令和2年10月開催 柏市行政不服及び情報公開・個人情報保護審議会会議録
1 開催日時
令和2年10月16日(金曜日)午後3時から午後4時10分まで
2 開催場所
ウェブ会議による開催
3 出席者
委員
神谷会長、中村副会長、飯森委員、木崎委員、釼委員、廣田委員、宮本委員及び守屋委員
事務局
藤井行政課長、鵜飼統括リーダー、芳賀担当リーダー、坂田担当リーダー、前原主任及び間舘主任
諮問庁(議題2関係)
- 情報・業務改善課
鈴木担当リーダー、白川担当リーダー及び松岡主事
- 保育運営課
栗原担当リーダー及び髙木主査
- 保育整備課
鈴木次長及び石井担当リーダー
4 議題
- 個人情報の取扱い及び事務届出について(報告)
- オンライン結合による保有個人情報の提供について(諮問)
5 議事(要旨)
事務局から、前回の審議会(令和2年9月1日)以降の事務処理経過の報告及び本日の議題の説明をした後、次第に従い議事を進めた。
議題1 個人情報の取扱い及び事務届出について(報告)
事務局から議題1資料に基づき報告を行った。特に意見はなかった。
議題2 オンライン結合による保有個人情報の提供について(諮問)
ア 事務局より概要を説明した後、諮問庁から資料2-1~2-2に基づき説明を行った。
主な質疑は次のとおり。
(中村副会長)まず1点目、各施設に対して個人情報の取扱いに関する規定があることを確認しているのか。次に2点目、提供する保有個人情報の項目(職員情報)について、「身体障害者・知的障害者・精神障害者」等細かい項目があるが、この情報があることによって給付の額が異なるのか。最後に3点目、「総合行政ネットワーク」について教えていただきたい。
(回答)1点目について、個人情報の取扱い規定については、現行事務の中で確認済みである。次に2点目について、制度上加算項目として設けられているため、給付費が異なってくる。最後に3点目、地方自治体のみがアクセスできるネットワークであり、通常のインターネットに比べて、セキュリティーが高いものとなっている。
(守屋委員)セキュリティー対策について、このシステムのワンタイムパスワードというのはどのように発行されるのか。
(回答)事前に登録した施設ごとのメールアドレスにワンタイムパスワードを発行するものになっている。こちらを使用する理由としては、施設の職員はインターネット環境があれば自宅のパソコンからでもシステムにアクセスすることができてしまうことから、施設ごとに発行されるワンタイムパスワードがなければログインできないようにすることで、セキュリティー対策とするためである。施設職員が退職した場合の不正アクセスなどを想定している。
(神谷会長)施設側でシステムを利用するにあたり適正な取扱いがされているかをチェックする仕組み等はあるのか。
(回答)システムが稼働する前に研修を行い、セキュリティー意識を高めていくコンテンツを盛り込むこと、また、システム稼働後においては、年1回必ず新任者研修を行い、セキュリティー意識の向上を図っていく。
(廣田委員)施設側のパソコンはデータが持ち出せない仕組みになっているのか。クラウド上のデータをローカルに落とすことができないようになっているのか。
(回答)USB使用にあたっての制約は特に設けてはいないが、稼働前にはOSやセキュリティー対策ソフトの適用状況などを確認する予定である。また、現時点でクラウド上のデータをダウンロードする機能は想定していない。
イ 質疑終了後、審議を行った。
主な審議は次のとおり。
- クラウド上にデータを持つことは、今後やっていかなければならないことである。対策を立ててデータを扱っていれば問題ないのではないか。
- セキュリティ対策に関して、研修を定期的に実施したり、クラウド上のデータをダウンロードできない仕組みになっていることからも特に問題はないように思える。
オンライン結合による個人情報の提供について、特に異論はなく、可となった。
6 傍聴人
0名