(第五次総合計画)柏市総合計画審議会(第1回)会議録

1 開催日時

平成26年11月5日(水曜日)午前10時~正午

2 開催場所

柏市役所本庁舎第5、6委員会室

3 出席者

(1)委員

浅野委員、小野委員、金江委員、亀岡委員、貞広委員、篠原委員、田中委員、谷一委員、溜川委員、常野委員、寺嶋委員、長妻委員、林委員、深津委員、藤井委員、藤原委員、宮部委員、村田委員、森委員、山田委員、山名委員、渡邊委員 (22人/25人)

(2)市・事務局

秋山市長、関口副市長、石黒副市長、岩崎企画部長、企画部奥山参事、飯田企画調整課長、他8名

4 傍聴者

4名

5 議題等

  1. 正副会長の選出
  2. 審議会の進め方
  3. 柏市の現状と将来の課題について
  4. 柏市の将来人口推計について

6 配布資料

資料1 次第
資料2-1 柏市総合計画審議会座席表
資料2-2 柏市総合計画審議会委員名簿
資料3-1 柏市総合計画策定条例
資料3-2 柏市総合計画審議会規則
資料4 柏市第五次総合計画 総合計画審議会の進め方
資料5 柏市の現状について
資料6 柏市の将来の課題
資料7 柏市の将来人口について
資料8 柏市第五次総合計画策定基礎調査報告書(及び別冊資料編
資料9 柏市第四次総合計画後期基本計画(概要版)

7 議事要旨

(1)市長挨拶

これまでの計画は拡大方向の内容となっていたが、今後は右肩上がりが望めない時代に入り、人口減の可能性も指摘される一方、高齢化、保育ニーズの高まり等への対応が期待される中で、計画を策定しなければならない。

委員には、それぞれの専門分野のみならず市全体で見て、限られた財源の中で優先して取り組むべきことを踏まえ、議論をお願いしたい。

(2)正・副会長の選出

会長を寺嶋委員、副会長を小野委員に決定。

(3)審議会の進め方について

事務局より資料4に基づき説明。これに関し、主に次のような質疑・意見が出た。

  • 市が厳しい状況下で出してきた案について、委員からの意見や質問はどの程度の影響をもつか。例えば、事業の優先順位を変える等までコミットできるのか。
    (回答)実施の有無の検討だけでなく、実施方法も含め、如何に持続できる地域をつくるかを議論頂きたい。特に行政の役割が整理できればよい。
  • 検討に当たり必要な資料は、要望すれば出してくれるのか。
    (回答)判断・検討に寄与できるよう、出来るものについては出していきたい。
  • 会議の場で思いつかなくても、後でも問い合わせ等できるのか。
    (回答)遠慮なく言ってほしい。一人からの問い合わせでも、全委員に等しく情報は提供したい。
  • Ÿ資料請求の際に、意見の提出は可能か。
    (回答)基本的にはメールで頂きたい。今後web上で情報共有・意見提出できる場の設置も検討。
  • Ÿ代理出席や、委員意見の事前資料配布は可能か。
    (回答)代理出席は委員個人に対しお願いしているので不可能と考える。意見は是非事前に事務局にお寄せ頂きたい。そのための様式等についても検討したい。

(4)柏市の現状と将来の課題について

事務局より資料5・6に基づき説明。これに関し、主に次のような質疑・意見が出た。

  • Ÿもはや人口増で成長する時代ではない。今回は、したい話・自身のホームグラウンドの話ではなく、市全体としてどのような課題があるかを理解した上で優先順位をつけざるを得ない。そのためには勉強も必要。
  • Ÿ資料は市全体としての課題だが、市民個人での将来の課題はどう反映・検討するのか。パブリックコメントは決まった人しか反応しないので、アンケート等もあるのではないか。
    (回答)市民ワールドカフェを北部・中部・南部で開催し、無作為抽出で選出した市民に課題を検討して頂き、意見の把握に努めている。
  • Ÿ実施計画が無くなると、計画の実現をどう担保するのか。
    (回答)基本計画に優先的に取り組む事業を盛り込み、進捗を管理、優先順位が下がった場合は入れ替えることで実効性を担保したい。
  • Ÿ人口は北部が増えれば柏駅周辺が減るのは必然であり、どちらかを優先させて考えるなら、どちらも増やすのは困難ではないか。
    (回答)定住人口には一定のパイはあるが、柏駅周辺は来街者を積極的に呼び込むことを考えている。
  • Ÿ 面的に考えると、東葛北部を含めて考える必要もあるだろう。PRが必要ということだろうが、それは周囲も考えてということか。
    (回答)一つのエリアとしては考えている。都市間競争でもあり、周辺自治体の施策を見ながら計画を考えたい。
  • Ÿ人口減の中で柏が選ばれることを目指し、縦割りではなく横断的に取り組むことを意識して進めるということで、基本的に合意して検討してはどうか。
    (回答)市としても同様に考えており、そのために分科会で区切って検討を行うのではなく、共通の目目標に基づき各々がどう考えるかという横串の検討を行いたい。
  • Ÿ 資料では出生率が高いとある。人口の推移は判るが、出生率の正確な分析資料が欲しい。

(5)柏市の将来人口について

事務局より資料7に基づき説明。これに関し、主に次のような質疑・意見が出た。

  • 推計は夜間人口だが、柏市は来街者も多いので、昼間人口の動態も考える必要はないか。
    (回答)昼間人口も今後明らかにし、集計ができ次第報告したい。

(6)その他

  • 次回は12月19日(金曜日)午後1時30分からとする。
  • 原則は2時間とするが、検討状況等によっては延長も可(用事がある方は適宜退席)とする。