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概要

広報かしわ

時=とき 所=場所 対=対象 定=定員 内=内容 講=講師 費=費用 持=持ち物 申=申込 交=交通 他=その他 問=問い合わせ6 広報      No.1522 平成29年(2017年)2月1日 問柏歯科医師会?7147-6500地域医療推進室?7197-1510保健所地域健康づくり課?7167-1256◎柏歯科医師会のホームページでは、情報誌「かむかむだより」のほか、市内の歯科診療所の検索、各種健診・訪問歯科事業等の情報をご覧いただけます このコーナーでは、歯・口こう腔くうの健康に役立つ豆知識や、市の特色ある取り組みを紹介します。◎柏歯科医師会の皆さんと制作し、毎月1日号で連載同会ホームページはこちらから▼今は、キュア(治療)からケア(予防)の時代です。むし歯や歯周病にならないように歯科医院に通院しましょう。障害のあるかたは、歯を削る治療を受けることがとても大変です。口の中に問題がない幼少期から通院すれば、歯科医院は嫌なところではなくなります。特殊歯科診療所は、また行きたくなるような歯科を目指しています。歯やお口の健康は、失って初めてその大切さに気付くものの一つです。失わないためには、日頃のお手入れや定期的な受診が必要ですが、歯医者ってハードルが高いですよね。そのハードルを少しでも下げるお手伝いをしているのが私たち特殊歯科です。 相談だけでもお気軽に  いらしてください。治療の様子歯みがき指導の様子摂食嚥下訓練 特殊歯科診療所は、障害のある乳幼児から、介護が必要な高齢者まで、さまざまな年代のかたに利用されています。医療公社医療センターが運営する特殊歯科診療所「かむかむ歯科診療所」の歯科医師、宮下先生と下町先生に聞いてきました。Q どのようなかたを対象にどのような治療をしていますか?宮下先生 精神発達遅滞、自閉症、肢体不自由、認知症、歯科恐怖症、嘔吐(おうと)反射など、一般の歯科医院では対応が難しいかたのための診療所です。 また、食べたり飲んだりする機能に障害があるかたにも対応しています。摂食嚥下(えんげ)外来では、必要に応じて各種検査を行っていて、診断の結果によって、そのかたの状況に応じた指導や訓練もしています。下町先生 治療の内容は、むし歯や歯肉炎、歯周病の治療など、基本的には一般の歯科医院と同じですが、特殊な配慮が必要なかたには、静脈内鎮静法や全身麻酔にも対応できる設備が整っています。Q 摂食嚥下障害とはどのような症状ですか?宮下先生 例えば「おっぱいやミルクがうまく飲めない」「かまないで丸飲みをしてしまう」「食事に時間がかかる」「食べ物を飲み込まない」「むせやすい」などの症状のことです。このような症状が頻繁に起こっている場合は、摂食嚥下障害かもしれませんので、ご相談ください。バリアフリーの広く明るい診療室全身麻酔室?次回は特殊歯科診療所 宮下直也先生?特殊歯科診療所 下町香苗先生?柏市医療センター特殊歯科診療所所在地/柏下65-1 ウェルネス柏1階診療日/火?土曜日受付時間/午前9時?11時30分、午後1時?4時?7128-2233 FAX 7128-2255● 施設案内●柏駅至 松戸J R 常磐線●柏市役所 北柏駅●柏公園市民文化会館●東京慈恵会医大柏病院●至 我孫子ウェルネス柏通院しているかたの保護者の皆さんに聞いてみました26歳までほとんど歯科医院に連れて行っておらず、おとなしく治療を受けられるのかが心配でしたが、嫌がることもなく、通院を楽しみにしているようです近隣に特殊歯科診療所が少ないので、貴重な存在です。それまでは、遠くまで行かなくてはならなかったので、ずっと継続してもらいたいです小さな目標を細かく設定しながら診察を進めてくれるので安心しています。診察中も診察後もたくさん褒めてもらえるので喜んでいますレントゲンや内視鏡で飲み込みの検査ができ、映像で食べ物の流れを見ながら指導してもらえるので、分かりやすく安心です小さなことでも相談できるので安心して治療が受けられます●治療は完全予約制●医師か歯科医師の紹介状か「療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳」のいずれかをお持ちであれば受診可●摂食嚥下外来は紹介状がなくても受診可?まずは、一度ご相談ください