令和2年9月開催 柏市行政不服及び情報公開・個人情報保護審議会会議録
1 開催日時
令和2年9月1日(火曜日)午後3時から午後4時20分まで
2 開催場所
ウェブ会議による開催
3 出席者
委員
神谷会長、中村副会長、飯森委員、大野委員、木崎委員、釼委員、廣田委員、宮本委員及び守屋委員
事務局
藤井行政課長、鵜飼統括リーダー、芳賀担当リーダー、坂田担当リーダー、前原主任及び間舘主任
諮問庁
- 指導課
逆井課長、大内統括リーダー、大山統括リーダー、伊藤副主幹、太田副主幹、加藤主査及び西田氏(アドバイザー)
- 学校教育課
恩田主査及び町田主事
4 議題
- オンライン結合による保有個人情報の提供について(諮問)
- たすけあいサービス事業費補助金実績報告兼精算書(平成30年度分)の部分開示決定に対する審査請求について(第6回)
5 議事(要旨)
事務局から、前回の審議会(令和2年7月31日)以降の事務処理経過の報告及び本日の議題の説明をした後、次第に従い議事を進めた。
議題1 オンライン結合による保有個人情報の提供について(諮問)
ア 事務局より概要を説明した後、諮問庁から資料1-1~1-3に基づき説明を行った。
主な質疑は次のとおり。
(大野委員)このシステムへのアクセスは、学校から提供される端末で、校内からしか接続できないということか。家庭からの場合でも問題ないか。
(回答)クラウド型ということで、校内だけではなく、家庭等での違った端末から入ることが可能である。通信に関しては資料の説明のとおり。
(大野委員)例えば、生徒が提出した提出物に対する評価や成績というようなものは関わってくるのか。
(回答)学習成果物に関して、教職員でやり取りすることは可能。成績は直接にはやり取りを行わず、学習成果物に対するコメント等をしていく形を考えている。
(中村副会長)導入は、市立の小学校、中学校、高校、全校が対象になるのか。千葉県の中で既に導入の動きはあるのか。
(回答)市内の小中高等学校に導入する。千葉県においては、今、他市でも同様に検討していると伺っている。
(飯森委員)学校からはSINETを使ってつなぐとの話だが、自宅からつなぐ場合、セキュリティー的に問題は出てこないか。ID等を他人に使われてしまう心配はないか。
(回答)自宅からつなぐ場合、アカウントを教育委員会で一括で発行し、ID、パスワード等の認証でセキュリティーを確保する。管理者による認証も検討している。
(飯森委員)各自宅からつなぐとき、Wi-Fi環境があるかないか、容量があるか等の違いに対して、ケアは考えているか。
(回答)通信環境が十分に整えられない家庭に関しては、毎月の通信料も含め、Wi-Fiを教育委員会から貸出しする形を考えている。
イ 質疑終了後、審議を行った。
主な審議は次のとおり。
- 今の状況からしても、今後オンラインが増えてくるため、対応は必須ではないか。
- セキュリティに関しては、SINET又はGoogleを通すため、個人の権利利益を不当に侵害するおそれはないのではないか。
オンライン結合による個人情報の提供について、特に異論はなく、可となった。
議題2 たすけあいサービス事業費補助金実績報告兼精算書(平成30年度分)の部分開示決定に対する審査請求について(第6回)
不開示情報を取り扱う可能性があるため、非公開で実施した。
6 傍聴人
0名
7 次回開催日時(予定)
令和2年10月16日(金曜日)午後3時から