平成30年度第4回 柏市行政不服及び情報公開・個人情報保護審議会会議録

1 開催日時

平成30年7月31日(火曜日)午前10時から正午まで

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号

柏市役所本庁舎5階 第2委員会室

3 出席者

委員

神谷会長、冨田副会長、中村委員、釼委員、廣田委員、飯森委員、大野委員、石井委員及び高木委員

諮問庁等

福祉政策課 石毛課長、高橋主事及び佐藤
東京大学高齢社会総合研究機構 菅原特任講師

事務局

成嶋総務部長、藤井行政課長、田崎副参事、橋爪担当リーダー及び間舘主事

4 議題

  1. 実施機関以外の者への保有個人情報の提供について(諮問)

  2. たすけあいサービス事業費補助金実績報告兼精算書等の部分開示決定に対する審査請求について(第5回)

5 議事(要旨)

事務局から、前回の審議会(平成30年6月27日)以降の事務処理経過の報告及び本日の議題の説明をした後、次第に従い議事を進めた。

議題1 実施機関以外の者への保有個人情報の提供について(諮問)

ア 諮問庁より資料1-1及び資料1-2に基づき、説明を行った。

諮問庁への主な質疑は次のとおり。

(冨田委員)個人情報の具体的な提供方法と破棄の方法について教えてほしい。
(回答)提供方法については、CD-RにCSVファイルを保管した形で提供する予定である。提供後は、インターネットに接続しないパソコンに外付けHDDをつなげ、データを利用する。アンケート送付の際は、ラベルシートに印刷し貼って送るため、もし返ってきた場合は、シュレッダーにかける予定である。データの破棄の方法については、CD-R本体を壊すと同時に、HDDも壊す予定である。

(飯森委員)90歳以下の方と90歳以上の方とで調査内容自体が変わるのか。それとも、基本的に同じ調査を90歳以上の方まで広げるというものなのか。
(回答)高齢者を一括りにして調査を行うと、特に90歳以上の方については、アンケートに答えていただけない方が増えてしまうこともあり、実態が把握できない。そのため、90歳以上の方にターゲットを絞った質問内容になっている。

(釼委員)アンケートの内容について、なぜ2ヶ所氏名を書く欄があるのか。また、性別の記入欄がないのはなぜか。最後に、どの程度回答があるかの見込みの割合を教えてほしい。
(回答)氏名欄については、調査の同意に1ヶ所、さらに次の調査への協力の同意に1ヶ所の計2ヶ所サインをいただいている。また、男女別の差については、現時点では調査の対象としていない。回答の割合は大体2割を見込んでいる。

(中村委員)代筆者の範囲をある程度限定しているのか。また、2次調査の際には、対象をしぼるのか。
(回答)代筆者の対象を限定はしていない。逆に、どういう方が代筆するのか、それ自体も貴重な情報である。二次調査について、面接での調査になるため、希望いただいた方は訪問する予定である。

(冨田委員)兵庫県や東京都など他の自治体の進捗状況はどうなのか。また、この調査結果を柏市にフィードバックするということであるが、この結果をどのような形で施策等に生かしていくのか、現段階で決まっていることがあれば教えてほしい。
(回答)兵庫県の伊丹市ではすでに調査を始めており、他のところについては、これから順次行っていく。また、分析結果をもとに、東京大学とも連携をとりながら、柏市として長寿社会のまちづくりに反映させていきたい。

イ 質疑終了後、諮問庁は退出し、審議を行った。主な内容は、次のとおり。

  • 個人情報の提供については特に問題ないのではないか。
  • 市が協力しているのであれば、調査の質問内容に、長寿社会にしていくという柏市の施策に反映できるような質問を盛り込んでもらうのもよいのではないか。
  • 積極的にこの調査結果を活用していただきたい。

実施機関以外の者への保有個人情報の提供について可とした。

議題2 たすけあいサービス事業費補助金実績報告兼精算書等の部分開示決定に対する審査請求について(第5回)

本件は不開示情報を取り扱う可能性があるため、非公開で審議を実施した。

6 傍聴人

0人

 7 次回開催日時(予定)

平成30年8月20日(月曜日)午前10時から

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