平成22年度第7回行政改革推進委員会会議録

1 開催日時

平成22年12月22日(水曜日)午後1時30分~午後3時15分 

2 開催場所

柏市役所 本庁舎5階 第3委員会室

3 出席者

(1) 委員 

髙野会長、長妻副会長、金森委員、都賀委員、中野委員、山﨑(直)委員、山﨑(亮)委員

(2) 柏市

(執行部)石黒副市長、猿渡企画部長

(行政改革推進課)山田行政改革推進課長、小倉主幹、林主査、渡辺主事補

4 議題

柏市第四次行政改革大綱(中間案)について

5 議事

○柏市第四次行政改革大綱の中間案について、審議を行った。

主な意見、質疑・応答は以下のとおり。

【意見】

  • 大綱を実行していくには、経営管理本部がしっかり機能しないといけない。恒久的な部署にして、徹底的に推進・管理をしなければ大綱は、名前だけになってしまう。
  • 「推進体制の整備」と、「評価制度の確立」の項目をつくり、大綱の取組みに対する定期的な評価、点検をやるということを明記するべきである。
  • 職員の意識改革は絶対に必要である。これは改革全般に言われているが、意識改革を強く出さなければいけない。職員の意識が変わらなければ、実質を伴わない改革になってしまう。
  • 計画期間の項目にただ漠然と5年間と書くだけではなく、人材や財政等の問題項目をなんらかの形で優先順位を付けて、計画に出した方が良い。
  • 取り組む項目について、担当部署がはっきりしているものは、書き込んだ方が責任が明確になり良いと思う。
  • 中間案の「4 推進項目」の財政の部分については、委員会を重ねて説明を受けてきたこともあり、それぞれ担当課が取り組みに対し、具体的なイメージを持っていることが読み取れるが、12ページ以降の「マネジメントの強化」から、どの部署が、どのように進めていくのか具体的にわからない。例えば、コンプライアンスのことを上げると、現在、専門の部署が有るのか無いのか、無ければ作るのか等、具体的にどのように動くか、この中間案から見えてこない。マネジメントの部分、あるいは市の経営そのものを効率化できないと、限られた財政のなかで、痛みを伴う削減ばかりになってしまう。とても重要な項目である。
  • そもそも、12ページの項目が「(3) その他の取組み」となってしまっている。本当は、この項目がトップにきてもおかしくない内容であり、「その他」としてはいけない。タイトルを変えて、内容を詰めるべきである。
  • 大綱のため、あまり細かくは書けないと思うが、「その他の取組み」は言葉を並べただけで、何も読み取れない。この部分は補足説明をしたり、どのようにしていくか等を明記するべきである。
  • 総論は、間違い無い。しかし、内容1つ取っても凄いボリュームになるため、これを5年間で全てやるということは、かなり大変だと思う。どこまで達成したかを定期的に報告するスケジュールを立てる等、もし、達成できなかったとしても、達成できなかった理由やこれだけは削減したという報告はあって良いと思う。大綱は細かく書く必要はないが、具体的な計画を進めていくという本気度が欲しい。
  • その他の取組みについて、事業仕分けや、タウンミーティングと初めての試みが多く、効果が見えていないため、市は具体的にどのように積み重ねていけば良いのかわかっていないのではと感じた。
  • 行政改革推進委員会そのものの仕分けが大きすぎる。財政の問題、コンプライアンスの問題等、多岐にわたるなか、少ない日程で大綱を作成するのは、無理があった。今後は、分科会等をつくり、専門的な分野に分けてするべきではないか。

【質疑・応答】

  • 収納対策について、夏の委員会で100億円の未収の話があったが、その後、何か対策等の進展はあるか。

⇒まず、職員の意識を変えることと、相談業務を委託化し、収納対策への人員を確保し、来年度に督促を強化することを考えている。

  • 収納対策のプロジェクトチームは、もっと早くつくるべきではないか。来年度からだと4月からということになるが、必要だと思ったことはすぐに動かなければ何も変わらないだろう。また、同じようにアクションプランを速やかにつくり、できることから各部署で進めていくべきである。

⇒各担当部署ごとに目標を立てて、取組むようにしないと、確かに結果を出すことができない。アクションプランの中で、個別の項目ごとになすべきことを明確にし、進めていく。

6 傍聴者

  1. 傍聴者
    9人
  2. 傍聴の状況
    傍聴要領に反する行為は,見受けられなかった。