平成20年度第3回柏市行政改革推進委員会会議録
1 開催日時
平成20年6月25日(水曜日) 午前10時~正午
2 開催場所
教育福祉会館4階 集会室1、2
3 出席者
(1) 委員
宮入副会長、小野寺委員、川和委員、小林委員、高橋委員、田端委員、野口委員、松元委員、宮里委員、吉永委員、渡辺委員
(2) 柏市
(執行部)本多市長、関口総務部長、吉井財政部長、石黒企画部長、吉田人事課長、草野企画調整課長、石塚財政課長
(事務局)大内行政改革推進課長、行政改革推進担当
4 主な内容
付議事項
第三次行政改革推進委員会からの提言(案)について
宮入副会長:開会
- 傍聴者注意事項 -
- 資料確認・審議事項説明 -事務局(長妻行政改革推進課副参事)
宮入副会長:本日市長に提言書を提出する。次第に従って進行する。付議事項の第三次行政改革推進委員会からの提言(案)について、事務局から説明願いたい。
事務局(長妻行政改革推進課副参事):資料122「第三次行政改革推進委員会からの提言(案)」に基づき、前回からの修正事項について説明。
主な修正事項
P9 3組織のスリム化について、文言の修正。
P11 職員の意識改革について、より具体的な表現に修正し、意識改革できる職場づくりを行なうことを追加。
P12 補助金の適正化について、文言の修正。
P13 監査委員制度の適正な運用の検討について、田端委員からの提案をもとに修正。また、監査委員制度について修正を加えたものと、その他の文章とのレベルを調整。各論についてより具体化すべく、(取り組みの視点)を追加。
P17、18 資料についての分析を、コメント欄という形で追加。集中改革プランについては、目標を達成出来ている。経費別見直しの達成率が低かった。今までの一律的な削減により、経費別見直しは、限界に近づいている。今後は、集中改革プランの更なる促進を行なう必要がある。
宮入副会長:説明について、意見や質問は。
吉永委員:本日の修正提案書の説明を行なう。私の今回の提案書の中身である、監査委員制度運用検討委員会の設置については、そのまま文言を残してもらいたい。委員会設置の理由について、私なりにA案、B案というものを作成してみた。A案は、田端委員の提案をもとに事務局が語句の修正を加えたものの大半をそのまま使っている。B案は、それを簡略化したもの。監査委員制度運用検討委員会について、何を検討してくださいということまで踏み込むと負担になると感じた。どういうことを議論するかは委員会に任せてもよいのでは。目的は絞り込みすぎない方が良いと考えた。
田端委員:何を検討したらよいのかわからないままに、提言をすると不都合が生じるのではと思い、検討すべきものを網羅的に含んだ提案を作成した。委員の皆さんに検討していただきたいポイントとしては、1.各論に近いものを本提言にのせるか否か、2.監査委員制度運用検討委員会を設置することをどこに入れるか、ということである。
吉永委員:何を提案するのかをはっきりさせるべきだと考えている。1.監査委員制度運用検討委員会の設置を提案するのか、2.委員会の設置を検討することを提案するのか、など。委員会の設置を提案した上で、理由を述べれば良いかと考える。
宮入副会長:吉永委員、田端委員の議論について、委員の皆さんいかがですか。
吉永委員:前回の会議資料120では、「監査委員制度運用検討委員会の設置をすること」という文言が含まれていた。その内容に変更を加えるのは、おかしいのではないか。
松元委員:今の監査委員制度に関する話について、事務局の考え方を聞きたい。聞きたい点は、監査委員制度についての表現と本委員会の権限について、バッティングする部分があるかどうかということである。
監査委員制度について、吉永・田端両委員に一任してよいのでは。
事務局(大内行政改革推進課長):本委員会の権限とのバッティングがあるかという点について、提言書の中身についてどのような盛り込みをしていただくかということは本委員会の権限であると考える。ただ、受け手としては、今後、具体的な検討を進める上で,道しるべとなるような内容の方が、提言を受けて行動しやすいと考える。
