(第五次総合計画)柏市総合計画審議会(第6回)会議録

1 開催日時

平成27年4月28日(火曜日)午後1時30分~15時00分

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階 第5・6委員会室

3 出席者

(1)委員

小野委員(副会長)、浅野委員、金江委員、亀岡委員、篠原委員、田中委員、谷一委員、溜川委員、常野委員、寺嶋委員(会長)、長妻委員、林委員、深津委員、藤井委員、藤原委員、宮部委員、村田委員、森委員、山田委員、渡辺委員、渡邊委員(21人/25人)

(2)市・事務局

関口副市長、石黒副市長、岩崎企画部長、奥山企画部参事、飯田企画調整課長、他9名

4 傍聴者

2名

5 議題等

  1. 基本構想案の修正について
  2. 基本計画の構成案について
  3. その他

6 配布資料

資料1.次第
資料2-1.柏市総合計画審議会座席表
資料2-2.柏市総合計画審議会委員名簿
資料3.基本構想案(第2案)
資料4.基本計画構成案

7 議事要旨

(1)会長挨拶

今回で第6回目となる。前回以降各委員の意見を踏まえた基本構想案を審議し今回で案を固めたい。スムーズな進行に協力願いたい。

(2)基本構想案の修正について

事務局より資料3のうち前回以降の変更箇所について説明。今後の基本計画の審議によって、整合性確保等の関係から、場合によっては多少の変更の可能性はあるものの、今回の案にて各委員の了承が得られた。
なお、審議の過程で、主に次のような質疑・意見が出た。

  • Ÿ重点目標の記載において、産業振興や自然環境に関する記述が弱いように感じられるが、重点課題の中でどのように考えればよいか。
    (事務局)資料3の第4章(3)1.において、産業振興については冒頭に商都を中心に関連の記述を盛り込んでおり経済面での意味合いをこめており、自然環境についても「多様な地域資源」等の記述に包含しており、これらをとっかかりに基本計画にて具体的な取組を掲げていく予定。
  • 第5章(7)に公共施設マネジメントの記述があるが、南部には沼南支所があるが北部に支所がなく、あった方がよいことから、公共施設マネジメントの推進においては支所に対する考え方も採り入れてもらいたい。
  • 重点目標(1)の表現ぶりは大人の視点に立っているように感じられるが、子どもの力も借りるという視点は入っているか。
    (事務局)資料3の第4章(1)1.において、子ども自身が愛着や誇りを持てることにつながる意味合いをこめているものの、具体的に子どもの力を借りるような取組が入れられるかは今後の検討課題であるが、そのような考え方は持っていきたい。

(3)基本計画の構成案について

事務局より資料3の第5章及び資料4に基づき説明。これに関し、主に次のような質疑・意見が出た。

  • Ÿ7分野の各施策1つ1つを審議するのか。
    (事務局)各施策の良し悪しではなく重点目標の実現・達成のためにすべきこととしての適否を指摘頂く。また優先順位の高低ではなく、その判断に至る考え方を議論頂く。
  • 官民協働でまちづくりを進めていく上でも、市民に良い計画だと思ってもらうためにも、市民への公開に向けた宣伝戦略が重要と考えるが、審議会でこの点についても審議するのか。
    (事務局)そこまでは審議対象として考えていなかったが、市民への見せ方については計画書の概要版の構成をどのようにしていくか、小学校の社会の副読本にするか等、いろいろ検討していく予定。
  • 3つの重点目標の達成度を測る目標値も設定が必要ではないか。
  • 計画書には数値目標も埋め込んで市民と共有した方がよい。
  • 難しいことなので、時間をかけて他の事例も踏まえながら、いずれ紹介頂ければよいのではないか。
  • なぜこのような施策を提示するのかの根拠が必要。意識調査や実態調査の類はあるか。
    (事務局)現状分析の項に記載する予定。現在各課からデータ・根拠等出して貰っている。
  • 「その他の取組」から「優先」に格上げすべきではないか、といった提案は可能か。
    (事務局)優先順位につながる考え方について議論頂く予定。
  • 各分野への配分を考える等、達成度を測れるよう指標の体系等全体的な構成までを審議するのか、事務局が案を出して意見するのか、その辺りの考え方を示してもらえるとわかりやすい。
  • レイアウト中に、重点目標との関わりを明示できるとより分かりやすいのではないか。但し短所として3つの重点目標のいずれにも関わりが薄いと施策として取り上げる必要性が問われるおそれがある。
  • 個人的に関心があることとして教育格差、予防医学、自然環境、空き家対策があるが、これらについて提案することは可能か。
    (事務局)次回からの進め方については別途資料作成し提示予定。資料の内容としては優先度につながる提案や議論を頂く、議論が拡散しないようテーマ設定を行う、根拠を示す等を盛り込む予定。
  • 「充実した教育」をどう捉えるかは様々だが、公教育として均等な機会の提供は可能であり、「質の高い教育」という考えは盛り込んでもらいたい。  

(4)その他

次回第7回は5月27日13時半から麗澤大学生涯学習プラザ、第8回は6月26日13時半から第5・6委員会室、第9回は7月29日13時半からアミュゼ柏、第10回は8月26日13時半から第5・6委員会室、の予定。

以上