(第五次総合計画)柏市総合計画審議会(第11回)会議録

1 開催日時

平成27年10月21日(水曜日)午後1時30分~午後3時

2 開催場所

柏市役所 本庁舎5階 第5・6委員会室

3 出席者

(1)委員

浅野委員、小野委員(副会長)、金江委員、亀岡委員、篠原委員、田中委員、谷一委員、溜川委員、寺嶋委員(会長)、長妻委員、林委員、深津委員、藤原委員、宮部委員、村田委員、森委員、山田委員、渡邊委員(18人/25人)

(2)市・事務局

秋山市長、関口副市長、石黒副市長、岩崎企画部長、飯田企画調整課長、他6名

4 傍聴者

3名

5 議題等

  1. パブリックコメントの実施結果について
  2. 基本構想及び基本計画(案)について(答申の検討について)
  3. その他

6 配布資料

7 議事要旨

(1)会長挨拶

1年はあっという間で本日が最終回となった。前回概ね了承頂いた案でパブリックコメントが実施され、本日はその意見等が反映された最終案を確認頂ければと思う。

(2)パブリックコメントの実施結果について

事務局より資料3を用いて主なご意見やそれに対する回答等を説明。委員から質疑は特に出なかった。

(3)基本構想及び基本計画(案)について(答申の検討について)

事務局より資料4を用いて主な変更となった基本構想案の将来都市像に係る記載を中心に説明、委員からの質疑や意見・提案等の後、最終的に原案にて答申することが承認された。

  • 将来都市像の表現で柏を2回入れている意図、また漢字とひらがなで書き分けている意図は。
    (事務局)使い方を想定して、10年間使う観点から作成。2行目はひらがなにより柔らかさを出した。
  • P4図表6は年度が重複しているが誤りか。またこの表の意味することが理解できない。
    (事務局)年度は平成13年度の誤りであり修正したい。併せて解説的なものも追記することも考える。
  • 将来都市像の1行目「つづく」は、1行目が漢字主体ならば漢字表記の方がよいのではないか。また17ページ(3)1に「進歩した」とあるが、何かと比較することになるので、絶対評価的な表現とした方がよいのではないか。 

(4)その他

最終回ということで、各委員から、これまでの審議会に出席しての感想や、今後計画を実行していく上で市に期待すること等について一人ずつ発言。
その後、市長からお礼の挨拶。

【主な感想】

  • 各界の代表者である他の委員からの様々な意見が聞けた等、大変勉強になった。
  • 計画の確実な達成に向け、実施体制(部署横断的、市民協働等)や、具体的な実施策への落とし込みが重要となる。
  • 計画が画餅に終わらないよう、PDCAをしっかり回す中で、庁内の自己評価だけでなく外部の第三者の評価もできればよい。我々も見守っていきたい。
  • この会議に参加して初めて行政に興味関心を持った。工夫次第で若い世代が行政にもっと興味関心を持つ余地は大きい。
  • 過去の総合計画と異なり初めて優先順位付けが為されたことは画期的だが、今回は投資の優先順位であり、今後経済的な混乱が見込まれる中では、既存の様々な事業の中での取捨選択に迫られるのではないか。そのような時代に向け行政に依存しない市民を増やしていく必要がある。
  • 社会変化の激しい中、10年間で状況が大きく変わっていることは大いにあり得る。検証段階で策定当時の見通しの妥当性が問われることを思うと責任を感じるが、見通しが変わっていないことを祈る。

【市長挨拶】

  • 多大なる時間を割いて頂き感謝申し上げる。
  • 各委員の関心分野からすると盛り込まれなかったものもあり不満もあろうかと思うが、従前の無難なまとめ方は単なる問題の先送りであり、特に経済面で将来的な見通しは厳しい中では、公平が求められる行政でも時には戦略的に進めることも必要であること、ご理解賜りたい。
  • 今後とも今回のご縁を活かし、計画の進行において、各分野で担当部署をロジカルに指導頂ければありがたい。

以上