(第五次総合計画)柏市総合計画審議会(第2回)会議録

1 開催日時

平成26年12月19日(金曜日)午後1時30分~午後4時40分

2 開催場所

柏市役所本庁舎第5、6委員会室

3 出席者

(1)委員

浅野委員、大方委員、小野委員(副会長)、金江委員、亀岡委員、篠原委員、田中委員、谷一委員、寺嶋委員(会長)、長妻委員、林委員、深津委員、藤井委員、藤原委員、宮部委員、村田委員、森委員、山田委員、山名委員、渡辺委員、渡邊委員(21人/25人)

(2)市・事務局

石黒副市長、関口副市長、岩崎企画部長、奥山企画部参事、飯田企画調整課長、他9名

4 傍聴者

4名

5 議題等

  1. 次期計画にて意識すべき課題認識(今後10年間における本市の重点課題) 
  2. その他

6 配布資料

資料1 次第
資料2-1 柏市総合計画審議会座席表
資料2-2 柏市総合計画審議会委員名簿
資料3 今後10年間における柏市の重点課題 委員の事前意見
資料4 補足資料1補足資料2-1補足資料2-2補足資料2-3
資料5 柏市の転入者分析

7 議事要旨

(1)会長挨拶

 本日は忌憚ないご意見をお願いしたい。

(2)第1回審議会の補足

 事務局より資料4・5に基づき説明。これに関し、主に次のような質疑・意見が出た。

  •  出生率が低い理由をどのように考えているか。また、TX開通はどのように影響しているか
    (回答)出生率の低さは、都市部の自治体として一般的な晩婚化やシングルの増加が影響している。またTX開通により子育て世代が流入している。
  • TX開通前後での転入者の分析・比較はないか。
    (回答)現時点ではないが作成次第、提示したい。
  • 割合としては少ないが外国籍の方の動向・動態も分析しておく必要がある。
  • 転出者の分析はないか。
    (回答)現時点ではないが作成次第、提示したい。
  • 流山市はどの様な取組をしているのか。
    (回答)特徴的なのはイメージ戦略と、駅から各保育所への送迎。
  • 流山市に流出した原因としてプロモーションがどの程度影響したのか。両市での子育て支援施策の比較が必要。
  • プロモーションが理由で流出したとは考えづらい。地価、住宅の取得しやすさ等様々な比較・検証が必要。

(3)今後10年間における柏市の重点課題

 各委員が順に課題認識について発表(資料提出者は資料3を示しながら説明)。全員の発表後、主に次のような質疑・意見が出た。

  • Ÿ 各委員から様々な課題認識が示されたが、どの程度のスケールの課題に集約する必要があるか。
    (回答)オール柏、10年後の視点で、重視すべき分野を挙げて頂きたい。
  • 税収が減ってくる中での優先順位付けが必要であり、その観点に立つと、まず重要なのは人口を(他から引っ張ってくるのではなく)増やすこと、次に増加する高齢者を効率よく支えることではないか。
  • モビリティマネジメントも重要。シニアが使いやすく元気に移動できる手段や、子育てにおける移動支援等、車からの交通の転換という視点もあるのではないか。
  • 少子化と問題を捉えるのではなく子育て支援という捉え方がよい。また高齢者への支援においても元気な高齢者は高齢者と定義しない等前向きな捉え方をした上で、それに即した各分野における取組を整理するのがよい。
  • 例えばプロモーション、コラボレーション(官民協働、コミュニティ強化)、イノベーション(新しいもの・価値観の創出)の3つに集約するのはどうか。
  • 人口減と高齢化は委員の共通認識のように思われるが、それらに次いで、市内でも地域によって課題も異なることから、地域間格差を採り上げたい。
  • 人口減というが推計によると次期計画期間中はまだ減少せず、増加する。将来の減少に備え、まだ伸びる最後のチャンスという共通認識を持っておく必要がある。
  • 高齢化が一番の問題だが、中でも元気高齢者と要介護高齢者の間の層が最も多く、この層がひきこもらずに社会・地域への参加を促すソフト面の施策が重要。
  • 各委員が重視すべきと考える課題は様々で、レベルの整理が必要ではないか。
  • 各委員からの意見を事務局でまとめ、まとまったものに関する必要な取組として、いずれ各委員から事業提案を頂いてはどうか。

(4)その他

次回は1月21日(水曜日)午後3時から、場所は日立コラボレーションスクエア柏の葉とする。
次々回は2月24日(火曜日)午後1時30分から、場所は本庁舎5階第5・6委員会室とする。

以上