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広報かしわ
4 平成29年(2017年)2月1日70 古紙配合率70%再生紙と植物油インキを使用しています。また、見やすいユニバーサルデザインフォントを採用しています。 ご家庭でのPC学習に役立つメニュー等をそろえたホームページや柏の学校のことがよく分かるブログを展開しています。ぜひチェックしてみてください。● ITアドバイザーオンラインホーム(家庭学習支援)ITアドバイザー 家庭検索Webでもいろいろ発信中!リーダー 田中 香穂里さん柏市教育委員会 教育研究所 冨高 誠司 指導主事I(一緒に)T(楽しく)学んでいますさらなる向上を目指して 携帯電話やスマートフォンを持ち始める時期の低年齢化や所持率の増加などから、子どもたちがトラブルに巻き込まれるケースが増えてきています。トラブルを未然に防ぎ、よりよい使い方が身に付くよう、担任とITアドバイザーによる情報社会のルールやマナーを身に付ける「情報モラル」の授業を小学6年生と中学2年生の2回、全員を対象に行っています。さらに、全学年において、道徳の授業の中でも情報モラルに関する内容を扱っています。 今後の社会では、子どもたちが必要な情報を主体的に収集・判断・処理・発信する能力=情報活用能力が求められています。 この情報活用能力を育むために、市では、小学1年生から成長の度合いに応じて、順序立てて学習できるよう授業内容を組んでいます。例えば、小学1年生ではログインやクリックなどの基本操作、3年生ではホームポジション(キーボード入力の時に一番最初に指を置く位置)からのローマ字入力、5年生ではプレゼンテーション作成など、学年に応じた教育を全学級で行っています。 2020年からの新しい学習指導要領では、小学校でのプログラミング教育の必修化が示されました。そこで、市では全国に先駆けて、今年の4月から小学4年生全員を対象にプログラミング教育を開始します。 このプログラミング教育では、コーディング(プログラミング言語を用いた記述方法)を覚えることではなく、論理的に物事を考えていく力(プログラミング的思考)を育むことを目的に、世界的に使用されている子ども向けのプログラミングソフト「Scratch(スクラッチ)」を活用して、物事を順序立てて考える経験を積む授業を行います。 ITアドバイザーは、情報教育を専門とする支援員です。柏の情報教育授業では、担任の先生と一緒に参加し、学習効果を高める役割を果たしています。 例えば、情報モラルであれば、講義式のような受け身の授業ではなく、コンピューターを使い、アンケートやクイズ、ネット依存チェックなど、子どもたちが参加しながら学習できるよう工夫をしています。また、トラブルの多いSNS に関しても「危険」「使用禁止」ではなく、「特徴を知って賢く使おう」が私たちIT アドバイザーからのメッセージです。 これからも、1人でも多くの子どもたちに教え、伝えていくとともに、一緒に楽しく学んでいきたいと思います。 大学入試改革により、コンピューターを使用して受験する方法が検討されているように、今後はさらに情報を活用する能力が求められます。 市では、教師が授業の中でICT機器を効果的に活用し、子どもたちにとって楽しく、そして分かりやすい授業ができるように、ICT機器を整備するとともに、教職員研修をより充実させ、教師の指導力向上を図ります。 また、子どもたちの発達段階に応じた情報を活用する能力、論理的に物事を考える力(プログラミング的思考)、情報モラルの3つの力をバランス良く育成することを目指していきます。情報を活用する力論理的に考える力「情報社会に必要な力を身につける」3つの力を育む情報教育を進めています!その1その2その3その1その2その3◎ プログラミング教育について、詳しくは市のホームページでトラブルを防ぐ力その1その2その3 情報教育を支えるITアドバイザー●教えて!先生 柏の学校あれこれ柏の学校あれこれ検索教えて!第1号あいちゃんITアドバイザーマスコットキャラクターてぃーくん