宮入副会長:田端委員からの提案を受けて、各論のそれぞれに「取り組みの視点」が追加されるなど、以前より具体的になってきている。その点から、また、記述のトーンを合わせるという意味でも、B案よりもA案の方が良いかと思う。委員の皆さんのご意見は、いかがでしょうか。
小野寺委員:A案が良いのではないかと考える。
宮入副会長:吉永委員いかがですか。
吉永委員:2つの案を提案したが、A案の方が良いと考えていた。A案で結構です。
宮入副会長:では、委員会の設置を提案した後で、具体的な検討内容について記述すると言う形でよいか。田端委員いかがですか。
田端委員:てにをはを含め、修正の余地を残しておいた方がよいかと思う。
吉永委員:修正の際は、私も加わりたい。田端委員もお願いしたい。
宮入副会長:監査委員制度に係る箇所については、吉永、田端両委員で調整した上で、事務局に提出するということでいかがか。(異議を唱える委員なし。)
続いて、提言の副題について決定する。
小野寺委員:時間の制約もあるので多数決で決定してはどうか。
宮入副会長:1.~市民と行政とが協働して創る中核市かしわ~、2.~市民と共に創る中核市かしわ~、3.~市民といっしょに協働・共助して創るあたらしい柏市に向けて~、3案の中で決をとる。
(多数決の結果、1.案に決定した。)
小野寺委員:書式の問題だが、1、(1)と続いたあとに、ア、イ、ウと続くよりも、1.、2.、3.とした方が見やすいのではないか。
宮入副会長:市役所の中で、文書についてのフォーマットがあるからということか。
事務局(大内行政改革推進課長):市役所のフォーマットに従ったものである。但し、この提言は委員会が提出するものなので、役所のフォーマットに捉われることなく、文書を作成していただくということでよろしいかと思う。
宮入副会長:ほかに意見や質問はあるか。
小野寺委員:P19以降の集中改革プランの進ちょく状況について、プラン番号の順番がバラバラだが、今まで検討したプランは全て載っているか。
事務局(行政改革推進課林):検討したプランは、全て載せている。
小野寺委員:プラン番号は、バラバラになっており、入れない方が見やすいのでは。
事務局(大内行政改革推進課長):プラン番号は、管理上の番号ということで割愛し、整理番号に変更する。
田端委員:提言のP18の説明が市民の方にとっては、わかりづらいのではないか。このようにすれば分かりやすくなるのではと思い提案する。1.コメント欄に、集中改革プランの進ちょく状況93.1%の意義を加える、2.「各年度の比較」の表について、各年度の右に進ちょく率を加え、2つの表が関連しているということを示す。
宮入副会長:田端委員の意見に賛成である。集中改革プラン期間内の3年間の目標数値である、90億円など、基本となる数値には、説明があった方が分かりやすいのではないか。
事務局(長妻行政改革推進課副参事):新たに作文するのではなく、行政改革大綱、集中改革プランの中の文章を要約するような形で、説明を加えたい。
事務局(大内行政改革推進課長):説明文を加える際には、例えば行政改革大綱より、集中改革プランより、など出典を明確にした上で記述する。
吉永委員:提言の中の、P12について、補助金の受給団体に予め承諾をもらい公表するという内容の、修正案を送付した。事務局で修正してあるが、次のとおり修正を提案する。「必要があれば」を削除し、「公開に工夫をすることなど」を追加。
宮入副会長:今の提案について意見はあるか。意見がなければ事務局で検討願う。ほかに意見や質問はあるか。なければ私から語句の修正をいくつか、お願いする。(以下、修正点について話あり。)
事務局(長妻行政改革推進課副参事):修正します。
川和委員:豊かな希望のもてる、明るい柏市をつくるために、という「将来の柏市」に対する表現について、提言の中での盛り込みに、物足りなさを感じた。
宮入副会長:文言の最終的な修正など、事務局と私に一任いただくということでよろしいか。
委員一同:異議なし。
宮入副会長:修正等がありますので、正式版は後日加筆、修正することにしまして、内容がまとまりましたので、市長に提言を提出する。委員会は、これにて閉会する。