが、市内の各駅周辺では、特に夜間において、暴行、傷害などの犯罪が発生している。犯罪件数は減少しているものの、市民の体感治安は改善されていないのが現状である。「地域安全パトロール隊事業」は、最終電車到着時間を考慮し、深夜にかけて実施していく。犯罪者を捕まえるのが目的ではなく、警察への通報を第一とするが、パトロール用青色停止棒を点灯させ、目立つように活動するので、その姿を見せるだけでも大きな抑止効果が期待でき、また、市民に安心感を与えることができると考えている。

 また、柏警察署において、移動交番事業がスタートするが、市としてもこの事業が有効に実施されるよう、積極的に連携、協力を図っていく。

上野委員

 経済産業部では直接的な防犯事業は実施していないが、各防犯関連団体への支援等を実施している。

 また、商店街等にある防犯灯について、省電力を主目的としてLEDへの切り替えを検討しているが、照度などについて防犯効果に影響がないように配慮していく。

宮本委員

 少年補導センターの活動として、駅周辺の街頭補導は、昨年度と比べて、少年達に声をかける割合が約25%減少している。逆に、市内を中学校区の20地区に分けて行っている地区補導では、増加傾向にある。駅周辺は落ち着き、少年達は地元で活動しているような状況であるが、特段に目立ってはいない。しかし、今後も積極的に補導活動を進めていく。

 学校警察連絡協議会では、6月に情報交換会を実施し、地区の不審者等の情報を共有し、地区補導活動の活性化を図った。来年の1月には第2回小中高情報交換会を実施する予定である。

 インターネット上のいわゆるプロフについて、中高生の被害が増加している。少年補導センターでも、個人情報が掲載されているものがないかや、猥褻な画像などトラブルの火種になるものはないか、約240件をチェックし、情報収集を行っている。発見した場合は学校へ連絡し、削除などを促している。今年度はこれまで48件連絡した。また、学校でも先生がチェックしたり、補導委員もチェックしたりしており、保護者を対象とした講演会でもチェック活動を広めている。最近では下火になりつつある。

矢口委員

 学校安全対策室の事業として、安全教育支援事業を今年度18校で実施する予定。これはクラス単位で行う誘拐防止の授業などの外部講師への謝礼金等の支援を行うものである。

 また、今年度はこれまでに86件の不審者情報を学校等から提供され、関係各所に配信した。多くが声かけや露出などであり、情報配信だけではなく重点パトロールや再発防止策を講じたりしている。

 来年の2月に地域ICT利活用モデル事業を試行実施する。これは総務省の事業で、100名程度の児童に電子タグを携行してもらい、通学路の通過情報を保護者などに配信するものである。

6 傍聴者

1人